《デビルズ・サンクチュアリ/Fiend's Sanctuary》

通常魔法
「メタルデビル・トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を
自分のフィールド上に1体特殊召喚する。
このトークンは攻撃をする事ができない。
「メタルデビル・トークン」の戦闘によるコントローラーへの超過ダメージは、
かわりに相手プレイヤーが受ける。
自分のスタンバイフェイズ毎に1000ライフポイントを払う。
払わなければ、「メタルデビル・トークン」を破壊する。

 ザ・ヴァリュアブル・ブック5 付属カードで登場した通常魔法
 戦闘ダメージを反射する能力を持つメタルデビル・トークンを生成できる。

 トークンの持つ戦闘ダメージ反射効果相手攻撃を牽制できるが、維持コストのために場持ちは期待できない。
 《マシュマロン》等の低攻撃力モンスター攻撃されても反射ダメージは少ないため、効果的な攻撃の抑止にはならない。
 大きな反射ダメージを狙うには、高い攻撃力を持ったモンスター召喚させ、かつ攻撃を強制させるようなサポートが必要となるだろう。
 また、《明鏡止水の心》《召喚制限−猛突するモンスター》を併用することで相手を牽制することもできる。

 このカードの真価は、生成したトークン生け贄召喚に使用できる点にある。
 羊トークン等に見られる召喚に関する制約が一切なく、なおかつノーコスト通常魔法であるため非常に扱いやすい。
 中でも、【帝コントロール】等の高レベルモンスターを主力とするデッキとは相性が良い。
 同様の役割をできるモンスター《ジェスター・コンフィ》も存在しているので、うまく役割分担をしていきたい。

 トークンの利用がコンセプトとなる【幻獣機】では特殊召喚に制限がかかる《スケープ・ゴート》《終焉の焔》以上に役立つ局面も多い。
 取り分け《幻獣機メガラプター》との相性は良く、2つの効果発動条件を容易に満たすことが出来るのは魅力である。

関連カード

―《デビルズ・サンクチュアリ》の姿が見られるカード

収録パック等

FAQ

Q:メタルデビル・トークンは、「攻撃できない、ダメージは相手が受ける、ライフを払わなければ破壊される」効果を持つ効果モンスターとして扱われますか?
A:いいえ、トークン通常モンスターとして扱います。3つの効果はルール上の効果のようなものとして扱います。