《トークン》(覇王十代) †
このカードはトークンとして使用する事ができる。
覇王十代:『我が名は、覇王・・・この世界を支配する者』
トークンパック Vol.4で登場したトークンカード。
イラストは覇王十代と《覇王城》が描かれている。
- フレイバー・テキストの台詞は、アニメGXで十代の中に現れた「覇王十代」の思念に対し、十代自身が「お前は何者だ!」と問いかける声に答えた台詞。
これ以降、十代の精神は心の闇である覇王十代の思念に乗っ取られることになる。
- 原作・アニメにおいて−
アニメGXに登場する主人公・十代の心の闇とも呼ぶべき存在であり十代のデュエルの実力の高さの正体でもある。
十代とは正反対の残忍かつ冷徹な性格をしている。
初登場は異世界編で、「vsブロン」戦を経て仲間との信頼関係を失った十代の心に「超融合を完成させ、異世界を力で支配しろ」と語りかけ、十代の精神を乗っ取る形で出現する。
以降は、その言葉通りに短期間で異世界の一大勢力となり、「覇王城」に居を構えて民衆を恐怖で支配した。
異世界のデュエリストを力尽くで覇王城に連れ込み、一人ずつデュエルを挑み倒して消滅させ、《超融合》を完成させるためのエネルギーとする「デュエリスト狩り」を行っていた。
そして遂に《超融合》を完成させ、その力で異世界での勢力を拡大させていき、南部の一部抵抗勢力を除いて異世界をほぼ制圧するほどの征服を成し遂げていた。
城門前でジムにデュエルを挑まれ、ジムの「オリハルコンの眼」の力で十代の心の闇を覗き、元に戻そうと必死に奮闘するジムにギリギリまで粘られるも返り討ちにして消滅させる。
しかし、城に乗り込んできたオブライエンにデュエルを挑まれ、オブライエンが決死の思いで引き分けに持ち込んだことにより「オリハルコンの眼」の力で覇王の人格が消滅する。
ただ、完全に消滅した訳ではなくその後の「十代vsユベル」戦にてユベルを倒すために、十代の意思で復活するがコントロールが可能になったことにより、その力のみを引き出すことに成功する。
- 黒い甲冑に身を包み、赤いマントを纏うという、本来の十代とは全く異なる出で立ちである。
当初は正体不明の勢力として話を聞いており、十代と同一人物だとは露ほども考えていなかったジムやオブライエンは甲冑から顔を見せた覇王の顔を見て驚愕することになった。
- デュエルディスクは普段は左腕に円盤の形で装着されており、その周囲に手裏剣の刃のような形で放射状にモンスターゾーンが配置されている。
デュエルが始まると周囲のモンスターゾーンが旋盤のように回転を始め、次第に一般的なデュエルディスクの形に変形するようになっている。
- 十代としては持っていなかった強烈な闘気を持ち、その迫力は歴戦の傭兵であるオブライエンさえ「魂の凍えるような感覚」と恐れさせるほどであった。
ジムとのデュエルで見せた覇王の実力と闘気に圧倒されたオブライエンは恐怖で無様に敗走する姿を見せ、その後も暫く怯えることになった。
- 《ガーディアン・バオウ》以外の4名は覇王城や、スパイとして潜入していた抵抗組織においてそれぞれオブライエン、エド、ヘルカイザー亮にデュエルで各個撃破され消滅した。
《ガーディアン・バオウ》については難を逃れ、覇王十代が敗北して元の十代の意識を取り戻した後も生き残った。
しかし、「覇王の後継者」として成り上がろうと十代にデュエルを挑んだ結果敗北し、結局は消滅してしまった。
- 当の十代本人は覇王の記憶を覚えていたようで、覇王消滅後は覇王としてデュエルした際の記憶が悪夢として現れていた。
これがトラウマとなり、十代は暫くの間キーカードである《融合》を使えなくなってしまう。
関連カード †
収録パック等 †