*《デルタ・クロウ−アンチ・リバース/Delta Crow - Anti Reverse》 [#k94b1a57] 通常罠 自分フィールド上に「BF」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる。 相手フィールド上にセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。 自分フィールド上の「BF」と名のついたモンスターが3体のみの場合、 このカードは手札から発動できる。 [[RAGING BATTLE]]で登場した[[通常罠]]。~ [[BF]]専用の[[セット]]限定[[《ハーピィの羽根帚》]]である。~ [[相手]]の[[セット]][[カード]]だけを全て[[破壊]]できるので、この[[カード]]を使用した後ならば比較的安全に[[攻撃]]を通す事ができる。~ [[フリーチェーン]][[カード]]である上に、[[発動条件]]も「[[BF]]が存在する場合」と緩い。~ [[相手]][[エンドフェイズ]]に[[発動]]すれば、[[エンドサイク]]の要領でその[[ターン]]に[[相手]]が[[セット]]した[[カード]]を[[発動]]される前に全て[[破壊]]できる。~ 更に、[[BF]]が3体存在する時ならば[[手札]]から[[発動]]できるので、[[BF]]が得意とする大量展開から一気に攻める事ができる。~ 弱点としては、[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]には影響を及ぼさない点が挙がる。~ そのため[[チェーン]]して[[発動]]された[[永続罠]]も破壊できない。~ [[デッキ]]に[[BF]]を採用しているのであれば[[ビートダウン]]型の[[デッキ]]になるが、[[ビートダウン]]が苦手とする[[ロック]][[カード]]の大半は[[破壊]]できない。~ また、採用率こそさほど高くないが、[[ステータス]]変動の[[永続魔法]][[永続罠]]も[[破壊]]できないのも少々問題か。~ また[[《奈落の落とし穴》]]などの[[召喚]]に対応する[[罠カード]]は、場に[[BF]]を出す前に[[破壊]]したいところ。~ [[伏せカード]]の[[除去]]としては、[[汎用性]]も考えると[[《砂塵の大竜巻》]]の方が優先される場合が多いだろう。 -[[手札]]から自身の[[効果]]により[[発動]]できる唯一の[[罠カード]]。~ [[手札]]から[[発動]]可能にするのならば[[《処刑人−マキュラ》]]([[禁止カード]])の[[効果]]等があるが、「この[[カード]]は[[手札]]から[[発動]]することができる」と書かれた[[罠カード]]は現在のところこれだけである。 -この[[カードの発動]]後に[[《ダーク・シムルグ》]]を[[召喚]]できれば[[除去]]されない限り新たな[[罠カード]]を[[相手]]は使えない事になる。~ [[BF]]とは[[属性]]、[[種族]]の面でも[[シナジー]]が見込めるので使いやすいだろう。~ --ただし[[《ジェット・ロイド》]]やこの[[カード]]自身等、例外がある事も忘れてはならない。~ //-最近では、戦術上[[手札]]を一時的に[[セット]]しなければならない[[インフェルニティ]]などの[[デッキ]]へ大打撃を与えられる[[カード]]としても注目されている。~ //インフェルニティは前回の制限改定でトップから消えましたがこの記述どうしましょう //トップではないが、現在でも活躍できる。けど、いつまで注目されているんだ? //-現在では、[[《大嵐》]]が[[禁止カード]]なので、安心して[[セット]]を行う[[相手]]の意表を突く事も出来る。~ -[[《魔封じの芳香》]]と併用すれば、さながら[[《ハーピィの羽根帚》]]の様な運用が可能となるだろう。~ -3体''のみ''存在する場合[[手札]]から[[発動]]できる。~ そのため、4体以上存在していると[[手札]]から[[発動]]できない点に注意。~ [[《継承の印》]]や[[《死の合唱》]]とは条件が異なる。~ その辺が「デルタ・クロウ」と呼ばれる所以なのであろう(「デルタ(delta)」とは三角形を意味する)。 -「アンチ・リバース」とは、「[[伏せカード]]を[[除去]]」と「この[[カード]]を伏せなくてもよい」の二つの意味を内包しているものと思われる。 -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sの「クロウvsセキュリティ」戦においてクロウが使用。~ [[セット]]されていた[[《炸裂装甲》]]・[[《砂塵の大竜巻》]]・[[《インターセプト》]]を[[破壊]]した。~ クロウの[[フィールド]]上に[[《BF−暁のシロッコ》]]・[[《BF−疾風のゲイル》]]・[[《BF−黒槍のブラスト》]]が存在していたため、[[手札]]から直接[[発動]]されたことにはセキュリティ隊員と同様に驚いた人もいるのではないだろうか。~ 「vsボルガー」戦からはOCGの[[効果]]に修正されている。~ クロウの[[通常罠]]《ダウンバースト》によりボルガーの[[永続罠]]《ホワイト・アウト》と《ヘブンズ・アロー》を[[セット]]状態に戻し、これに[[チェーン]]する形で[[発動]]し[[破壊]]した。 --初登場時は「[[相手]]の場の[[セット]]された[[カード]]を全て[[破壊]]する」[[効果]]だったので[[弱体化]]している。~ ただ、アニメでは[[モンスター]]を[[セット]]する場面はあまり見られないので、再現性は妥当な所だろう。~ また、クロウが「[[BF]]と名のついた[[モンスター]]が3体''以上''いるとき」と言っているので、4、5体でも[[発動]]可能だったと思われる。~ しかし、その回のワンポイントレッスンにおけるこの[[カード]]の[[テキスト]]には、しっかり「''3体''」と記述されている。~ //-コナミのゲーム作品において―~ //-神話・伝承において―~ **関連カード [#rd14f45a] -[[《ブラッドストーム》]] -[[《レクリスパワー》]] -[[《拘束解放波》]] -[[《六武式三段衝》]] -[[《ハーピィの羽根帚》]] -[[BF]] -[[伏せ除去]] ―[[手札]]から[[罠カード]]を[[発動]]可能にする[[カード]] -[[《ジェット・ロイド》]] -[[《処刑人−マキュラ》]] -[[《バブルイリュージョン》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《BF−暁のシロッコ》]] -[[《BF−黒槍のブラスト》]] -[[《BF−疾風のゲイル》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#r837ad10] -[[RAGING BATTLE]] RGBT-JP068 &size(10){[[Rare]]}; -[[デュエリストパック−クロウ編−]] DP11-JP022 -[[DUELIST EDITION Volume 3]] DE03-JP151 **FAQ [#baf2a13f] Q:[[相手]][[ターン]]に[[手札]]から[[発動]]する事はできますか?~ また、自分の[[ターン]]の[[メインフェイズ]]以外でも[[手札]]から[[発動]]できますか?~ A:[[発動条件]]を満たしていれば可能です。(09/02/14)~ Q:[[手札]]から[[発動]]する場合も[[スペルスピード]]は2ですか?~ A:はい。[[スペルスピード]]は2です。(09/02/14)~ //Q:「[[BF]]」が4体以上存在する場合にも[[手札]]から[[発動]]する事はできますか?~ //A:いいえ、できません。(09/02/14)~ //エラッタにより明文化 Q:この[[カード]]の[[発動]]に[[チェーン]]して[[《サンダー・ブレイク》]]等が[[発動]]された結果、「[[BF]]」が存在しなくなった場合[[効果]]は[[無効]]になりますか?~ A:いいえ、[[発動]]後の[[BF]]の存在の有無は問いません。したがって[[セット]]されている[[相手]]の[[魔法・罠カード]]は[[破壊]]されます。(11/08/13)~ Q:「[[BF]]」が3体存在し、[[魔法・罠カード]]ゾーンに[[カード]]が5枚存在しています。この時、[[手札]]から[[発動]]する事はできますか?~ A:いいえ、できません。[[手札]]から[[フィールド]]上に出して[[発動]]しますので、[[魔法・罠カード]]ゾーンに空きがなければ[[発動]]できません。(11/08/13)~ //質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。