*《デストラクト・ポーション/Destruct Potion》 [#h0f55af2]
*《デストラクト・ポーション/Destruct Potion》 [#top]
 通常罠
 自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの
 攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。
//英語名:
// ttp://www.youtube.com/watch?v=O7qXnYQ8N2g
// 上記動画の4:36周辺
 選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。

 [[ABSOLUTE POWERFORCE]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[《神秘の中華なべ》]]とよく似た[[効果]]を持つが、必ず[[攻撃力]]分[[回復]]する点、[[罠カード]]であり速攻性がなく[[無効]]化されやすい点から、単なる[[回復]][[カード]]としてみれば[[下位互換]]である。~
 [[《神秘の中華なべ》]]とは違い、[[《精神操作》]]で[[コントロール]]を得た[[相手]][[モンスター]]に使うこともできるが、それならば[[《生贄の祭壇》]]を使ったほうがよい。~
 これらの存在から[[回復]][[効果]]についてはおまけとして考えるしかない。~
 [[自分]]の[[モンスター]]を[[破壊]]し、その[[攻撃力]]分の[[ライフ]]を[[回復]]する[[効果]]を持つ。~

 [[自己再生]][[モンスター]]を主軸にする[[デッキ]]では、それらの[[モンスター]]と相性の悪い[[除去]]を回避する手段として有用である。~
 例えば、[[相手]]の[[《次元幽閉》]]や[[《奈落の落とし穴》]]に[[チェーン]]して[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[破壊]]すれば、[[ライフ]]を[[回復]]した上で[[自己再生]]につなげることができる。~
 この場合、対象が狭くなった代わりに[[回復]]のおまけがついた[[《亜空間物質転送装置》]]と考えることができる。~
 [[回復]]はできないが、[[除去]]回避目的ならば[[裏側表示]]でも[[破壊]]できる。~
 そのため[[回復]]を無視しても、[[除去]]回避用の[[カード]]として[[《亜空間物質転送装置》]]に勝る点がある。~
//この記述を削除する理由を明記せず削除した場合、荒らしとして報告します 
//書いたのに消されたのですけど?
//誰が消したかはわかりませんが、お手数ですが、もう一度書いてください。
//対象を維持するための亜空間物質転送装置と違い、こちらは結局戦力を失うことに変わりはないため、効果範囲のみをみて亜空間物質転送装置と比較するのは適切ではないと思います。
//このカードは自己再生モンスターを主力にするデッキでのみ真価を発揮できます。発動対象が自己再生である以上戦力を失うことにはなりません。このカードは言うなれば対象をせまくした代わりに回復がついた亜空間物質転送装置というべきもので、鍋や指輪とは似た性質を持っておりません。
//了解。納得した。せやけど、亜空間物質転送装置を並べて書くなら、同じブロックに纏めておいて欲しい。自己再生モンスターを絡めてあるならわかるけど、独立してたらカード単体で見ることになるから意味わからん。
//これでいいのかな?ずらしただけだが
//うん、ありがとうございます。
//このコメントアウト、もう消していい?
 [[《神秘の中華なべ》]]とよく似た[[効果]]を持つが、相違点として「[[リリース]]ではなく[[破壊]]である事」「[[カードの発動]]時の[[コスト]]ではなく[[効果処理時]]に[[破壊]]を行う事」「[[罠カード]]である事」「[[攻撃力]]分しか[[回復]]できない事」が挙げられる。~
 [[罠カード]]であるが故に速効性がなく、単なる[[回復]][[カード]]としてみれば[[《神秘の中華なべ》]]の[[下位互換]]である。~
 [[《神秘の中華なべ》]]とは違い、[[《精神操作》]]で[[コントロール]]を得た[[相手]][[モンスター]]に使う事も可能ではあるが差別化する利点にはなりにくい。~
 [[回復]][[効果]]のみを使用するのではなく、「選択した[[モンスター]]を[[破壊]]する」[[効果]]を重視して使いたい。~

