《トークン》(ジム・クロコダイル・クック) †
(トークンパック Vol.5収録分)
このカードはトークンとして使用する事ができる。
トークンパック Vol.5で登場するトークンカード。
- 原作・アニメにおいて−
アニメ・漫画GXの登場人物で、放送3年目に留学生の一人としてやって来た。
デュエルアカデミア・サウス校のチャンピオンである陽気な青年。
長身で、テンガロンハットやベストなどの西部劇風の服装、右眼を包帯で覆っていることが特徴。
体長2mほどの大きなワニ「カレン」をペットに留まらない家族として扱っており、移動の際は背中に背負ったりと常に共に行動している。
異世界編ではヨハンを探し異世界に旅立った十代に同行、覇王となった十代にデュエルを挑み、僅差で敗れて消滅、十代を解放することは叶わなかったものの、オブライエンに望みを繋いだ。
使用するデッキは【化石】であり、《化石融合−フォッシル・フュージョン》で相手の墓地のモンスターを積極的に融合素材とする戦術を取る。
作中の扱いやステータス、登場回数から見て明確なエースモンスターは存在しないが、メインメンバー達で次元の扉を開いた際のエースモンスターとしては《古生代化石騎士 スカルキング》が選ばれている。
- 実物の化石にも関心があり、地質学や考古学の専門家で、ティラノサウルスを発掘したこともあるという。
OCGでは、《標本の閲覧》にアニメ版から加筆された研究員姿のイラストにその様子が見られる。
- 包帯で隠された右眼は少年時代の怪我で失明しており、代わりに通りすがりの老人によって「オリハルコンの眼」と呼ばれる宝石が嵌められている。
この老人は人間ではないようであり、将来かけがえのない友を救う時にこの石が奇跡を起こすことを告げて消滅した。
このオリハルコンの眼の力でジムは覇王十代の中に元々の十代の心が存在していることを見抜き、十代の心に直接呼び掛け救おうとした。
結局ジムはデュエルに敗れ消滅してしまったが、オリハルコンの眼だけは残されてオブライエンの元に渡り、オブライエンとの再戦で覇王十代に使われることで十代の心を取り戻すことに成功する。
- 覇王十代に敗れ消滅した後は、他の消滅してしまった十代の多くの仲間達と同様、異世界から十代が生還した際に復活し、元のサウス校に帰還している。
だが、ヨハンやオブライエンが4期のダークネス編で引き続き十代の仲間として登場しているのに対し、ジムは特に4期での出番はなかった。
- カレンとは深い友情で結ばれており、ペット扱いすると彼としては珍しく怒るなど対等な家族として扱っている。
カレンの方もジムによく懐いている様子で、アカデミア地下のジャングルではトラと戦ったり、水流の音に気付いて知らせたりと活躍している。
覇王十代にデュエルで敗れジムが消滅する際も悲しそうに寄り添って共に消滅するなど、同様の感情を持っていることを窺わせる。
- 口調が英語交じりになっていることも特徴。
エドのようにデュエル用語に英語を挟むのではなく、ジムの場合は日常会話の言葉の節々が英単語に置き換わっている。
剣山を「ダイノボーイ」、明日香を「トゥモローガール」と呼ぶなど、一部の相手については名前まで英語を使って呼ぶこともある。
とは言え、上記の剣山の場合はデュエルが白熱してきた後は普通に名前で呼んでおり、ある程度意識して呼び分けているようにも見られる。
- 漫画版では、アニメで留学生メンバーだった他の3人と同様、アメリカ・アカデミアから交流戦のためやって来た生徒として登場。
こちらでは愛称のジムではなく「ジェームス」と呼ばれている(ただし、ライフポイント表示などでは「ジム」表記も見られる)。
非常に好戦的で尊大な性格になっており、相棒のカレンも存在しないなど、アニメで留学生だった4人の中でも特にアニメからの性格の違いが著しい。
アニメでのカレンを意識してか、「アリゲーター」と名のついたワニの爬虫類族モンスターで構成された【アリゲーター】を使用している。
使用させられた「プラネットシリーズ」は《The tyrant NEPTUNE》。
- アニメでオリハルコンの眼となっていた右眼だが、漫画では逆にトラゴエディアの力を帯びた宝石が埋め込まれており、自身の闇の力を隠すものとなっている。
そのためか、他の留学生達は自身がトラゴエディアに憑りつかれていることを自覚していないのに対し、ジェームスはその闇の力を自覚し、闇のデュエルを挑み叩き伏せることを楽しんでいる。
関連カード †
―《トークン》(ジム・クロコダイル・クック) の姿が見られるカード
収録パック等 †