*《トラップ・イーター/Trap Eater》 [#rd204706]
*《トラップ・イーター/Trap Eater》 [#top]
 チューナー(効果モンスター)
 星4/闇属性/悪魔族/攻1900/守1600
 このカードは通常召喚できない。
 相手フィールド上に表側表示で存在する罠カード1枚を
 墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
 墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。 

 [[CRIMSON CRISIS]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[特殊召喚モンスター]]の[[チューナー]]。~
 [[コスト]]として[[相手]]の[[罠カード]]を[[除去]]しつつ、自身を[[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]を持つ。
 [[相手]][[フィールド]]の[[罠カード]]を[[墓地へ送る]]事で[[特殊召喚]]できる[[召喚条件]]を持つ。~

 [[特殊召喚]]の手順上、[[永続罠]]・[[装備罠>装備カード]]しか[[墓地に送る]]ことが出来ない。~
 条件さえ満たせば、[[アドバンテージ]]を奪いつつ高い[[攻撃力]]を備えた[[チューナー]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する事が可能。~
 [[召喚制限]]があり、また高い[[ステータス]]が逆に[[サーチ]]・[[サルベージ]]の手段を乏しくしているため、基本的に使い切りの[[カード]]として考えた方が良い。~
 [[永続罠]]・[[装備罠>装備カード#trap]]に対する[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]というべき[[カード]]で、あちらと同様[[召喚宣言]]を行った時点で確実な[[除去]]が可能。~
 [[チェーン]]を組まない[[特殊召喚]]の[[コスト]]として[[罠カード]]を[[墓地へ送る]]ため、[[《宮廷のしきたり》]]や[[《天罰》]]などの多くの防御[[カード]]をすり抜ける。~
 [[《神の宣告》]]で[[特殊召喚]]を[[無効]]にして[[破壊された]]場合も、[[特殊召喚]]の[[コスト]]として既に[[墓地へ送られた]][[罠カード]]は戻らない。~

 [[永続罠]]は影響力の強い[[カード]]が多く、[[ダメージ]]ソースや[[デッキ]]の中核となる事も多い。~
 [[《拷問車輪》]]、[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]などの[[ロック]]パーツや[[《王宮のお触れ》]]、[[《魔封じの芳香》]]などの行動制限[[カード]]。~
 [[【メタビート】]]などで頻繁に見かける[[《スキルドレイン》]]、[[《王宮の弾圧》]]などを潰しつつ、[[モンスター]]を展開できるのは強力。~
 その他[[《正統なる血統》]]などの[[蘇生]]カードや[[罠モンスター]]も[[除去]]できる。~
 主流の[[カウンター]]である[[《神の宣告》]]、[[《魔宮の賄賂》]]が[[相手]]の場にあろうとも対象を[[除去]]できるのも嬉しい。~
 更には[[《宮廷のしきたり》]]を掻い潜って直接除去する事もできる。~
 [[攻撃力]]も1900と[[下級]][[アタッカー]]程度はある上に[[レベル]]4の[[チューナー]]であり、[[特殊召喚]]後も使い途には困らない。~

 [[悪魔族]]以外の[[モンスター]]と[[《群雄割拠》]]が場にある場合は[[《群雄割拠》]]の効果により[[特殊召喚]]することができない。~
 また、[[《マクロコスモス》]]が場にある場合、[[コスト]]として[[フィールド]]から[[墓地に送る]]ことができなくなるため[[《マクロコスモス》]]は[[除去]]できない。~
 どちらも比較的採用率の高いカードなので注意すること。~
 ただし、[[通常召喚]]ができないため、[[相手]]が[[永続罠]]・[[装備罠>装備カード#trap]]を使用しないと完全に[[腐る]]。~
 双方を使わない[[デッキ]]は珍しくないため、[[メインデッキ]]に投入するのはリスクが大きく、完全な[[サイドデッキ]]向けの[[カード]]である。~

 また[[特殊召喚モンスター]]に分類されるため、[[相手]]が[[永続罠]]等を採用してない場合完全に[[手札]]で[[腐って>腐る]]しまう。~
 幸いこの[[カード]]は[[サポート>サポートカード]]の豊富な[[闇属性]]であるので、[[永続罠]]を採用しない[[デッキ]]と遭遇した場合は[[《ダーク・グレファー》]]や[[《闇の誘惑》]]の[[コスト]]にすれば良い。~
 高い[[攻撃力]]を活かして、[[《イージーチューニング》]]の[[コスト]]にするのも有用。~
 [[墓地]]に送られると[[特殊召喚]]が出来ず、[[サルベージ]]手段も乏しいため、[[除外]]するには持って来いである。~
 [[《終末の騎士》]]で[[墓地に送れ>墓地に送る]]ば、無理なく活用できる。~
 また、幾つか[[除去]]できない[[永続罠]]も存在し、万能ではない。~
 具体的には、[[特殊召喚]]の手順として[[フィールドのカード]]を[[墓地へ送る]]行為を封じる[[《マクロコスモス》]]や、[[特殊召喚]]自体を制限する[[《群雄割拠》]]・[[《御前試合》]]などが該当する。~
//[[《虚無空間》]]

