*《トランス・デーモン/Trance Archfiend》 [#m5c53fa6]
 効果モンスター
 星４/闇属性/悪魔族/攻1500/守 500
 １ターンに１度、手札から悪魔族モンスター１体を捨て、
 このカードの攻撃力をエンドフェイズ時まで５００ポイントアップする事ができる。
 自分フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 ゲームから除外されている自分の闇属性モンスター１体を選択して手札に加える事ができる。
　※[[エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタ>エラッタ#end]]に伴い、[[テキスト]]内の「[[エンドフェイズ]]時」は「[[ターン]]終了時」と読み替えて使用する。~

　[[ORDER OF CHAOS]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
　[[手札]]の[[悪魔族]][[モンスター]]１体を[[効果]]で[[捨てる]]ことで[[自己強化]]する[[起動効果]]と、[[破壊]]され[[墓地]]に送られた時に[[除外]]された[[闇属性]][[モンスター]]を回収できる[[誘発効果]]を持つ。~
　[[手札]]の[[悪魔族]][[モンスター]]１体を[[効果]]で[[捨てる]]ことで[[自己強化]]する[[起動効果]]と、[[破壊され>破壊された]][[墓地へ送られた]]時に[[ゲームから除外された>ゲームから除外する（取り除く）]][[闇属性]][[モンスター]]を回収できる[[誘発効果]]を持つ。~

　１つ目の[[効果]]は、[[手札]]を消費して自身を[[強化]]する[[効果]]。~
　自身の[[効果]]で[[攻撃力]]を2000まで上昇させることができるが、[[手札]]を[[捨てる]]必要があり、かつ[[悪魔族]][[モンスター]]に限定されているため、やや扱いづらい。~
　[[強化]][[効果]]は[[発動]][[ターン]]しか持続せず、[[属性]]や[[種族]]にこだわらず[[攻撃力]]2000の[[アタッカー]]を必要としている場合は、[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]等の方が使用しやすい。~
　一方、[[手札]]から[[悪魔族]]を[[捨てる]]行為は、[[コスト]]ではなく[[効果]]として扱われるので、[[暗黒界]]の[[モンスター効果]]の[[トリガー]]として使用できる。~
　[[自己強化]]はオマケと考えて、基本的にはこの点の方を活かしたい。~

　２つ目の[[効果]]は、[[除外]]されている、[[闇属性]][[モンスター]]を[[手札]]に回収する[[効果]]。~
　[[発動]]の[[トリガー]]は「[[破壊]]され[[墓地]]に送られた時」であり、[[《マクロコスモス》]]等とは[[コンボ]]できないが比較的に条件を満たしやすい。~
　[[発動]]の[[トリガー]]は「[[破壊され>破壊された]][[墓地へ送られた]]時」であり、[[《マクロコスモス》]]等とは[[コンボ]]できないが比較的に条件を満たしやすい。~
　[[闇属性]][[モンスター]]は、[[カオス]]の[[特殊召喚]][[コスト]]や[[《闇の誘惑》]]等で[[除外]]される機会は多く、回収対象には困らない。~
　[[イラスト]]にも描かれている[[除外]][[デメリット]]を持つ[[《Ａ・ジェネクス・バードマン》]]や[[《バトルフェーダー》]]、[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]する[[《ダーク・ネクロフィア》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]等とも相性が良い。~

　その[[効果]]から[[闇属性]]・[[悪魔族]]を使用する[[デッキ]]なら、どちらも十分に活かしやすい。~
　[[【暗黒界】]]では、[[起動効果]]は上記の通り[[暗黒界]]の[[モンスター効果]]の能動的な[[トリガー]]に使用でき、[[《暗黒界の門》]]の[[コスト]]で[[除外]]した[[モンスター]]もこの[[カード]]で回収できる。~
　同様に[[【デーモン】]]でも[[《トリック・デーモン》]]を捨てたり[[《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》]]等で[[除外]]した[[モンスター]]を回収することができる。~
　加えて[[《デーモンの雄叫び》]]にも対応するため、ある程度能動的な回収が狙える。~

-類似する[[効果]]を持つものに、[[《次元合成師》]]が存在する。~
そちらと比較すると、[[自己強化]]は[[手札]]を必要とせず、回収も[[属性]]を問わないので、単体ではそちらの方が扱いやすい。~
しかし、上記の通り[[属性]]と[[種族]]、[[手札]]を[[捨てる]]行為はいずれも[[デッキ]]によって活かせるので、基本的には全く別の[[モンスター]]と考えていい。~

-[[イラスト]]にはこの[[モンスター]]が[[《次元の裂け目》]]から[[《Ａ・ジェネクス・バードマン》]]を回収している姿が描かれている。~
//[[効果]]の流れが[[イラスト]]化しているのは[[魔法・罠カード]]で時々見受けられるが、[[モンスターカード]]の[[イラスト]]が特定のシチュエーションを表現しているケースは珍しい。~
//なお、背景には[[《次元の裂け目》]]があるが、前述したとおり[[《次元の裂け目》]]が存在する場合は[[効果]]は[[発動]]しない。~
[[《端末世界》]]から次元を超えてこの[[モンスター]]がいる世界へとやってきたようだ。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#vfbbd9f6]
-[[デーモン]]

-[[《次元合成師》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《Ａ・ジェネクス・バードマン》]]
-[[《次元の裂け目》]]

//―《トランス・デーモン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#o79d396a]
-[[【暗黒界】]]
-[[【デーモン】]]

**収録パック等 [#iefb19c2]
-[[ORDER OF CHAOS]] ORCS-JP035 &size(10){[[N-Rare]]};

**FAQ [#o93f0e49]
Ｑ：この[[カード]]の[[テキスト]]にある「[[手札]]から[[悪魔族]][[モンスター]]１体を捨て」の処理は、[[コスト]]ですか？　それとも[[効果]]ですか？~
Ａ：[[効果]]で[[捨てる]]扱いになります。(12/05/10)

Ｑ：[[ダメージステップ]]中にこの[[カード]]が[[破壊]]され[[墓地]]へ送られた時でも[[発動]]できますか？~
Ａ：はい、[[発動]]できます。(11/11/28)

Ｑ：この[[カード]]の[[手札]]を[[捨てる]][[効果]]を[[発動]]しました。~
　　この[[カード]]が[[効果解決時]]に[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しなくても、[[手札]]を[[捨てる]]処理は行いますか？~
Ａ：[[効果解決時]]に、[[効果]]を[[発動]]した《トランス・デーモン》が存在しない場合であっても、[[手札]]から[[悪魔族]][[モンスター]]1体を[[捨てます>捨てる]]。(12/07/04)
//http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=68467&event=FE0006

Ｑ：この[[カード]]の[[手札]]を[[捨てる]][[効果]]を[[発動]]しました。~
　　この[[カード]]が[[効果解決時]]に[[コントロール]]が[[相手]]に移った場合、[[自分]]が[[手札]]を[[捨てる]]処理と[[コントロール]]が移ったこの[[カード]]の[[攻撃力]]がアップする処理は行いますか？~
Ａ：はい、行います。(12/07/09)

Ｑ：この[[カード]]が[[チェーン]]２以降で[[破壊]]され[[墓地]]へ送られた時、２番目の[[効果]]は[[発動]]できますか？~
Ａ：[[タイミングを逃す]]ため[[発動]]できません。(12/05/03)

Ｑ：[[手札]]を[[捨てる]]のと[[攻撃力]]をアップするのは同時ですか？~
Ａ：同時です。(12/10/11)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
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//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。