《トークン》(十六夜アキ) †
(正確なテキスト判明までお待ちください)
トークンパック Vol.3で登場するトークンカード。
イラストは十六夜アキと《ブラック・ローズ・ドラゴン》が描かれている。
- 原作・アニメにおいて−
アニメ・漫画5D'sにおけるメインヒロインにしてシグナーの1人。
アニメ版は、本来は現実に干渉しないはずのデュエルの現象を現実に反映し、物理的な破壊を周囲に齎すサイコデュエリストである。
5歳の誕生日で力に目覚めたアキは父・英雄とのデュエルの最中、英雄が自分よりも仕事を優先しようとした事に怒り、サイコパワーを暴走させてしまう。その際に父から「化け物」と呼ばれた事で心に深い傷を負ってしまう。
その後、13歳になったアキはデュエル・アカデミアに進学するが、力のせいで周囲から孤立。救いを求めて帰った実家では、自分がいなくとも楽しそうにしている両親を目にし、自分が見捨てられたのだと感じ、家を飛び出す。
ダイモンエリアに逃げ込んだアキは、仮面のデュエリスト「黒薔薇の魔女」となる事で、かろうじて自分を保っていた。
時折、破壊の衝動を楽しんでいるような素振りを見せたが、内心ではどうしていいのか分からずに苦しみ続けていた。
やがてディヴァインに救いの手を差し伸べられ、アルカディアムーブメントに身を寄せるようになった。
前髪に巻いている髪留めはサイコパワーの増幅を抑える制御装置である。彼女の感情が高ぶると、制御装置は外れ、力が暴走する。
自分をありのまま受け入れてくれた総帥のディヴァインに過度に依存していたが、当のディヴァインはサイコデュエリストを紛争地帯に送る兵士としか見ておらず、兵士のリストには恋人のように接していたアキも含まれていた。
シグナーと疑われたアキは、ディヴァインの指示を受けフォーチュンカップに参加する。
フォーチュンカップ決勝では対戦者の遊星に激しい憎悪をぶつけていたが最後には「助けて」と救いを求めるような言葉を呟き敗北。
その後、ダークシグナーの襲撃を受け、心の拠り所であったディヴァンを失い、自暴自棄に陥りかける。
だが、遊星との二度目のデュエルで懸命に自分を受け止めようとする遊星を見て心境に変化が訪れ始める。戦いの途中で父から謝罪を受けたことで長年のわだかまりは解け、両親とも和解した。
その後はシグナーの1人として遊星たち仲間と共にダークシグナーと対峙した。
自分を弟の仇として狙うミスティと戦うが、遊星の機転によって全てはディヴァインの計画だった事が明らかとなる。アキはミスティの謝罪を受け入れ、事件後は文通を行う仲にまでなった。
ダークシグナーとの戦いが終わった後は、デュエル・アカデミアに復学。高等部でトップクラスの成績を治めていた。
「遊星vsシェリー」戦において遊星号に同乗したアキはライディング・デュエルを間近で見て「遊星と同じ風を感じたい」と思うようになり、ライディング・デュエリストとなることを決意。厳しい試験を乗り越え、D・ホイールの搭乗ライセンスを取得するに至った。
スタンディング・デュエルにおいては遊星達と並ぶほどの実力者だが、ライディング・デュエルはまだ不慣れであったため、WRGPではチーム5D'sの控えメンバーとして参加。試合に出たのもクロウが怪我をして出場できなかった対チーム・ユニコーン戦のみであった。
チーム・ユニコーン戦で結果を残せなかったことから訓練に励むが、チーム・カタストロフの妨害にあう。この時にサイコパワーを使って事故を防ごうとするが力が発動せず大怪我を負う。
入院中、プラシド達が起こしていた天変地異からハルカという少女を助けていく過程でサイコパワーを捨てる決意を固めた。
アーク・クレイドルではクロウと共にシェリーを倒した。このデュエルで失われたと思ったサイコパワーが復活し、新たに治癒の力を発現させた。
最終回ではそれをきっかけに医学の道を志すために海外留学を決意し、本編の数年後〜十数年後と思われる時間軸では医者になっている事が確認できる。
両親と和解して以降、主人公の遊星に好意を抱いているような描写が散見されており、最後にその想いを伝えようとするが、途中で言葉を飲み込み自分の道を進む事を決心した。
- 漫画版でも超能力を持つが、周りから忌み嫌われていたアニメ版とは対照的に、校内でもクイーンとして女学生の憧れの的になるなど慕われていた。
能力はデッキトップのカードの正体を事前に把握する「予見する引き札」。
なお、本作ではシグナーの中でも「決闘巫女」と呼ばれる特別な立ち位置に相当すると設定されている。
- アニメとは異なり、こちらは最初からD・ホイールを乗りこなしている。
更に登場初期はD・ホイールのドライビングテクニックが遊星よりも上であるかのような描写も見られた。
関連カード †
収録パック等 †