 [[汎用性]]の面で比べると[[《砂塵の大竜巻》]]や[[《ツイスター》]]には見劣りする部分が多く、このカードよりこれらが優先されて投入される場合が多い。~
 [[永続魔法]]は[[除去]]できないうえ、結局重要な場面などで[[永続罠]]の[[発動]]および[[適用]]は許してしまうからである。~
 [[相手]]の[[デッキ]]タイプに応じて、[[サイドデッキ]]から投入するのが一番だろう。~
 ただし性質上[[魔法・罠カード]]をあまり[[積む]]ことが出来ない[[【雑貨貪欲ターボ】]]や[[【フルモンスター】]]などにはメインから投入する余地もある。~
 特に、[[天魔神]]型の[[【フルモンスター】]]の場合は、[[闇属性]]・[[悪魔族]]である点も生かせる。~
 対処できる[[カード]]が乏しい上に腐りやすく、[[【フルモンスター】]]の[[サイドデッキ]]に[[《スキルドレイン》]]対策として投入するのが主となるか。~
// [[魔法カード]]を封殺する[[《王宮の勅命》]]や
 [[ペンデュラムモンスター]]対策となる[[《魔封じの芳香》]]などは[[サイドデッキ]]に入る機会はあり、それらへの[[メタ]]にはなる。~
 [[《混沌領域》]]での[[サーチ]]に対応するのも[[メリット]]になるか。~

-[[2009/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]で[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[制限復帰]]したため、だいぶ[[場>フィールド]]に出しやすくなっただろう。
-一応、「[[罠カード]]としても扱う[[罠モンスター]]」を[[《死のマジック・ボックス》]]などで[[相手]]に[[送りつけ]]たり、[[《サイコ・ギガサイバー》]]の[[効果]]を使うなどして、それを[[墓地へ送る]]ことで自発的な[[特殊召喚]]が可能。~

-相手のカードを[[コスト]]にすることができる珍しいカードである。~
([[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]][[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]などもいるので唯一ではない。)
-[[相手]]の[[罠カード]]を[[特殊召喚]]の手順として[[墓地へ送る]]ことができる珍しい[[カード]]である。~
後に登場した[[《マジカル・ハウンド》]]のような[[モンスター]]でも、[[効果]]処理として[[カード]]を[[除去]]するタイプが多くなっており、古い[[カード]]では[[テキスト]]に書かれていなくても[[自分]][[フィールド]]しか基本的に[[墓地]]へ送れないため、独自性としては現在でも随一である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「ジャックvs牛尾」戦においてジャックの[[デッキ]]に投入されているのが確認できる。~
しかし[[特殊召喚]]される事なく、[[《シールド・ワーム》]]の[[効果]]によって[[デッキ]]から[[墓地]]へ送られた。~
[[デュエリストボックス>商品同梱カード#DB]]同梱DVDに収録されたアニメ5D's特別編の「遊星vsジャック」戦においてジャックが使用。~
遊星の[[フィールド]]の[[永続罠]]《革命−トリック・バトル》を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[特殊召喚]]された。~
[[召喚条件]]であることを利用して[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]の[[効果]]を上手く回避している。~
その後、[[《ナイトメア・デーモンズ》]]の[[コスト]]として[[リリース]]された。~

--アニメ5D's本編では、「ジャックvs牛尾」戦において[[《シールド・ワーム》]]の[[効果]]によって[[デッキ]]から[[墓地へ送られた]]のが初登場である。~
「ジャックvs偽ジャック」(2戦目)では偽ジャックが使用。~
ジャックの使用した《アサルト・スピリッツ》を墓地に送って[[特殊召喚]]される。~
更に[[《ミッド・ピース・ゴーレム》]]と共に、2体目の[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。~
ジャックの[[フィールド]]の[[《アサルト・スピリッツ》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[特殊召喚]]され、[[《強化蘇生》]]により[[レベル]]4となった[[《スモール・ピース・ゴーレム》]]と共に2体目の[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。~
また、プラシドが大量のデュエルロボット・ディアブロを放ったことで発生したバトルロイヤルでは、ディアブロの[[フィールド]]の[[《DNA改造手術》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[特殊召喚]]され、[[《バイス・バーサーカー》]]と共に[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となっている。~
「ジャックvsドラガン」(2戦目)では、[[永続罠]]《バーニング・リボーン》によってジャックの[[手札]]から[[墓地へ送られた]]。~

