《デビル・フランケン/Cyber-Stein》 †
効果モンスター(制限カード)
星2/闇属性/機械族/攻 700/守 500
5000ライフポイントを払って発動する。
自分のエクストラデッキから融合モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚する。
BOOSTER6で登場した闇属性・機械族の下級モンスター。
ライフを払ってエクストラデッキから融合モンスターを特殊召喚する起動効果を持つ。
膨大なコストも、攻撃力4000以上のモンスターをカード消費無しに特殊召喚できるとなれば、納得のいくものだろう。
ライフが5000以下になると紙になってしまうが、それを補って余る破壊力と言える。
専用のデッキ構築をせずとも、【スタンダード】にこれを1枚投入するだけで充分機能するのも大きい。
ハイリスクではあるものの、融合モンスターを簡単に特殊召喚できる効果の危険さが覗えるカードである。
禁止カードになった当時と違い、現在ではサーチ、リクルート手段も増えている。
特にこのモンスターをサーチできる《ギアギガント X》は特殊召喚先の有力な候補である《サイバー・ツイン・ドラゴン》などと共に機械族のサポートを共有できる。
しかし《エフェクト・ヴェーラー》などで対策も当時より容易になっているため、使用するリスクも高まっている。
- 小説「フランケンシュタイン」には、科学者「ヴィクター・フランケンシュタイン」
と、彼によって死体を繋ぎ合わせて作られた人造人間が登場している。
そのモンスター効果は、「死体の継ぎ接ぎで作られた人造人間」に、「モンスター同士の融合で生まれた融合モンスター」を関連付けているのであろう。
- よく勘違いされるが、「フランケンシュタイン」とは人造人間の名ではなく、それを創造した博士の名である。
人造人間の方は、フランケンシュタイン博士が特に固有名を付けなかった為に名を持たず、「フランケンシュタインの怪物」または「フランケンシュタインの創造物」等と称される。
漫画版ZEXALでも、上記の説明をアストラルが行っていた。
- コナミのゲーム作品において―
GBのDMシリーズでは効果を持たないモンスターとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。
「地下研究所で開発された悪の機械 口からミサイルを出す」と書かれている。
またGBAソフト「遊戯王DM6 EX2」では、海馬がこのカードを用いた積み込みコンボを使用してくる(詳細はこちら)。
また、このゲームでは一番弱いキャラのモクバも「兄様直伝」として使う事がある。
関連カード †
―《デビル・フランケン》の姿が見られるカード
- 《Tour Bus To Forbidden Realms》?
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †