《トークン》(クロウ・ホーガン) †
(正確なテキスト判明までお待ちください)
トークンパック Vol.3で登場するトークンカード。
イラストはクロウ・ホーガンと《ブラックフェザー・ドラゴン》が描かれている。
- 原作・アニメにおいて−
アニメ・漫画5D'sにおけるキャラクターであり、シグナーの1人。
アニメ版は、遊星・ジャックとは幼馴染であり、後に鬼柳を加えた4人でチーム・サティスファクションを結成し、「鉄砲玉のクロウ様」を名乗る特攻隊長であった。
チーム解散後はサテライトで孤児の面倒を見るために遊星たちとも一時疎遠になっていたが、フォーチュンカップ終了後に彼らと再会。
ダークシグナーの一件に孤児たちが巻き込まれた事で戦いに参加し、第1期終盤で遊星に刻印されていた赤き龍の尾の痣を譲り受け、5人目のシグナーに覚醒した。
(なお、シグナーに覚醒したのはこの時だが、シグナーの竜である《ブラックフェザー・ドラゴン》の入手は作中内で約1年後の「vsボルガー」戦と少々時間を要した)。
第2期では遊星らと共にチーム5D'sの一員として活動しており、特にバイク便で資金調達に勤しむ姿が多く描かれた(浪費家のジャックと喧嘩するシーンも度々見られた)。
最終回ではセキュリティに所属するも遊星とジャックの戦いを見て彼自身もプロの道に進むことを決意、数年後の未来ではライディングデュエルチームの世界チャンプの座についている。
- 顔の多くに刻まれた、犯罪者を示すマーカーが特徴的である。
これは窃盗容疑で55回逮捕され14回もの再教育プログラムを受けたことに起因している。
- まともな教育を受ける前に天涯孤独となったため、カードを通じて文字を学んでいる。
そのためかネーミングセンスが壊滅的で、WRGPのチーム名を「噴水広場仲良し連合」にしようとしていた(ジャックに却下された)。
- 漫画版ではアニメ版と異なり、遊星やジャックを含む他のメインキャラクターとは本編の時間軸で初対面となっている。
また、幼い頃に天涯孤独のみとなったアニメ版とは違い、こちらでは弟の「ヨシ・ホーガン」が登場している。
- ちなみに、漫画5D'sの作者・佐藤雅史氏は執筆当時【BF】を現実で愛用していた。
同作に登場する漫画オリジナルのBFの効果はOCG目線でも見ても有用な効果が多く、デッキの回し方を把握していることが窺える。
- アニメARC-Vでは、ジャックと共に設定を大きく変えてシンクロ次元のデュエリストとして登場している。
こちらの世界ではトップスに対抗するレジスタンスとしてシンジと共に行動する。
- 遊戯王シリーズのキャラクターでは珍しく、パワーカードに対する否定的な見方や台詞が多い。
アニメ5D's本編では「インチキ効果もいい加減にしろ!」「出やがったな、このイカサマモンスターが!」「やる事が汚ねえぜ!」など、相手のカードの効果にケチをつけるシーンが多く見られる。
世界観が異なるアニメARC-Vでの客演登場でも同様の台詞を言わせているあたり、制作スタッフも完全にキャラクターの一環として認識していたようだ。
- だが、そのクロウが扱う【BF】こそがアニメ5D's放送当時の第6期〜7期前半における押しも押されぬ主流デッキであり、視聴者からは「お前が言うな」とよくネタにされた。
公式でも把握していたようであり、下記の通りゲーム版ではクロウやBFに対する他キャラクターからの皮肉めいた言い回しが多数見られる。
- また、アニメ5D'sの「vsレオ」戦では、コイントスをやり直す「クロックナイト」の共通効果を「ギャンブルデッキのくせに効果をやり直すだと?」と批判している。
半ば一方的な言いがかりだが、同様の批判は前作アニメGXでも《セカンド・チャンス》を使った際にもあったため、アニメの世界観ではある程度ポピュラーな見方の可能性もある。
- コナミのゲーム作品において―
TAG FORCE4〜6においては、当時のOCGで主流デッキであったことも相まってゲーム内でBFの強さが強調されているのだが、上記のネタを意識してか「インチキ」という表現が見られる。
同様にデュエルリンクスにおいても、龍亞がクロウの強さを称賛する際に「BFの効果もインチキっぽいしさ」とボヤいている。
- また、ゲーム内でクロウが禁止カードの強さを「インチキ」と表現した際にはアキから「他人の事を言えるの?」とツッコまれている。
関連カード †
収録パック等 †