--[[デュエリストボックス>パックパッケージ#e3c6f021]]同梱DVDでの「遊星vsジャック」戦においてジャックが使用。~
遊星の[[永続罠]]《革命−トリック・バトル》を[[墓地]]へ送り[[特殊召喚]]された。~
[[召喚条件]]であることを利用し、[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]の[[効果]]を上手く回避している。~
その後、ジャックの[[《ナイトメア・デーモンズ》]]の[[コスト]]にされた。
//コストでない、と明確な事務局回答が出ているのでこのような文章にしました。
--[[特殊召喚]]される際、[[相手]]の[[罠カード]]を食べてそこから[[特殊召喚]]されるという変わった演出がなされた。~

--アニメ版のテキストではOCGのものに加えて「この[[カード]]が[[破壊]]され[[墓地]]へ送られた時[[魔法&罠カードゾーン]]に存在する[[カード]]を1枚[[破壊]]する。」という一文があった。~
さらに[[悪魔族]]・[[効果]]と書かれていたため[[チューナー]]でもなかったようだ。
--「vs偽ジャック」(2戦目)までの[[テキスト]]では[[OCG]]のものに加えて「この[[カード]]が[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時[[魔法&罠カードゾーン]]に存在する[[カード]]を1枚[[破壊]]する。」という一文があった。~
さらに[[悪魔族]]・[[効果]]と書かれていたため[[チューナー]]でもなかったようだ。~

--「クロウvsイェーガー」(2戦目)においてイェーガーが使用した[[永続罠]]《チューニング・バリア》の[[イラスト]]に描かれている。~

--漫画5D'sの「ジャックvsレクス・ゴドウィン」戦においてジャックが使用した[[魔法カード]]《オーバー・チューニング》の[[イラスト]]に描かれている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#de191d5b]
**関連カード [#card]
-[[《ハンニバル・ネクロマンサー》]]

-[[《罠はずし》]]

-[[《トラップ・マスター》]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク
-[[《ダメージ・イーター》]]

//―《》の姿の見られるカード
-[[《マジック・ストライダー》]]

//―《トラップ・イーター》の姿が見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#b829b836]
**収録パック等 [#pack]
-[[CRIMSON CRISIS]] CRMS-JP005
-[[DUELIST EDITION Volume 3]] DE03-JP071

**FAQ [#a054a123]
**FAQ [#faq]
Q:[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]できますか?~
A:いいえ、[[自分]]の[[ターン]]の[[メインフェイズ]]時のみです。(08/11/16)

Q:[[特殊召喚モンスター]]ですか?~
A:[[特殊召喚モンスター]]になります。(08/11/16)

Q:[[通常罠]]が[[発動]]時に[[表側表示]]になったとき、それを[[墓地に送る]]ことで[[特殊召喚]]は可能ですか?~
Q:[[通常罠]]が[[発動]]時に[[表側表示]]になったとき、それを[[墓地へ送る]]ことで[[特殊召喚]]は可能ですか?~
A:いいえ、できません。(08/11/16)

Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[《群雄割拠》]]、[[自分]][[フィールド]]上に[[悪魔族]]以外の[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在する時、[[相手]][[フィールド]]上の[[《群雄割拠》]]を[[墓地に送って>墓地に送る]]《トラップ・イーター》を[[特殊召喚]]できますか?~
A:[[自分]][[フィールド]]上に[[悪魔族]]以外の[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在する場合、[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する事ができません。(09/09/06)
Q:[[相手]][[フィールド]]に[[《群雄割拠》]]、[[自分]][[フィールド]]に[[悪魔族]]以外の[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在する時、[[相手]][[フィールド]]の[[《群雄割拠》]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]《トラップ・イーター》を[[特殊召喚]]できますか?~
A:[[自分]][[フィールド]]に[[悪魔族]]以外の[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在する場合、《トラップ・イーター》を[[特殊召喚]]する事ができません。(09/09/06)
//A:はい、可能です。(09/07/09)~

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
Q:[[《王宮の弾圧》]]を[[墓地]]へ送りこの[[カード]]の[[特殊召喚]]を宣言しました。~
  [[墓地へ送られた]]その[[《王宮の弾圧》]]の[[効果]]でこの[[カード]]の[[特殊召喚]]を[[無効]]にして[[破壊]]することができますか?~
A:その場合、既に[[墓地]]へ送られている[[《王宮の弾圧》]]の[[効果]]を[[発動]]する事はできません。(08/11/26)~

Q:[[お互い]]の[[フィールドのカード]]は5枚で、[[相手]]は[[《宇宙の収縮》]]を[[発動]]しています。~
この場合、[[自分]]は[[相手]]の[[《宇宙の収縮》]]を[[墓地へ送る]]事で、[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する事は可能ですか?~
A:できません。(10/08/27)

Q:[[相手]]の[[《虚無空間》]]を[[墓地へ送る]]事で、[[自分]]は[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する事は可能ですか?~
A:その場合は不可能となります。(10/07/28)~

Q:[[《異星の最終戦士》]]が存在する時、[[相手]]の[[《スキルドレイン》]]を[[墓地へ送る]]事で、[[自分]]は《トラップ・イーター》を[[特殊召喚]]する事は可能ですか?~
A:はい、可能です。(15/09/11)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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