 [[破壊]]と[[回復]]は同時であるため、[[タイミングを逃す]]ことなく[[任意効果]]を活用できるため、類似[[カード]]の中では[[トリガー]]としてかなり優秀。~
 [[破械]]等の[[破壊された]]時の[[効果]]を持つ[[モンスター]]との併用が有力。~
 [[破壊された]]場合の条件を持つ[[自己再生]][[モンスター]]を主軸にする[[デッキ]]では、[[回復]]に加え[[自己再生]]が可能になるため消費を抑えられる。~
 また、[[破壊]]以外の[[除去]]を回避する手段として有用である。~
 例えば、[[相手]]の[[《次元幽閉》]]や[[《奈落の落とし穴》]]に[[チェーン]]して[[《ネフティスの鳳凰神》]]や[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]を[[破壊]]すれば、[[ライフ]]を[[回復]]した上で[[自己再生]]、および[[効果の発動]]に繋げる事ができる。~
 [[《亜空間物質転送装置》]]と異なり、[[破壊された]]時の[[トリガー]]となりつつ、[[回復]]により[[直接攻撃]]で敗北する危険性を減らすことができる。~
 [[回復]]はできないが、[[墓地へ送る]]事が目的ならば[[裏側表示]]でも[[破壊]]できる。~
 そのため、能動的な[[破壊]]用の[[カード]]として使える。~

 [[【インティ&クイラ】]]はこれらの中間に相当し、[[シンクロモンスター]]だけでなく[[シンクロ素材]]にも[[破壊]]で[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]が多くかなり相性がいい。~
//形式的には全部トリガーだが、感触的には自己再生
 この[[カード]]と相性のいい[[モンスター]]は[[上級モンスター]]が多く、おまけの割に[[回復]]量が多くなりやすいのも評価できる。~
 [[破壊]]を[[召喚]][[トリガー]]とする[[機皇帝]]とも相性は良い。~
 特に、[[自分]]の[[ライフポイント]]が高ければ高いほど[[攻撃力]]が上昇する[[《機皇帝グランエル∞》]]とはかなりの[[シナジー]]が見込める。

 [[《破壊指輪》]]は類似の働きができるが、よほど[[ダメージ]]にこだわらないなら[[デメリット]]のないこちらが選ばれるだろう。
 [[破壊]]と[[回復]]は同時で[[タイミングを逃す]]ことなく[[任意効果]]を活用できるため、類似[[カード]]の中では[[トリガー]]として扱いやすい。~
 [[【インティ&クイラ】]]は[[シンクロモンスター]]だけでなく[[シンクロ素材]]にも[[破壊]]で[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]が多く、かなり相性がいい。~

 [[《破壊指輪》]]は類似の働きができるが、よほど[[ダメージ]]にこだわらないなら[[デメリット]]のないこちらが選ばれるだろう。~

-[[自分]]の[[モンスター]]を[[破壊]]できる[[通常罠]]としては[[ボード・アドバンテージ]]を稼げる[[《トラップトラック》]]がライバルとなる。~
とはいえあちらは[[1ターンに1枚>1ターンに1度]]しか[[発動]]できず、[[発動]]後、[[ターン]]終了時まで[[自分]]は[[罠カード]]を1枚しか[[発動]]できなくなる制約があるため、こちらが勝る場面も少なくない。~
何よりこの[[カード]]自体をあちらから[[サーチ]]できるので、併用するのも手。~

-[[《破壊輪》]]と同じく、何らかの事情でこの[[カード]]による[[破壊]]が失敗した場合、[[回復]]も行われない。~

//-[[モンスター]]を「[[破壊]]する[[効果]]」であるため、[[《スターダスト・ドラゴン》]]に[[効果]]を止められてしまう。~
//[[汎用性]]・採用率の高い[[《スターダスト・ドラゴン》]]が[[相手]]の場に存在するのは決して珍しい状況ではない。
//わざわざ狙って来ない

