*《トゥーン・ワールド/Toon World》 [#s2c7f673]
 永続魔法
 このカードは1000ライフポイントを払う事で発動する。

 [[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[【トゥーン】]]を組む際の[[必須カード]]。~
 大幅な[[エラッタ]]を出された[[カード]]としても有名であり、旧テキストは以下の通り。~

 永続魔法
 プレイされた時に1000ポイントライフを払う。
 さらに、毎回自分のスタンバイフェイズに500ライフポイントを払わなければ、
 このカードは破壊される。
 このカードがフィールドから墓地に送られた時、
 それまで払った分のライフポイントを自分のライフポイントに加算する。

 [[エラッタ]]が出されるまでは[[トゥーン]][[モンスター]]の[[攻撃]]にも[[ライフコスト]]が必要だったことも相俟って、非常に[[ライフ]]消費の荒い[[カード]]だった。~
 おまけに、[[墓地]]に送られると[[ライフ]]は[[回復]]するものの[[《ハリケーン》]]等で[[バウンス]]されると払った[[ライフ]]が帰って来ない。~
 [[エラッタ]]によって多少軽減されたとはいえ、まだある程度の[[ライフ]]消費は覚悟していかなければならない。~

 この[[カード]]単体では何の意味もない[[カード]]なので、必然的に各[[トゥーン]][[モンスター]]の関連が問題になる。それは[[【トゥーン】]]を参考のほど。~
//[[《トゥーン・ワールド》]]と各[[トゥーン]][[モンスター]]の関係の記述は[[【トゥーン】]]に移しました。

 勿論[[《トゥーンのもくじ》]]で[[サーチ]]でき、専用[[デッキ]]を組むときは必須となる。~
 稀にだが、[[《トゥーンのもくじ》]]で[[サーチ]]可能な[[魔法カード]]であるため[[魔力カウンター]]を使用する[[デッキ]]に採用される事もある。~

-[[カード]][[イラスト]]における「トゥーン・ワールド」の本は[[カード]]毎に異なるデザインになっている。~
[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]で初登場した《トゥーン・ワールド》は緑色の地に、表紙には[[《トゥーン・ドラゴン・エッガー》]]、裏表紙には[[《トゥーン・マーメイド》]]の顔が描かれている。~
([[《トゥーンのもくじ》]]や[[《トゥーン・ディフェンス》]]、[[《ツイスター》]]の[[イラスト]]に出てくる本もこれと同一)。~
[[《シャイン・キャッスル》]]では、同じく緑色の本で表紙には[[《ダーク・ラビット》]]の顔が描かれている。~
[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]]の別[[イラスト]]版《トゥーン・ワールド》は表紙の色が紫色になっており、[[モンスター]]の[[イラスト]]は書かれていない。~
//どうやら「トゥーン・ワールド」という本は1巻だけではないようである。~
//改訂版の可能性があるので1巻だけと断定するのは少々推測が過ぎると思われる。
//実際に1巻だけなのか1巻以上あるのかは定かではない…
1巻しかない本の改訂版なのか、複数巻あるのかは定かではないが、「トゥーン・ワールド」という本は1種だけではないようである。~
ちなみに何故か、いずれの本も背表紙には何も書かれていない。

-原作・アニメにおいて―~
初登場は「決闘王国編」における「海馬vsペガサス」戦。~
[[トゥーン]][[モンスター]]を[[召喚]]する際の[[キーカード]]。~
原作においては「[[自分]]の場の[[モンスター]]を[[トゥーン]]に変える」という[[効果]]であり、このカードから[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]や[[《トゥーン・デーモン》]]等の[[トゥーン]][[モンスター]]が生まれた。~
また、このときは[[発動]]時の[[ライフコスト]]は必要なかった。~
[[トゥーン]][[モンスター]]は通常、彼らだけが入ることのできる「トゥーン・ワールド」に存在しており、「[[トゥーン]]には[[トゥーン]]でしか[[攻撃]]できない」等の反則的な[[効果]]を持つことを許されている。~
その奇想天外な[[効果]]をもって、海馬や遊戯を苦しめた。~
~
アニメ版においては、その後の「ドーマ編」における「海馬vsペガサス(アメルダ)」戦や劇場版「光のピラミッド」における「海馬vsペガサス」戦においても登場している。~
その際には、実物に則して[[発動]]時に1000ポイントの[[ライフ]]を払うようになっており、また各種[[トゥーン]][[モンスター]]の登場により「[[自分]]の場の[[モンスター]]を[[トゥーン]]に変える」という[[効果]]が無くなっている。~
しかしながら、「[[トゥーン]]には[[トゥーン]]でしか[[攻撃]]できない」という[[効果]]はそっくりそのまま残っており、明らかに実物よりも[[効果]]が強力であった。

