通常魔法 このカード名はルール上「デストーイ」カードとしても扱う。 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):EXデッキから特殊召喚された自分の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。 このターン、自分はそのモンスターでしか攻撃宣言できず、 そのモンスターは戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送る度に続けて攻撃できる。 (2):自分フィールドに天使族モンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。 自分の墓地からレベル4以下の闇属性モンスター1体を選んで手札に加える。
ANIMATION CHRONICLE 2021で登場した通常魔法。
ルール上デストーイとしても扱う効果外テキスト、エクストラデッキから特殊召喚された闇属性に連続攻撃を付与する効果、天使族が存在する場合に下級闇属性をサルベージする効果を持つ。
(1)はエクストラデッキから特殊召喚された闇属性への連続攻撃付与。
代償として対象モンスターでしか攻撃できなくなるので、なるべく高い攻撃力を持つモンスターに付与したい。
また、連続攻撃には相手モンスターを戦闘破壊した上で墓地へ送る必要があり、ペンデュラムモンスターやトークンを破壊しても成立しない点も注意。
墓地へ送りさえできれば自分の墓地でも構わないので、壊獣などと併用してそれらのモンスターを事前に排除するという手も検討できるか。
フィールドの状況に左右されるものの、上手くいけば大きなライフ・アドバンテージやボード・アドバンテージも狙え、状況次第ではそのまま勝利にまで結びつく。
(2)は天使族が存在する場合に使用できる下級闇属性のサルベージ。
天使族が1体でも存在していればよいので、【天使族】以外でも汎用天使族を少量採用したり、エクストラデッキから用立てできれば発動は可能。
サルベージ範囲は幅広く、サルベージしたモンスターの使用そのものにも制約は無いが、(1)と同一ターンに使用できない点は意識したい。
採用先の筆頭候補はデストーイに属する点も含めてやはり【ファーニマル】であろう。
主力アタッカーを闇属性のデストーイ融合モンスターが、展開役を天使族のファーニマルが務める関係から、(1)(2)とそれぞれシナジーする。
【堕天使】は天使族・闇属性で固められるカテゴリだが、エクストラデッキや下級闇属性を積極的に使うデッキとも言い難いので、採用にはやや構築を意識する必要はある。
無理に両方の効果を狙わず、片方の効果のみに絞って採用してみるのも手。
エクストラデッキの闇属性をアタッカーやキーカードに据えるデッキは多く、このカードをサーチできる《エッジインプ・チェーン》と共に出張採用を検討してみるのも良い。
《魔玩具補綴》で《エッジインプ・チェーン》と《融合》をサーチし《エッジインプ・チェーン》を融合素材にして《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》を融合召喚することで攻撃力の上がった《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》で連続攻撃することが可能となる。
(1):装備カードを装備した自分フィールドの「トイ」モンスターまたは「トーイ」モンスターを対象として発動できる。 このターン、対象のモンスターはその装備カードの数だけ攻撃できる。
―イラスト関連