*《デビルズ・サンクチュアリ/Fiend's Sanctuary》 [#i4858f4f]
 通常魔法
 「メタルデビル・トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を
 自分のフィールド上に1体特殊召喚する。
 このトークンは攻撃をする事ができない。
 「メタルデビル・トークン」の戦闘によるコントローラーへの超過ダメージは、
 かわりに相手プレイヤーが受ける。
 自分のスタンバイフェイズ毎に1000ライフポイントを払う。
 払わなければ、「メタルデビル・トークン」を破壊する。

 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック5 付属カード>書籍付属カード#f2292945]]で登場した[[魔法カード]]。~
 [[戦闘ダメージ]]を反射する能力を持つ[[メタルデビル・トークン]]を生成する[[効果]]を持つ。~

 トークンの持つ[[戦闘ダメージ]]反射[[効果]]は相手の[[攻撃]]を牽制することができるが、維持コストがあるので、場持ちは期待できない。~
 [[《マシュマロン》]]等の低[[攻撃力]][[モンスター]]に[[攻撃]]されても[[反射ダメージ]]は少ないため、効果的な攻撃の抑止にはならない。~
 大きな[[反射ダメージ]]を狙うには、高い攻撃力を持ったモンスターを召喚させ、かつ攻撃を強制させるようなサポートが必要となるだろう。~

 このカードの真価は、生成した[[トークン]]による高レベル[[モンスター]]に使用することである。~
 [[《スケープ・ゴート》]]等の他の[[トークン]]生成カードと異なり、[[トークン]]に制約がなく、[[通常魔法]]であるため、扱いやすい。~
 中でも、[[【帝コントロール】]]等の高レベル[[モンスター]]を主力とする[[デッキ]]とは相性が良い。~


-[[メタルデビル・トークン]]は[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体にもなるため、様々な用途に利用できる。~

-[[《強制転移》]]などで[[メタルデビル・トークン]]を[[相手]]に[[送りつけ]]た場合、「維持[[コスト]]は[[相手]]が(勿論、任意で)払う」「[[ダメージ]]は、[[自分]]([[相手]]の[[相手]])が受ける」となる。~
つまり、「どちらの手によって[[特殊召喚]]されたか」ではなく、「どちらの[[フィールド]]にあるか」だけが考慮される。


//-[[カオス]]全盛期は[[《クリボーを呼ぶ笛》]]に活躍の場を奪われていた。~
//上記にもある通り、反射ダメージ効果についてはこのカード自体あまり期待されていないため、比較せずともよいだろう。

-[[《デモンズ・チェーン》]]の[[イラスト]]では、聖域ごと鎖で縛られている。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「闇遊戯vs闇マリク」戦において登場。~
元々は海馬が[[《ラーの翼神竜》]]攻略のために用意したカードで、対戦前に闇遊戯に託された。~
そのカードの意味は「神を封じ、神を呼び込む魔の聖域」。~
原作では[[メタルデビル・トークン]]の[[攻撃力]]は[[発動]]時の[[相手]]の[[ライフポイント]]と同じ数値だった。~
原作では[[バトルステップの巻き戻し]]が発生しないため、[[《ラーの翼神竜》]]の[[攻撃]]で闇マリクの[[ライフポイント]]を0に出来るかと思いきや、[[《融合解除》]]でかわされてしまう。~
しかし[[《増殖》]]に対応していたことで3体に分裂して[[《オベリスクの巨神兵》]][[召喚]]の[[生け贄]]になるなど、しっかりその役割を果たした。~
アニメではルールの辻褄合わせのため[[速攻魔法]]にされている。~

--遊戯王Rでは、最終決戦で天馬夜行が使用。~
[[効果]]により「武藤遊戯」の姿を写し取った[[メタルデビル・トークン]]をさらに[[《邪神アバター》]]にコピーさせ、それによって決着を付けようと目論むが、[[《邪神アバター》]]が《神の進化》により強化された[[《オベリスクの巨神兵》]]と[[相打ち]]になった事で失敗に終わった。~

--アニメGXではデュエルアカデミア
ノース校での「万丈目vs江戸川」で江戸川が使用。~
この時はOCGに準拠しており、一気に2枚[[発動]]して[[《デビルゾア》]]を1[[ターン]]目から[[召喚]]した。~
「十代vs[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]」においては、[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]の[[デッキ]]に確認できる。~
また、「万丈目vs黒蠍盗掘団」では、万丈目が使用。~
[[メタルデビル・トークン]]を[[生け贄]]とし、[[《アームド・ドラゴン LV5》]]を1[[ターン]]目から[[召喚]]。~
[[相手]]の場の[[《番兵ゴーレム》]]を[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]して[[《アームド・ドラゴン LV7》]]を[[特殊召喚]]している。~
その後、「ドクター・コレクターvsチャンピオンDD」でDDが使用。~
1[[ターン]]で2枚を連続で[[発動]]し、[[相手]][[ターン]]を生き残った[[モンスター]]と併せ合計3体の[[生け贄]]を揃え…~
[[生け贄]]確保用の[[魔法カード]]としては、登場頻度が高い[[カード]]である。~


**関連カード [#p866d831]
-[[《メタル・リフレクト・スライム》]]

-[[《ユベル》]]

-[[メタルデビル・トークン]]

―《デビルズ・サンクチュアリ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《デモンズ・チェーン》]]

**収録パック等 [#k47c054c]
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック5 付属カード>書籍付属カード#f2292945]] VB5-001 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#o5a96012]
Q:[[メタルデビル・トークン]]は、「[[攻撃]]できない、[[ダメージ]]は相手が受ける、[[ライフ]]を払わなければ[[破壊]]される」[[効果]]を持つ[[効果モンスター]]として扱われますか?~
A:いいえ、[[トークン]]は[[通常モンスター]]として扱います。3つの[[効果]]はルール上の[[効果]]のようなものとして扱います。