--アニメGX「クロノスvsナポレオンvsペガサス」では、このカードの代わりに、原作版に近い[[効果]]を持ち、名称を《トゥーン・ワールド》として扱う《トゥーン・キングダム》という別の[[カード]]が使用されている。~

-コナミのゲーム作品において―~
「遊戯王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶」では、旧[[イラスト]]が何故か《悪魔城》という[[悪魔族]]の攻守を500ずつ上げる[[魔法カード]]になっていた。~
(名称・[[イラスト]]から、[[《シャイン・キャッスル》]]の対となるカードではないかと思われる)~
この《悪魔城》は元々は原作において[[《トゥーン・デーモン》]]が住まうページとして登場している。~
また、《トゥーン・ワールド》自体もしっかりと収録されている。~
[[DUEL TERMINAL]]ではCPUのペガサスが使用するが、4分の1もの[[ライフポイント]]を失うため、発動時には大ダメージを受けた際のカットインが流れる。~
しかし、後の弾ではカットインが流れないように仕様が修正されている。~
--[[遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#jb54b06c]]では上記の通り[[カード名]]を《トゥーン・ワールド》として扱う[[オリジナルカード]]《トゥーン・キングダム》が登場している。~

**関連カード [#ne38e192]
-[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]
-[[《トゥーン・デーモン》]]
-[[《トゥーン・ドラゴン・エッガー》]]
-[[《トゥーン・マーメイド》]]

-[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]

-[[《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》]]
-[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]
-[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]
-[[《トゥーン・仮面魔道士》]]

-[[《トゥーンのもくじ》]]
-[[《トゥーン・ディフェンス》]]

-[[《シャイン・キャッスル》]]

―《トゥーン・ワールド》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ツイスター》]]

**関連デッキ [#c0dfdda3]
-[[【トゥーン】]]

**収録パック等 [#gae139cf]
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP042
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-060 &size(10){[[Rare]]};
-[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]] PS-25 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]] PE-24

**FAQ [#ld6f6519]
Q:原作同様[[トゥーン]][[モンスター]]は[[トゥーン]][[モンスター]]の[[攻撃]]でしか倒されませんか?~
A:[[トゥーン]][[モンスター]]・《トゥーン・ワールド》のどちらにもそのようなテキストはないのでそのまま[[戦闘]]で[[破壊]]できます。

Q:[[エラッタ]]が出る前のカードは[[デュエル]]に使えるのですか?~
A:使えます。~
  ただし[[エラッタ]]が出た場合、使用カードが旧テキストであっても[[エラッタ]]後のテキストとして[[カード]]を使用します。~
  使用前に[[効果]]をきちんと把握しておくようにしてください。
//これは消さない方が良いだろ

Q:[[自分]]の場に[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]が存在している時、
[[手札]]から[[《トゥーン・ワールド》]]を発動し、それを[[相手]]が[[《魔宮の賄賂》]]で
[[無効]]にして[[破壊]]してきました。~
この場合、[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]は自身の[[永続効果]]で[[破壊]]されますか?~
A:[[《魔宮の賄賂》]]の[[効果]]によって、[[《トゥーン・ワールド》]]の[[発動]]を[[無効]]にし[[破壊]]した場合は、[[フィールド]]上にて[[破壊]]された扱いになりません。よって、[[フィールド]]上に存在する[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]は、自身の[[永続効果]]によって[[破壊]]されません。(09/05/01)~