-[[イラスト]]では、[[《蘇りし魔王 ハ・デス》]]に握りしめられた[[《深淵の冥王》]]が口から[[魂のようなもの>《エクトプラズマー》]]を抜かれている。~
[[道連れにされた>《ヘイト・バスター》]]事への復讐を果たしたのだろうか。~
また、[[イラスト]]からすると[[《強化蘇生》]]の続きなのかもしれない。
--また、英語版では[[イラスト]]が修正され、[[《深淵の冥王》]]の口から出ていた物体が消されてしまっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星&ジャック&クロウvsレクス・ゴドウィン」戦においてレクスが使用。~
アニメでのテキストは以下の通り。
[[《ジャンク・アーチャー》]]の[[効果]]の[[対象]]となった[[《月影龍クイラ》]]を[[破壊]]する事で[[除外]]を防ぎつつ、[[《太陽龍インティ》]]の[[特殊召喚]]へと繋げるというきわめて理想的な戦術を披露した。~
アニメでの[[テキスト]]は以下の通り。
 通常罠
 自分フィールド上に存在するモンスター1体を破壊して発動する。
 自分は破壊したモンスターの攻撃力分のライフポイントを回復する。
[[《ジャンク・アーチャー》]]の[[効果]]の[[対象]]となった[[《月影龍クイラ》]]を[[破壊]]する事で、[[除外]]を防ぎつつ[[《太陽龍インティ》]]の[[特殊召喚]]へと繋げるというきわめて理想的な戦術を披露した。~
--この[[テキスト]]では[[モンスター]]を[[破壊]]するのは[[コスト]]ということになる。~
それでは一部の[[破壊]]されたときに[[発動]]する[[任意効果]]が[[タイミングを逃す]]ので、OCG化に伴い[[強化]]されたといえる。~
--レクスは[[発動]]時「[[永続罠]]」と言っていたが、アニメ版の[[カード]]にも[[永続罠]]のアイコンは無く、[[発動]]後は[[フィールド]]に残っていなかったため、脚本のミスだと思われる。~

//-コナミのゲーム作品において―~
--この[[テキスト]]では[[モンスター]]を[[破壊]]する行為が[[コスト]]になる。~
それでは一部の[[破壊]]されたときに[[発動]]する[[任意効果]]が[[タイミングを逃す]]ので、[[OCG]]化に伴い[[強化]]されたといえる。~

//-神話・伝承において―~
--レクスは[[発動]]時「[[永続罠]]」と言っていたが、アニメ版の[[カード]]にも[[永続罠]]のアイコンは無く、[[発動]]後は[[フィールド]]に残っていなかった為、脚本のミスだと思われる。~

**関連[[カード]] [#ie136e97]
-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では[[ユベル>《ユベル》]]が使用する。~
[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]または[[《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]]の[[特殊召喚]]を狙いに[[破壊]]する。

**関連カード [#card]
-[[《神秘の中華なべ》]]

-[[《本陣強襲》]]
-[[《生贄の祭壇》]]
-[[《破壊指輪》]]

-[[自分]]の[[モンスター]]を[[破壊]]する処理を行う[[カード]]については[[こちら>効果破壊#card1]]を参照。~

―[[イラスト]]関連
-[[《深淵の冥王》]]
-[[《蘇りし魔王 ハ・デス》]]

**収録パック等 [#ia68e7ef]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【インティ&クイラ】]]
-[[【機皇】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ABSOLUTE POWERFORCE]] ABPF-JP069

**FAQ [#zbc12894]
**FAQ [#faq]
Q:[[破壊]]と[[回復]]は同時ですか?~
A:同時扱いです。(09/11/14)

Q:[[回復]]する数値は[[フィールド]]上の数値と[[墓地]]での数値のどちらを参照にしますか?~
A:[[フィールド]]での数値を参照します。(09/11/14)

Q:[[裏側表示]]の[[モンスター]]を[[破壊]]した場合に[[ライフポイント]]は[[回復]]できますか?~
A:[[破壊]]すること自体はできますが、[[ライフポイント]]は[[回復]]しません。(09/12/22)

Q:このカードの[[発動]]時に選択した[[自分]]の[[モンスター]]が[[相手]]の[[《エネミーコントローラー》]]の[[効果]]で[[効果解決時]]に[[相手]][[フィールド]]上に存在している場合でもその[[モンスター]]は[[破壊]]され、[[ライフポイント]]は[[回復]]しますか?~
Q:この[[カードの発動]]時に選択した[[自分]]の[[モンスター]]が[[相手]]の[[《エネミーコントローラー》]]の[[効果]]で[[効果処理時]]に[[相手]][[フィールド]]上に存在している場合でもその[[モンスター]]は[[破壊]]され、[[ライフポイント]]は[[回復]]しますか?~
A:はい、[[破壊]]され[[ライフポイント]]は[[回復]]します。(09/12/22)

Q:[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を選択して[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(12/08/22)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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