*《デスカイザー・ドラゴン》 [#me15f369]
 シンクロ・効果モンスター
 星6/炎属性/アンデット族/攻2400/守1500
 「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
 このカードが特殊召喚に成功した時、
 相手の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を選択し、
 攻撃表示で自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
 このカードがフィールド上に存在しなくなった時そのモンスターを破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//WJ26号

 [[CROSSROADS OF CHAOS]]で登場した[[炎属性]]・[[アンデット族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[特殊召喚に成功した]]時に[[相手]]の[[墓地]]から[[アンデット族]][[モンスター]]を[[蘇生]]できる[[効果]]を持つ。~
// [[特殊召喚に成功した]]時に[[相手]]の[[墓地]]から[[アンデット族]][[モンスター]]を[[蘇生]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 [[チューナー]]ではない方の[[シンクロ素材]]を[[アンデット族]]と指定しているため、[[【アンデット族】]]以外では扱いにくい。~
 さらに[[効果]]で[[特殊召喚]]できる[[対象]]が「[[相手]]の[[墓地]]の[[アンデット族]]」なのだから難しい。~
 通常、ほとんどの[[デッキ]]を[[相手]]とする場合は[[《魂を削る死霊》]]ぐらいしか[[対象]]が存在しないだろう。~
 ただし、[[《魂を削る死霊》]]を選択して[[特殊召喚]]しても[[《早すぎた埋葬》]]や[[《リミット・リバース》]]等と同様に[[特殊召喚]]した後も[[特殊召喚]]した[[モンスター]]を対象をとり続けるため[[破壊]]されるので注意。 

 しかし、[[《アンデットワールド》]]を使えば話は別である。~
 [[相手]][[墓地]]の[[蘇生]]可能な[[モンスター]]ならば何でも奪うことが可能となるのだ。~
 また、[[《アンデットワールド》]]の影響下では[[チューナー]]でない[[モンスター]]の縛りもなくなる。~

 このカードの最大の強みは即座に[[相手]]の[[墓地]]に存在する[[レベル]]5以上の[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]出来る事である。~
 [[レベル]]4以下なら[[《ゾンビ・マスター》]]と[[《闇竜の黒騎士》]]、[[戦闘破壊]]前提なら[[《真紅眼の不死竜》]]で賄うことが可能である。~
 だがフィールドに出た瞬間に[[相手]]の強力な[[アンデット族]][[モンスター]]を奪えるのはこのカードだけである。~

 上記の[[《アンデットワールド》]]との組み合わせで、現在猛威を振るっている[[シンクロモンスター]]や強力な[[制限カード]]すら奪い取ることが可能。~
 特に狙いたいのが[[《剣闘獣ガイザレス》]]や[[《混沌の黒魔術師》]]などの[[特殊召喚]]時に[[効果]]を発動する強力な[[モンスター]]の[[コントロール奪取]]。~
 どちらも[[墓地]]に残りにくいのが難点だが、前者は[[《激流葬》]]や[[《天罰》]]、後者は[[《異次元からの埋葬》]]などで[[墓地に送って>墓地に送る]]おけば、一気に戦局を変えることも可能になる。~

 [[墓地]]に複数存在する場合、[[相手]]に[[《死者蘇生》]]で[[蘇生]]されると全ての[[コントロール]]を奪われるので注意。~
 無制限時代の[[《混沌の黒魔術師》]]を思い出させる光景である。~
 もっとも、このような状況は殆どないと思われるが。

-[[シンクロ召喚]]以外の[[特殊召喚]]でも[[効果]]は[[発動]]する。

-[[相手]]の[[墓地]]に[[《ゾンビキャリア》]]が存在する場合、この[[カード]]で[[蘇生]]することで[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]が[[特殊召喚]]できる。~
さらに[[《馬頭鬼》]][[《生者の書−禁断の呪術−》]]でこの[[カード]]と[[相手]][[墓地]]の[[《ゾンビキャリア》]]を使いまわすことで、[[自分]][[フィールド]]に[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]をずらりと並べることができる。~
[[《ゾンビキャリア》]]は多くの[[デッキ]]で使われる[[チューナー]]なので、[[《アンデットワールド》]]軸でない[[【アンデット族】]]でもこの[[カード]]を[[エクストラデッキ]]に投入する価値は十分にある。

-公に情報の流れた、初の「[[チューナー]]と[[チューナー]]でない[[モンスター]]両方を制限する[[シンクロモンスター]]」である。~
(登場自体は[[《ハイドロ・ジェネクス》]]が先である。)

-[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]]の収録カードと[[シナジー]]するように作られた[[モンスター]]である。~

-名前や[[イラスト]]、[[種族]]以外のステータスの類似から[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]が不死化した[[モンスター]]だろう。~
古参のデュエリストは[[《カイザー・ドラゴン》]]のことを思い浮かべるかもしれない。~
しかし元の[[モンスター]]と思われる[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]の効果とは似ても似つかない。~
一応[[蘇生]]させた[[モンスター]]と同時に[[攻撃]]すれば[[2回攻撃]]出来るが…。~
それとも[[モンスター]]が2回続けて[[召喚]]される事で、[[デュアル]]の[[再度召喚]]を意識しているのだろうか?

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#hc730fd9]
-[[《ゾンビキャリア》]]

-[[《ゾンビ・マスター》]]

-[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]

―[[特殊召喚]]した[[モンスター]]を道連れにする
-[[《エーリアン・マザー》]]
-[[《魔族召喚師》]]

//-[[《デスカイザー・ドラゴン》]]
//
-[[《荒ぶるアウス》]]
-[[《逆巻くエリア》]]
-[[《燃え盛るヒータ》]]
-[[《吹き荒れるウィン》]]

-[[《地獄の門番イル・ブラッド》]]

//―《デスカイザー・ドラゴン》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**収録パック等 [#fb5e43d7]
-[[CROSSROADS OF CHAOS]] CSOC-JP043 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#y83bd27f]
Q:それぞれの[[効果]]分類は何ですか?~
A:蘇生する効果は[[誘発効果]]でフィールド上から離れた時に[[特殊召喚]]したモンスターを[[破壊]]するのはその[[誘発効果]]の一部です。(08/07/21)

Q:「[[チューナー]]以外の[[アンデット族]][[モンスター]]1体以上」の内、全てが[[アンデット族]]である必要がありますか?~
A:はい、そうです。(08/07/21)


Q:[[特殊召喚に成功した]]時に[[発動]]する[[蘇生]][[効果]]は[[対象]]を取りますか?~
A:はい、取ります。(08/07/21)

Q:この[[カード]]の[[特殊召喚]][[効果]]を[[発動]]し、[[効果]]処理の段階でこの[[カード]]が[[フィールド]]上に存在しないまたは裏側表示なった場合どのような処理になりますか?~
A:選択したモンスターは[[特殊召喚]]され、[[破壊]]されず[[フィールド]]上に残り続けます。(08/09/03)

Q:[[蘇生]][[モンスター]]の[[自壊]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:いいえ、作りません。(08/07/21)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~