*《デビル・クラーケン/Fiend Kraken》 [#k6458bcb]
*《デビル・クラーケン/Fiend Kraken》 [#top]
 通常モンスター
 星4/水属性/水族/攻1200/守1400
 海に潜む巨大イカ。海中から突然あらわれ攻撃をする。
 海に潜む巨大イカ。
 海中から突然あらわれ攻撃をする。

 [[BOOSTER4]]で登場した[[水属性]]・[[水族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[水属性]]なので各種サポートを受けやすいが、[[攻撃力]]・[[守備力]]共に今一歩低く、当時から使いどころに迷う[[モンスター]]であったと言える。~

 もしかしたら、の話ではあるが。~
 「デビル」「クラーケン」ともに著名な名前であり、この名前をサポートするカードが出ないとも限らない。~
 もし出てきたら大化けする可能性も否定できない、眠ったカードである可能性もあることは付記しておく。~
 [[水属性]]・[[水族]]の[[通常モンスター]]として見ると、[[《弓を引くマーメイド》]]・[[《海月−ジェリーフィッシュ−》]]の[[下位互換]]である。~
 こちらの利点は[[《スクープ・シューター》]]で[[効果破壊]]されないくらいであり、優先は難しい。~

-このカードは原作出身であるが、一度も復刻されずに[[絶版]]となった貴重なカード。~
特に原作ファン・梶木ファンなら大切にしておこう。~
-イカと貝は同じ軟体動物なのだが、[[《オイスターマイスター》]]が[[魚族]]で、こちらは[[水族]]である。~
しかし、[[《砲弾ヤリ貝》]]は[[水族]]であり、陸上の巻貝であるカタツムリの[[《デビルツムリ》]]に至っては[[昆虫族]]。~
このあたりの[[種族]]設定は、中々いい加減である。~

-[[《デビル・フランケン》]]と名前が似ていなくもない。が、ただそれだけのことである。~
-「クラーケン(Kraken)」とは、北極の海に出没するとされる、巨大な頭足類(タコ・イカ類)の怪物である。~
海の恐怖を怪物としてあらわしたものであり、巨大なウミヘビの姿で表現される[[シーサーペント>海竜族]]とは区別される。~
巨大な体(伝承では全長2.5kmを超える物もいるらしい)で船を襲い、船員を喰うこともあるとされる。~

--元々「クラーケン」とはイカの[[モンスター]]のみを扱う言葉ではないのだが、なぜか和製ファンタジー作品ではこの[[カード]]のように「大きなイカ」の姿で描かれる向きがあった。~
海外ではむしろタコをモチーフにしたものが多数を占める。~
今日では原義に照らしあわせ、多くの[[海洋生物を組み合わせたキメラ的な姿>RUSH:《深淵海竜アビス・クラーケン》]]で描かれることが増えている。~


-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」の「梶木vs遊戯」で登場。~
梶木が海[[フィールド]]に最初に出した[[モンスター]]。~
海中に姿を隠し、[[相手]][[モンスター]]の攻撃を受けずに一方的に攻撃する「シーステルスアタック」を最も活かした[[モンスター]]であった。~
「決闘者王国編」の「遊戯vs梶木」戦において、梶木が[[海>《海》]][[フィールド]]に最初に出した[[モンスター]]。~
海中に姿を隠すことで、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を受けずに一方的に[[攻撃]]する「[[シー・ステルス・アタック>《潜海奇襲》]]」を最も活かした[[モンスター]]であった。~
最後は陸に打ち上げられ、[[フィールド]][[効果]]を得られずに[[《カース・オブ・ドラゴン》]]に倒された。~
~
必殺技は「粉骨砕身(ゲソ・サブミッション)」。~
水中に引き込み関節技でバラバラにするらしい。~
アニメにおいては海に引き込むまでも無く[[《インプ》]]や[[《グレムリン》]]を握り潰した。~
[[「粉骨砕身」の元々の意味:http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%B2%89%E9%AA%A8%E7%A0%95%E8%BA%AB&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=17178716437200]]とはかなりかけ離れているので注意が必要。~
[[攻撃]]名は「&ruby(ゲソ・サブミッション){粉骨砕身};」、水中に引き込み関節技でバラバラにするらしい。~
アニメにおいては海に引き込むまでもなく[[《インプ》]]や[[《グレムリン》]]を握り潰した。~
「粉骨砕身」の本来の意味は「身を粉にして働くこと」であり、本来の意味とはかなりかけ離れている。~

 因みに、梶木の[[フィールド]]画面を見れば、この[[カード]]が出ていることぐらい承知であるはずだったが、遊戯は「[[カード]]が表示されない」焦っていた。~
 [[フィールド]]画面を見ることは、遊戯にとってのプライドに触ることなのだろう。
--[[デュエル]]開始時の梶木の[[手札]]をよく見ると、この[[カード]]が2枚あるのが確認できる。~

-神話・伝承において―~
「クラーケン」とは、北極の海に出没するとされる巨大なイカ(あるいはタコ)の怪物である。~
海の恐怖を怪物としてあらわしたものであり、巨大なウミヘビの姿で表現されることもある。~
巨大な体(伝承では全長2,5kmを超えるものも居るらしい)で船を襲い、船員を喰うこともあるとされる。~
~
ちなみに、クラーケンとは別にイカの[[モンスター]]のみを扱う言葉ではないが、RPGや様々なメディアなどでイカの[[モンスター]]で使われることが圧倒的に多いため、今日では一般的には「巨大なイカの[[モンスター]]」を表す言葉として使われている。~
--原作においては[[レベル]]5だった。~

**関連カード [#r0618d1e]
-[[《海月−ジェリーフィッシュ−》]]
-[[《海竜神》]]
//--原作出身ではあるが、一度も再録されていない。~

-コナミのゲーム作品において―~
モンスターカプセルGBでは、《イカニンジャ》という[[モンスター]]がこの[[モンスター]]に進化する。~

--フォルスバウンドキングダムでは、原作と[[攻撃]]名が異なり、墨を吹き付ける「スキッド・ブレス」という[[攻撃]]を行う。~
[[レベル]]75を超えると[[攻撃]]した相手を暗闇状態にできるようになる。~

-その他の商品展開―~
[[OCG]]の前身である、バンダイ版にも登場。~
全体的に白い体をした[[OCG]]のものに対し、バンダイ版では薄い紫の体をメインに、様々な色遣いがなされている。~
なお、この時の[[種族]]は原作で共に活躍した[[《海月−ジェリーフィッシュ−》]]と同じ「海獣族」。~

**関連カード [#card]
-[[《デス・クラーケン》]]

―タコ・イカ系の[[モンスター]]
-[[《ファイヤー・クラーケン》]]
-[[《アンモ・ナイト》]]
-[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]
-[[《オクトバーサー》]]
-[[《シャクトパス》]]
-[[《スカル・クラーケン》]]
-[[《デス・クラーケン》]]
-[[《ジャイアント・タコーン》]]
-[[《ファイヤー・クラーケン》]]
-[[《ファーニマル・オクト》]]
-[[《水精鱗−メガロアビス》]]
-[[《リチュア・マーカー》]]

**収録パック等 [#r53c4574]
-[[《地縛戒隷 ジオクラーケン》]]
-[[《デストーイ・ハーケン・クラーケン》]]

―その他クラーケンをモチーフとした[[カード]]
-[[《シャークラーケン》]]
-[[《アビスケイル−クラーケン》]]

-[[ステルス・クラーゲン]]

―《デビル・クラーケン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《暗岩の海竜神》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER4]]
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