永続罠 このカードがフィールド上に存在する限り、 相手フィールド上の全てのモンスターのレベルは1つ下がる。
STARDUST OVERDRIVEで登場した永続罠。
全ての相手モンスターのレベルを下げる効果を持つ。
直接的にアドバンテージは得られないが、シンクロ召喚・エクシーズ召喚を多用する相手に対しての嫌がらせとして有用な効果を持っている。
通常のシンクロ召喚は2体以上のモンスターを使用するため、レベル1モンスターを使用しない限り、シンクロ召喚できるシンクロモンスターのレベルはシンクロ素材モンスターの数だけ下がる事になる。
例えば、《ブラック・ボンバー》単体ではレベル5シンクロモンスターが出せる代わりにレベル7シンクロモンスターを出せなくなる。
シンクロメタとして運用するならば、高レベルモンスターをコントロール奪取され、シンクロ素材にされないよう気をつけたい。
勿論完全にシンクロ召喚を妨害しきれる訳ではなく、例えばレベル8シンクロ召喚がレベル6になっても厄介なことには変わりないため過信しないこと。
《フォーミュラ・シンクロン》のシンクロ召喚に至っては何一つ影響がない。
他にも【ローレベル】や【伝説の都 アトランティス】、【ロックバーン】らが相手だと非常に大きなデメリットが発生する。
シンクロ召喚を組み込んでいるデッキに対してはシンクロ召喚をほぼ封じてしまう事が可能。
しかし、違う組み合わせで《ブラック・ローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚されてしまう事もありえるため、気をつけたい。
エクシーズ召喚に関してはさほど影響は大きくないが、それでも相手の目論見が狂うことは間違いないだろう。
エクシーズ召喚はシンクロ召喚のようにモンスターを追加して不足分を補うことができないので、相手が特定のレベルに特化したデッキ構築を行っていれば、エクシーズ召喚そのものを封じる働きができる。
どちらに対しても、2枚発動すれば低レベル・ランクのモンスターを入れていないデッキの動きを封じる事ができる。
また、裏側表示のモンスターにはレベルを下げる効果は適用されない。
裏側表示のモンスターのレベルが関係するものとして儀式魔法があるが、リリースする際表側表示なら1つ下がったレベルとして扱い、裏側表示なら元々のレベルとして扱う。
エラッタされる前のテキストには「相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスター」と書かれていたが、そもそも基本的に永続カードは裏側表示のモンスターには影響しないため、蛇足として削除された。