《デビル・クラーケン/Fiend Kraken》 †
通常モンスター
星4/水属性/水族/攻1200/守1400
海に潜む巨大イカ。海中から突然あらわれ攻撃をする。
BOOSTER4で登場した水属性・水族の下級モンスター。
水属性なので各種サポートを受けやすいが、攻撃力・守備力共に低く、当時から使いどころに迷うモンスターであったと言える。
- 原作出身ではあるが、一度も再録されずに絶版となった。
貴重なカードであり、原作ファン・梶木ファンなら大切にしておこう。
- OCGの前身である、バンダイ版にも登場。
全体的に白い体をしたOCGのものに対し、バンダイ版では薄い紫の体をメインに、様々な色遣いがなされている。
なお、この時の種族は、原作で共に活躍した《海月−ジェリーフィッシュ−》と同じ、「海獣族」。
- 原作・アニメにおいて―
「決闘者の王国編」の「遊戯vs梶木」で登場。
梶木が海フィールドに最初に出したモンスター。
海中に姿を隠し、相手モンスターの攻撃を受けず、一方的に攻撃する「シーステルスアタック」を最も活かしたモンスターであった。
最後は陸に打ち上げられ、フィールド効果を得られずに《カース・オブ・ドラゴン》に倒された。
攻撃名は「粉骨砕身(ゲソ・サブミッション)」。
水中に引き込み関節技でバラバラにするらしい。
アニメにおいては海に引き込むまでも無く《インプ》や《グレムリン》を握り潰した。
「粉骨砕身」の本来の意味(体が壊れるほど力の限り懸命に働く事)とはかなりかけ離れているので注意が必要。
- 神話・伝承において―
「クラーケン」とは、北極の海に出没するとされる、巨大なイカ(あるいはタコ)の怪物である。
海の恐怖を怪物としてあらわしたものであり、巨大なウミヘビの姿で表現されることもある。
巨大な体(伝承では全長2,5kmを超えるものも居るらしい)で船を襲い、船員を喰うこともあるとされる。
- このように、元々「クラーケン」とはイカのモンスターのみを扱う言葉ではなかった。
しかし、ゲームや他のメディアで、イカのモンスターで使われることが圧倒的に多くなった事から、今では「巨大なイカのモンスター」を表す言葉として使われている。
関連カード †
―タコ・イカ系のモンスター
収録パック等 †