*《デストラクト・ポーション/Destruct Potion》 [#h0f55af2]
 通常罠
 自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの
 攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。

 [[ABSOLUTE POWERFORCE]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[自分]]の[[モンスター]]を[[破壊]]し、その[[攻撃力]]分の[[ライフ]]を[[回復]]する。~

 [[《神秘の中華なべ》]]とよく似た[[効果]]を持つが、相違点として「[[リリース]]ではなく[[破壊]]であること」「[[カード]][[発動]]時の[[コスト]]ではなく[[効果解決時]]に[[破壊]]を行うこと」「[[罠カード]]であること」「[[攻撃力]]分しか[[回復]]できないこと」が挙げられる。~
 [[罠カード]]であるが故に速効性がなく、単なる[[回復]][[カード]]としてみれば[[《神秘の中華なべ》]]の[[下位互換]]である。~
 [[《神秘の中華なべ》]]とは違い、[[《精神操作》]]で[[コントロール]]を得た[[相手]][[モンスター]]に使うこともできるが、それならば[[《生贄の祭壇》]]を使ったほうがよい。~
 これらの存在から[[回復]][[効果]]のみを使用するのではなく、「選択した[[モンスター]]を[[破壊]]する」[[効果]]を重視して使いたい。~

 [[自己再生]][[モンスター]]を主軸にする[[デッキ]]では、それらの[[モンスター]]と相性の悪い[[除去]]を回避する手段として有用である。~
 例えば、[[相手]]の[[《次元幽閉》]]や[[《奈落の落とし穴》]]に[[チェーン]]して[[《ネフティスの鳳凰神》]]や[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]を[[破壊]]すれば、[[ライフ]]を[[回復]]した上で[[自己再生]]に繋げる事ができる。~
 この場合、対象が狭くなった代わりに[[回復]]のおまけがついた[[《亜空間物質転送装置》]]と考えることができる。~
 [[《亜空間物質転送装置》]]をはじめとする[[除去]]回避手段は[[フィールド]]ががら空きになりやすく、[[除去]]や[[戦闘破壊]]を回避したものの[[ライフ]]を失いやすい欠点がある。~
 この[[カード]]は[[回復]]効率の高さから欠点を克服しているため、非常に強力。~
 [[回復]]はできないが、[[除去]]回避目的ならば[[裏側表示]]でも[[破壊]]できる。~
 そのため[[回復]]を無視しても、[[除去]]回避用の[[カード]]として[[《亜空間物質転送装置》]]に勝る点がある。~

 [[破壊]]を[[召喚]][[トリガー]]とする[[機皇帝]]とも相性は良い。~
 特に、[[自分]]の[[ライフポイント]]が高ければ高いほど[[攻撃力]]が上昇する[[《機皇帝グランエル∞》]]とはかなりの[[シナジー]]が見込める。

 [[破壊]]と[[回復]]は同時で[[タイミングを逃す]]ことなく[[任意効果]]を活用できるため、類似[[カード]]の中では[[トリガー]]としてかなり優秀。~
 [[【インティ&クイラ】]]は[[シンクロモンスター]]だけでなく[[シンクロ素材]]にも[[破壊]]で[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]が多くかなり相性がいい。~
//形式的には全部トリガーだが、感触的には自己再生
//↑を書いた者だが、別に中間を強調する必要はなかったですね。+下も書いたけど余分でしたね

 [[《破壊指輪》]]は類似の働きができるが、よほど[[ダメージ]]にこだわらないなら[[デメリット]]のないこちらが選ばれるだろう。~

-[[《破壊輪》]]と同じく、何らかの事情でこの[[カード]]による[[破壊]]が失敗した場合、[[回復]]も行われない。

-[[モンスター]]を「[[破壊]]する[[効果]]」であるため、[[《スターダスト・ドラゴン》]]に[[効果]]を止められてしまう点には注意。~
[[汎用性]]・採用率の高い[[《スターダスト・ドラゴン》]]が相手の場に存在するのは決して珍しい状況ではない。

-[[イラスト]]では、[[《蘇りし魔王 ハ・デス》]]に握りしめられた[[《深淵の冥王》]]が口から[[魂のようなもの>《エクトプラズマー》]]を抜かれている。~
[[道連れにされた>《ヘイト・バスター》]]事への復讐を果たしたのだろうか。~
また、[[イラスト]]からすると[[《強化蘇生》]]の続きなのかもしれない。
--また、英語版では[[イラスト]]が修正され、[[《深淵の冥王》]]の口から出ていた物体が消されてしまっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星&ジャック&クロウvsレクス・ゴドウィン」戦においてレクスが使用。~
[[《ジャンク・アーチャー》]]の[[効果]]の[[対象]]となった[[《月影龍クイラ》]]を[[破壊]]する事で[[除外]]を防ぎつつ、[[《太陽龍インティ》]]の[[特殊召喚]]へと繋げるというきわめて理想的な戦術を披露した。~
アニメでの[[テキスト]]は以下の通り。
 通常罠
 自分フィールド上に存在するモンスター1体を破壊して発動する。
 自分は破壊したモンスターの攻撃力分のライフポイントを回復する。

--この[[テキスト]]では[[モンスター]]を[[破壊]]する行為が[[コスト]]になる。~
それでは一部の[[破壊]]されたときに[[発動]]する[[任意効果]]が[[タイミングを逃す]]ので、OCG化に伴い[[強化]]されたといえる。~

--レクスは[[発動]]時「[[永続罠]]」と言っていたが、アニメ版の[[カード]]にも[[永続罠]]のアイコンは無く、[[発動]]後は[[フィールド]]に残っていなかったため、脚本のミスだと思われる。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では[[ユベル>《ユベル》]]が使用する。~
[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]または[[《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]]の[[特殊召喚]]を狙いに[[破壊]]する。

**関連カード [#ie136e97]
-[[《神秘の中華なべ》]]

-[[《生贄の祭壇》]]
-[[《破壊指輪》]]
-[[《本陣強襲》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《深淵の冥王》]]
-[[《蘇りし魔王 ハ・デス》]]

**収録パック等 [#ia68e7ef]
-[[ABSOLUTE POWERFORCE]] ABPF-JP069

**FAQ [#zbc12894]
Q:[[破壊]]と[[回復]]は同時ですか?~
A:同時扱いです。(09/11/14)

Q:[[回復]]する数値は[[フィールド]]上の数値と[[墓地]]での数値のどちらを参照にしますか?~
A:[[フィールド]]での数値を参照します。(09/11/14)

Q:[[裏側表示]]の[[モンスター]]を[[破壊]]した場合に[[ライフポイント]]は[[回復]]できますか?~
A:[[破壊]]すること自体はできますが、[[ライフポイント]]は[[回復]]しません。(09/12/22)

Q:このカードの[[発動]]時に選択した[[自分]]の[[モンスター]]が[[相手]]の[[《エネミーコントローラー》]]の[[効果]]で[[効果解決時]]に[[相手]][[フィールド]]上に存在している場合でもその[[モンスター]]は[[破壊]]され、[[ライフポイント]]は[[回復]]しますか?~
A:はい、[[破壊]]され[[ライフポイント]]は[[回復]]します。(09/12/22)

Q:[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を選択して[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(12/08/22)

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