速攻魔法 自分フィールド上に魔法使い族モンスターが 表側表示で存在する場合に発動する事ができる。 自分フィールド上のモンスター１体を生け贄に捧げ、 手札から魔法使い族モンスター１体を特殊召喚する。 その後、フィールド上のモンスター１体を破壊する事ができる。
STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2で登場した速攻魔法。
手札の魔法使い族を特殊召喚する効果に加え、モンスターを１体破壊する事もできる。
魔法使い族モンスターの強力なサポートカードであり、非常にトリッキーな効果を持つ。
単純に使用するとディスアドバンテージになるが、使い方次第で大きなアドバンテージを得ることができる。
相手の《炸裂装甲》等にチェーンして発動すれば、《炸裂装甲》を不発にし、さらにモンスターの破壊と、相手のカードを２枚消費させることができる。
魔法使い族モンスターの攻撃後にこのカードで新たなモンスターを特殊召喚すれば、魔法使い族モンスターの連続攻撃で、相手に大きなダメージを与えることも可能である。
速攻魔法ならではの応用力の高さが最大の利点である。
特殊召喚するモンスターにレベルの制限はないため、最上級モンスターを呼び出せば、大きなアドバンテージを得ることができる。
高レベルモンスターを特殊召喚する場合は、相手の魔法・罠カードを殲滅できる《黒・魔・導》等の強力な専用カードを有する《ブラック・マジシャン》、モンスター除去効果を持つ《魔法の操り人形》、対象にとるモンスター効果に耐性を持つ《カオス・マジシャン》、自軍のモンスターを帰還させる効果を持つ《Ｄ・Ｄ・Ｍ》等が候補となるだろう。
手札に魔法使い族モンスターが必要ではあるが、効果が通れば無条件に場のモンスターを破壊できるのも強力。
効果の流れとして、下記の処理が一連して行われる。
１．効果発動時の処理について、自分フィールド上に表側表示の魔法使い族がいることが発動条件となる。
このカードの発動にチェーンして、《破壊輪》等で自軍のモンスターが１体もいなくなってしまった場合は、リリース対象が存在しないため効果は不発となる。
２．効果解決時のリリースの処理について、このタイミングで魔法使い族がいなくても、他に生け贄にできるモンスターがいればそのカードをリリースし処理が続行される。
生け贄にするモンスターが効果解決時に存在しない場合はこのカードは不発となる。
生け贄はコストではなく、このカードを《マジック・ジャマー》等で無効化されても、生け贄でモンスターを失うことはない。
生け贄は魔法使い族である必要はなく、トークンでもよい。
生け贄を対象をとる効果ではない。
３．特殊召喚の処理について、特殊召喚する魔法使い族にレベル等の制限はないが、《黒の魔法神官》等の召喚制限を持つモンスターはもちろん特殊召喚できない。
このカードの発動に《ダスト・シュート》をチェーンされ、手札に魔法使い族がいなくなった場合、効果は不発となる。
４．モンスター破壊効果の処理について、まずこの効果を使うか否かを選択する。
この破壊効果は対象をとる効果ではなく、《青氷の白夜龍》も問題なく破壊できる。~ フィールド上のどのモンスターも破壊可能であり、裏側守備表示のカードであっても自分のモンスターであっても破壊することができる。
「フィールド上のカードを破壊する効果」として扱われないために、《我が身を盾に》や《スターダスト・ドラゴン》で破壊を無効化できない。
４．モンスター破壊効果を使用せず、かつチェーン１でこのカードを発動している場合、直後に特殊召喚成功時のタイミングが訪れる。
《混沌の黒魔術師》の魔法カード回収効果や《奈落の落とし穴》が発動できる。
逆にモンスター破壊効果を使用した場合、《奈落の落とし穴》や《激流葬》で破壊される心配がなくなる。
《ディメンション・マジック》 場に魔術師がいる時、モンスターを２体生贄に捧げ、 手札より魔術師を１ターンのみ特殊召喚できる。 このターン魔術師の連係攻撃によってモンスター１体を破壊する。
４：１交換となり、２体の魔術師がいなくては破壊効果が発動できず、実物のと比べると明らかに弱さが目立つが、《ラーの翼神竜》を倒す切り札としてデッキに入れていたのだろう。
神は魔法では破壊出来ないはずだが、それが可能だったのは連係「攻撃」だった為だろう。
これによって遂に魔術師師弟が揃い踏みとなり、《ラーの翼神竜》の破壊に成功した。
ちなみに、《ブラック・マジシャン》及び《ブラック・マジシャン・ガール》の連携魔法攻撃の技名は、｢ブラック･バーニング･マジック｣。
Ｑ：生け贄に捧げるモンスターを選択するのはいつですか？
Ａ：効果解決時です。
Ｑ：自分の場に《ホーリー・エルフ》と《クリッター》がいる時に、このカードを発動し、生け贄に《クリッター》を指定しました。 このカードに相手がチェーンし、《死者への供物》で《ホーリー・エルフ》を破壊しました。 この場合、このカードは不発になりますか？
Ａ：《クリッター》を生け贄に捧げ、このカードの効果が適用されます。(08/05/10)
Ｑ：このカードの発動に《生贄封じの仮面》をチェーンされた場合、処理はどのようになりますか？
Ａ：調整中(08/06/25)
Ｑ：《クロス・ソウル》発動し、生け贄対象に選んだカードを、このカードの生け贄に捧げることは可能ですか？
Ａ：可能です。（08/06/30）