カウンター罠 (1):自分フィールドの「デストーイ」モンスターを対象とする モンスターの効果・魔法・罠カードを相手が発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 その後、以下の効果を適用できる。 ●対象となった「デストーイ」モンスター1体を墓地へ送り、 レベル8以上の「デストーイ」融合モンスター1体を 融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、次の自分エンドフェイズに除外される。
ディメンション・オブ・カオスで登場するカウンター罠。
デストーイを対象とするモンスター効果・魔法・罠カードの発動を無効にして破壊し、そのデストーイを墓地へ送ってレベル8以上のデストーイを特殊召喚する効果を持つ。
おまけ効果のついたデストーイ専用のカウンター罠である。
カードの種類を問わずに無効にできるが、ほぼ全て融合モンスターであるデストーイを対象にとる効果専用のため、範囲は限定される。
もっとも、【ファーニマル】においては、デストーイ以外はほぼ融合素材要員であり、手札融合等の存在もあり、フィールドに出した上で守りたい場面は少ない。
注意すべき点があるならば、デストーイを守る目的であっても、対象を取らない全体除去等には対応できない点が最大の弱点だろう。
また、デストーイを呼び出す前に《融合》そのものを無効にされる等、依然として穴は残るため、過信はしないようにしたい。
抜け道はあるとはいえ、《デストーイ・シザー・タイガー》や《デストーイ・シザー・ウルフ》の効果をより確実に通すことができ、優秀な補助となる。
特に、《デストーイ・シザー・タイガー》の場合、除去が通った後で後半の効果により、攻撃力がより高いモンスターに入れ替えると相性が良い。
また、このカードは《エッジインプ・チェーン》のサーチに対応するため、その点で他のカウンター罠と差別化でき、牽制としても機能する。
その融合召喚先である《デストーイ・チェーン・シープ》が破壊への自己再生を持つため、このカードでバウンス等から守れれば場持ちは格段に良くなる。
追加効果として、対象となっていたデストーイを墓地に送れば別のデストーイを融合召喚扱いで呼び出せる。
あくまで任意であり、ただの特殊召喚ではなく入れ替えのためアドバンテージは稼げないため、使用するべきかは場面に応じて判断したい。
対応しているのは現状では《デストーイ・マッド・キマイラ》のみだが、最大の欠点であった重さを克服でき、他のデストーイよりも攻撃力は高いため、狙う意義は充分にあるだろう。
自分のエンドフェイズに除外されてしまうが、融合召喚扱いのため、帰還は可能である
―イラスト関連
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