遊戯王カードWiki - 《トラスト・ガーディアン》のバックアップ(No.58)

《トラスト・ガーディアン/Trust Guardian》 †

チューナー（効果モンスター）
星３/光属性/天使族/攻   0/守 800
このカードをシンクロ素材とする場合、
レベル７以上のシンクロモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
このカードをシンクロ素材としたシンクロモンスターは、
１ターンに１度だけ戦闘では破壊されない。
この効果を適用したダメージステップ終了時、
そのシンクロモンスターの攻撃力・守備力は４００ポイントダウンする。

　THE SHINING DARKNESSで登場した光属性・天使族の下級モンスターのチューナー。
　レベル７以上のシンクロモンスターのシンクロ素材にしか使用できない効果外テキスト、シンクロモンスターに限定的な戦闘破壊耐性を付与する効果を持つ。

　このカードをシンクロ素材とする場合、レベル７以上のシンクロモンスターでなければならない。
　もっとも、大抵はレベル４のモンスターをシンクロ素材にすれば満たせるので、あまり気にする必要はないだろう。

　このカードをシンクロ素材とした場合、シンクロモンスターは戦闘破壊耐性を得る。
　レベル７～８のシンクロモンスターは攻撃力が高めとは言え、攻撃力3000を超えないものが多く、戦闘破壊される可能性がある点を補える。
　《月華竜ブラック・ローズ》は攻撃力の高いモンスターを出されてもバウンスと併用して凌げるため、場持ちが良くなる。
　《閃こう竜スターダスト》なら破壊を防いだ後の戦闘破壊を狙われなくなるため、相性はいい。
　《オネスト》・《収縮》等で戦闘破壊を狙われた時にも一時的に耐えられる。

　ただ、耐えた後はステータスが下がるため、追撃の攻撃で戦闘破壊されやすくなる。
　戦闘破壊を避けるなら、《ヴァイロン・プリズム》で攻撃力を強化した方がいい。

攻撃力・守備力が400未満の場合でも、戦闘破壊されない効果が適用され攻撃力・守備力がダウンする。（10/03/12）

「レベル７以上のシンクロモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない」制約はモンスター効果として扱われず、《スキルドレイン》等では無効にはならない。

打たれ弱い《スターダスト・ドラゴン》に戦闘耐性を付与できるのはありがたい。
リリースして自己再生するとその耐性も無くなってしまうが、攻撃力も元に戻る。
また、《ダークエンド・ドラゴン》《ライトエンド・ドラゴン》も自身の効果で攻撃力が下がり、戦闘破壊されやすくなるので相性は悪くない。
とはいえ、この効果で攻撃力が下がってしまい、効果を使える回数が減ってしまうので、次のターンにリリースするなりしてしまった方がいいだろう。

「ガーディアン」の名を持つため、《ウェポンサモナー》でサーチが可能。
サーチ後に、このカードと《ウェポンサモナー》をシンクロ素材とすれば、《アーカナイト・マジシャン》をシンクロ召喚できる。
《アーカナイト・マジシャン》は魔力カウンターがなくなると貧弱なモンスターになってしまうため、戦闘破壊耐性も有効に機能するだろう。

シンクロ素材にされた時、《マクロコスモス》などで除外されても戦闘破壊耐性が付加される。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sにおいてジャックが使用するチューナーの１体。
「ジャックvs偽ジャック」（１戦目）では序盤から手札に存在したが、遊星やクロウとのわだかまりから敢えて使用せず、代わりに《ドレッド・ドラゴン》を使用した。
２戦目では《バイス・ドラゴン》と共に《レッド・デーモンズ・ドラゴン》のシンクロ素材となり、偽ジャックの《レッド・デーモンズ・ドラゴン》軍団の猛攻を凌ぎ勝利に貢献した。
「ジャックvsルチアーノ」戦では《レッド・ノヴァ》・《レッド・デーモンズ・ドラゴン》と共に《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》のシンクロ素材となった。
この時は《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》が自身の効果で除外されたため、耐性は発揮されずに終わっている。

アニメではシンクロ召喚するシンクロモンスターにレベルの制限はなく、戦闘破壊耐性は１ターンに何度も使用する事ができた。
また、ダウンするのは攻撃力のみで、この効果でシンクロモンスターの攻撃力が０となった場合、そのモンスターが破壊される仕様だった。

作中ではチーム戦の大会の為に、チームメイトからの意図でジャックのデッキに投入されていたことが示唆されている。
ジャックは当初このカードを使用することを拒んでいたが、後に考えを改めこのカードを使用している。
WRGPでは「前の走者のフィールドのカードを引き継ぐ」ルールがあるため、それを見越したカードなのだろうが、肝心の大会では１度しか使用しなかったうえに、自身の戦闘破壊耐性も発揮できずに出番を終えた。