*《トークン》(クロノス・デ・メディチ) [#top]
 このカードはトークンとして使用する事ができる。
 
 クロノス:『フン、一流教師とドロップアウト・ボーイの差、
  ハッキリとその目に見せ付けてあげるノーネ!』

 [[トークンパック Vol.4>プロモカード#TK04]]で登場した[[トークンカード]]。~
 [[イラスト]]はクロノスと[[《古代の機械巨人》]]が描かれている。~


-[[フレイバー・テキスト]]の台詞はアニメGXにおける「十代vsクロノス」戦(2戦目)のもの。~
この言葉通り、この[[ターン]]に[[通常魔法]]《&ruby(クレイジー・サモン・ギア){狂った召喚歯車};》から[[《魔法の歯車》]]の[[コンボ]]による[[《古代の機械巨人》]]の3体[[特殊召喚]]を見せて十代や観客を圧倒した。~

-原作・アニメにおいて−~
シリーズ2作目のGXに登場するデュエリスト。~
デュエルアカデミアの実技担当最高責任者に位置する教師で、主人公・十代の最初の対戦相手である。~
物語当初はメディチ家というイタリアの名家出身ゆえにエリート意識が強く、特に十代のことを「ドロップアウトボーイ」という蔑称で呼ぶほど嫌い、どうにか退学に追い込もうと様々な手を弄していたが、物語を通じて彼の実力と成長を認めるようになっていく。~
使用[[デッキ]]は[[【古代の機械】]]で切り札は[[《古代の機械巨人》]]。~
デュエルアカデミアの実技担当最高責任者に位置する教師で、オベリスクブルー男子寮の管理者でもある。~
金髪のおかっぱ頭や紫色の口紅、ニヤついた目などが目立つ、細面ながら非常に濃い顔を持つ。~
主人公・十代の最初の対戦相手である。~
物語当初はアカデミアに蔓延する差別意識を象徴するようなエリート意識が強い教師であり、特に十代のことは入学時の因縁から「ドロップアウトボーイ」という蔑称で呼び忌み嫌っていた。~
入学後は十代をどうにか退学に追い込もうと様々な手を弄していたが、物語を通じて彼の実力と成長を認めるようになっていく。~
使用[[デッキ]]は[[【古代の機械】]]であり、切り札は[[《古代の機械巨人》]]。~

--十代との因縁は入学試験に遡り、当初は実技試験に遅刻してきた十代を問答無用で落とそうとしたところ、校長の指示で渋々試験を受けさせる。~
確実に落とすため自らが試験官となり、試験用の[[デッキ]]も使わず自分の個人[[デッキ]]で叩きのめそうとしたが、アカデミア中が注目する中まさかの敗北を喫する。~
それからは本来は落ちていたという意味で十代を「ドロップアウトボーイ」と呼んで目の敵にし、十代をアカデミアから追い出そうと様々な画策を行う。~
実技の相手に実力者の万丈目を設定して悪成績での退学を目論む、のぞきの冤罪を着せようとしたり精神干渉能力を持つもけ夫と[[デュエル]]させるなどの卑劣な行いも目立った。~
しかしその一方で十代はその悪意に気付いてもおらず、むしろ[[デュエル]]の強さを評価して認めており、武藤遊戯のレプリカ[[デッキ]]盗難騒ぎが起きた際は論理的にクロノスを庇うなどした。~
そういった十代の姿勢もあって、徐々にクロノスの意識も変化してきていたところ、カミューラとの闇の[[デュエル]]でピンチに陥ったクロノスを十代が激励したことを機にその意識が明確化。~
同時に「[[デュエル]]は青少年に光と希望をもたらすもの」と豪語して十代に「光の[[デュエル]]」を託すなど、教師としての規範意識も芽生え始める。~

--2年目では初期のクロノスと同様の差別意識を持つナポレオン教頭が登場。~
当初はナポレオンとつるんでオシリスレッド潰しを企んでいたが、心情の変化していたクロノスは徐々に冷め始め、ナポレオンとの意識の違いが表面化していく。~
レッド寮を取り壊そうとしたナポレオンに[[デュエル]]を挑んでこれを守り、以降オシリスレッドや十代に対して皮肉は多々言うものの、敵意を持つことは全く無くなった。~
この時対立したナポレオンとも次第にわだかまりは取れ、3年目の異世界編では学内の息子を心配するナポレオンに温かい声を掛けるなど完全に和解している。~

--2年目初期〜中期まで鮫島校長が休養に入り、その間は臨時校長に任命されていた。~
その間の実績で校長に成り上がろうと、アカデミアの評価を上げるべくプロデュエリストのエドや斎王を生徒に招聘するなどしたが、結局実を結ばず鮫島の復職と共に元に戻った。~
ナポレオンからは「臨時」を強調されて呼ばれたり、臨時校長を解かれてからは「クロノス平教諭」と呼ばれたりと当てこすられている。~

--教師としての意識の変化は十代以外に対しても現れ、隼人の就職に際する校長推薦を賭けた[[デュエル]]の相手になった際は、教師として容赦せず勝利した上で自らが推薦人となり優しい賞賛を送った。~
ナポレオンからレッド寮を守った際は、「生徒を育てることで、教師もまた成長する」という矜持をナポレオンに説いている。~

--担当声優である清水宏氏のアドリブが多く、台詞の合間合間に意味のない独り言が多数入る。~
クロノスを象徴する「○○ノーネ」という語尾も本来はアドリブによって生まれたものだったが、後に台本にも書かれるようになった。~

--中世イタリアの名家として知られるメディチ家の末裔であり、本人もそれを鼻に掛けている。~
ただし、待遇の良いI2社への転職を画策したり、「住宅ローンが26年残っているノーネ」と嘆くシーンもあるなど、クロノス自身は庶民的な生活を送っているようである。~
イタリア人らしく、男子生徒は「シニョール○○」、女子生徒は「シニョーラ○○」とイタリア語の敬称を付けて呼ぶ。~

--[[デュエル]]では生徒用のデュエルディスクではなく、「デュエルコート」と呼ばれる[[デッキ]]部が分離されて服の前面に付ける型のデュエルディスクを使用している。~
クロノスは「成績優秀者なら皆貰える」と説明しているが、教師であるクロノスとナポレオン以外にこのデュエルコートが使用された描写はない。~

--漫画版でも登場しており、容姿、性格、口調など全面的にアニメ版の設定を受け継いでいる。~
十代に入学試験で負けたことや十代を「ドロップアウトボーイ」と呼ぶ下りもそのままであり、描かれてはいないがアニメと同様の経緯で敗北したものと思われる。~
デュエルは一度も行っておらず、教育実習生の龍牙を目に掛けたり、響の部屋に置いてあった成績表が仮のものであることに気付かず翔を退学にしかけるなど、他の教師との絡みで登場している。~

**関連カード [#card]
-[[トークンカード]]
-[[モンスタートークン]]

**収録パック等 [#pack]
-[[トークンパック Vol.4>プロモカード#TK04]] TK04-JP011 &size(10){[[Rare]],[[Ultra]]};