《デステニー・ミラージュ/Destiny Mirage》 †
通常罠
自分フィールド上の「D−HERO」と名のついたモンスターが
相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。
このターンに破壊され墓地へ送られた「D−HERO」と名のついたモンスターを、
全て自分フィールド上に特殊召喚する。
POWER OF THE DUELISTで登場した、破壊されたD−HEROを蘇生させる通常罠。
複数破壊されていてもその全てが蘇生可能であり、《聖なるバリア−ミラーフォース−》等により被った甚大な損失を瞬時に取り戻すことができる。
しかし、蘇生不可能な《D−HERO Bloo−D》《D−HERO ドグマガイ》《D−HERO ダブルガイ》には使用できない。
加えて、《奈落の落とし穴》等によって破壊された後除外された場合は発動できないため、過信は禁物である。
懸念としては、元々のステータスが貧弱なD−HEROの対戦相手がメタデッキである場合が想定される。
使い捨て感覚でどんどん戦闘で破壊されていくため、使用する機会をほとんど得られないこともあるだろう。
- 原作・アニメにおいて―
「十代&エドVS美寿知」のタッグデュエル戦でエドが使用。
この時は、フィールド上に「戻す」効果であり、《D−HERO ダイハードガイ》を戻したのだが、十代の後先考えないプレイによって無駄に終わっている。
- このカードが登場したとき、十代が同時に《エレメンタル・ミラージュ》というカードを発動している。
こちらも同じく、E・HEROと名のついたモンスターを、フィールド上に戻す効果であった。
では何故片割れだけがカード化されないのか?
実はこの時、「蘇生」が不可能である《E・HERO フレイム・ウィングマン》を戻しているのである。
アニメでは蘇生制限が無いのでこのシーン自体に問題は無いのだが、このカードと同じく「戻す」を「特殊召喚」に変更してしまうと、アニメの再現ができなくなってしまう。
こういったジレンマから、やむなく片方だけをOCG化させた可能性がある。
なお、3年目の「十代VSオブライエン」にて、この《エレメンタル・ミラージュ》のテキストが、「召喚条件を無視して特殊召喚する」に書き換えられていた。
関連カード †
収録パック等 †