*《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ/Toon Gemini Elf》 [#va6a670f]
 トゥーンモンスター
 星４/地属性/魔法使い族/攻1900/守 900
 召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
 フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時このカードも破壊する。
 自分のフィールド上に「トゥーン・ワールド」があり
 相手がトゥーンをコントロールしていない場合、
 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃できる。
 このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、
 相手はランダムに手札を１枚捨てる。

　[[STRUCTURE DECK−ペガサス・Ｊ・クロフォード編−]]で登場した、[[トゥーン]]化された[[《ヂェミナイ・エルフ》]]。~
　この[[ストラクチャーデッキ]]で収録された新規[[トゥーン]][[モンスター]]は、[[《トゥーン・ワールド》]]が無くても[[召喚]]・[[特殊召喚]]できる特徴がある。~
　さらに、元々[[通常モンスター]]だった[[《ヂェミナイ・エルフ》]]だが、[[トゥーン]][[モンスター]]化することで[[ハンデス]][[効果]]を備えた。~

　[[レベル]]４の[[攻撃力]]1900で[[戦闘ダメージ]]を与えれば[[ハンデス]]、さらには[[《トゥーンのもくじ》]]で[[サーチ]]可能。~
　と、並べてみると非常に優れた[[モンスター]]に見えるが、[[トゥーン]][[モンスター]]共通の「[[召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]できない」という制約が足を引っ張る。~
　[[攻撃力]]が高いため、普通に[[召喚]]して１[[ターン]]場に残りやすいカードではあるものの、その隙に[[《洗脳−ブレインコントロール》]]などで[[コントロール]]を奪われると、まず[[ハンデス]]を受けるのはこちらからになってしまう。~
　[[攻撃力]]が高いため、普通に[[召喚]]して１[[ターン]]場に残りやすいカードではあるものの、その隙に[[《洗脳−ブレインコントロール》]]や[[《強制転移》]]などで[[コントロール]]を奪われると、まず[[ハンデス]]を受けるのはこちらからになってしまう。~
　このようにすぐに[[攻撃]]できないことが、大きな[[デメリット]]となっているといえるだろう。~
　そのため優れた[[効果]]を活かしきれない、非常に扱いの難しいカードとなっている。更に、[[攻撃力]]が少しくらい高くても、[[《サイバー・ドラゴン》]]には一方的に負けてしまうのだ。~
　似た[[効果]]を持つ[[《首領・ザルーグ》]]と比べても、[[リクルーター]]で持って来れない事と、速攻性の無さで劣ってしまっている。~
　が、[[《地獄将軍・メフィスト》]]には、[[攻撃力]]と[[レベル]]が４という面、限定的な[[直接攻撃]][[効果]]で僅かに勝っている。~
　が、[[《地獄将軍・メフィスト》]]には、[[攻撃力]]と[[レベル]]が４という面、限定的な[[直接攻撃]][[効果]]で僅かに勝っているか。~

　[[攻撃]]までに２[[ターン]]を要するため、このカードは実質[[上級モンスター]]の様なものかも知れない。~
　[[攻撃力]]1900の、[[ハンデス]][[効果]]付き[[上級モンスター]]…やはり、[[《首領・ザルーグ》]]を使っていった方が良さそうである。~
　[[攻撃力]]1900の、[[ハンデス]][[効果]]付き[[上級モンスター]]…やはり、普通は[[《首領・ザルーグ》]]を使っていった方が良さそうである。~

　しかしながら、[[【トゥーン】]]の主力としては申し分ない性能となっている。~
　では、このカードを使いたい場合はどうするか。これは[[《首領・ザルーグ》]]にはない1900の[[攻撃力]]を活かすしかない。[[《収縮》]][[《突進》]]は勿論相性が良いが、[[《鎖付きブーメラン》]][[《鎖付き爆弾》]]を使う手がある。[[《首領・ザルーグ》]]と違って[[《サイバー・ドラゴン》]]には殴り勝ち[[ハンデス]]を喰らわせる事ができ、[[上級モンスター]]にも引き分ける事ができる。更に、[[《鎖付きブーメラン》]]ならば[[守備表示]]にしてやり過ごす事もできる。~

　[[召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]できない[[デメリット]]を取り返すようなプレイングが必要である。[[相手]][[ターン]]の[[バトルフェイズ]]中に、[[《血の代償》]]で[[召喚]]するのも有効である。[[攻撃]]が通せるような状況なら、[[《太陽の書》]]で無理矢理起こすのも手か。~

　問題はあるが、[[【トゥーン】]]の主力としては申し分ない性能となっている。~
　[[《トゥーン・ワールド》]]を携えて、1900の[[直接攻撃]]＋[[ハンデス]]は大きな脅威となるだろう。~

　このカードを[[通常召喚]]するのは、先攻１[[ターン]]目や、[[相手]]が[[《光の護封剣》]]を使っている時など、元々[[攻撃]]できない状況で出すのがベストだと考えられる。~

　[[【トゥーン】]]には必ずと言って良いほど投入されている[[《スケープ・ゴート》]]を利用して、[[《地霊術−「鉄」》]]を[[相手]][[ターン]]に使用するのも１つの手。~
　[[地属性]]という事で、[[《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》]]との併用も狙えるかも知れない。~

-[[魔法使い族]][[モンスター]]である特徴を活かし、[[《ディメンション・マジック》]]で[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]しておくと、[[召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]できない[[デメリット]]が消え、返しの[[自分]]の[[ターン]]で直ぐに[[攻撃]]に参加する事ができる。~
-[[魔法使い族]][[モンスター]]である特徴を活かし、[[《ディメンション・マジック》]]で[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]しておくと、[[召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]できない[[デメリット]]が消え、返しの[[自分]]の[[ターン]]で直ぐに[[攻撃]]に参加する事ができる。が、[[アドバンテージ]]などを考えると、あまり効率的とは言えない。~

-[[《トゥーンのもくじ》]]によれば、[[《トゥーン・ワールド》]]に於ける彼女達のページは282ページらしい。

-原作・アニメにおいて―~
映画「光のピラミッド」で「ペガサスVS海馬」戦においてペガサスが使用。~
[[直接攻撃]]によって海馬の[[手札]]にあった[[《死者蘇生》]]を捨てさせた。

**関連カード [#e84e78d9]
-[[《トゥーン・ワールド》]]

-[[《トゥーンのもくじ》]]

-[[《ディメンション・マジック》]]
-[[《血の代償》]]

-[[《ヂェミナイ・エルフ》]]

-[[《鎖付きブーメラン》]]

-[[《首領・ザルーグ》]]

**収録パック等 [#n61163ab]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP119
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-132 &size(10){[[Rare]]};
-[[STRUCTURE DECK−ペガサス・Ｊ・クロフォード編−]] PE-10 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#j2a3d72c]
Ｑ：~
Ａ：