《トランスターン》

通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったモンスターと種族・属性が同じで
レベルが1つ高いモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
「トランスターン」は1ターンに1枚しか発動できない。

 JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した通常魔法
 自分モンスター1体を墓地へ送り、そのモンスターと同じ種族属性レベルが1つ高いモンスターリクルートする効果を持つ。

 リクルートしたモンスターに一切の制約がないのは優秀だが、種族属性が一致するレベル差1のモンスターを採用する必要がある。
 基本的には【BF】のような、カテゴリ内でその条件が整いやすいデッキで展開を強化するために使うことになる。
 或いは、攻撃力などの条件で属性リクルーターサーチャーに対応していないモンスターリクルート手段にもなるだろう。

 レベル4からレベル5に繋ぐ場合、通常のアドバンス召喚と消費は変わらない。
 このレベル帯でリクルートから即座にディスアドバンテージを回復できるものは少ないが、上記の通りリクルートの難しい《大皇帝ペンギン》《マジック・キャンセラー》《光神テテュス》などデッキキーカードとなるモンスターもいくつか存在する。
 《フォトン・スラッシャー》などから展開できるため、《ジャンク・コレクター》を用いた1ターンキル等のコンボを狙う際にもその即効性が活きる。

 上級特殊召喚モンスター妥協召喚モンスターの活用の幅も広がる。
 《光神機−桜火》《神聖なる魂》から《アテナ》《ミストデーモン》《ガーベージ・ロード》から《エンド・オブ・アヌビス》《野望のゴーファー》など、テクニカルな面々をデッキからリクルートできる。
 変わったところでは《霧の王》から《氷の女王》《可変機獣 ガンナードラゴン》から《デモニック・モーター・Ω》を出すのもいい。

 【魚族】では、《シャークラーケン》から切り札となる《超古深海王シーラカンス》リクルートできる。
 少しでも早くフィールドに出したいモンスターがいるなら、《簡易融合》シンクロ召喚を経由することも一考の余地はある。

 地属性戦士族では《マジック・ストライカー》《切り込み隊長》《ゴブリンドバーグ》など、墓地へ送ることのディスアドバンテージを抑えられるモンスターを利用できる。
 前者2種からは《C・リペアラー》リクルートできるため、【C(チェーン)】においても採用しやすい。
 【戦士族】でも《ゴブリンドバーグ》から《無敗将軍 フリード》リクルートできるなど、層の厚さを活かせるだろう。
 闇属性戦士族では《不死武士》から《ダーク・グレファー》《終末の騎士》につなげられる。
 《ダンディライオン》から《ボタニカル・ライオ》を出せば攻撃力強化することもできる。
 【アンデット族】なら《ゴブリンゾンビ》から《茫漠の死者》リクルートしつつサーチし、自分ライフが2000以下ならそのまま特殊召喚する事で2回のダイレクトアタックによる勝利を狙う事ができる。

 【インフェルニティ】では、《インフェルニティ・ネクロマンサー》から《インフェルニティ・デーモン》リクルートできる。
 サーチカードが規制され、自身も制限カード《E・HERO エアーマン》《E・HERO フェザーマン》から特殊召喚できる。
 【カラクリ】では、効果使用後の《カラクリ商人 壱七七》から《カラクリ小町 弐弐四》リクルートするなど、柔軟な展開を行える。
 【リアクター】では《マジック・リアクター・AID》から《トラップ・リアクター・RR》《トラップ・リアクター・RR》から《サモン・リアクター・AI》リクルートできる。
 また、《ブラック・ボンバー》から《ダーク・フラット・トップ》を出せるようになる。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:種族属性レベルはどこでの状態を参照しますか?
A:墓地です。
  つまり、元々の種族属性レベルに対して効果適用します。(13/04/20)

Q:効果処理時発動コストとしたモンスター墓地に存在しなくなった場合、特殊召喚効果適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(13/04/29)

Q:《アンデットワールド》が存在する時、《ホルスの黒炎竜 LV6》墓地に送り発動する事はできますか?
A:《アンデットワールド》が存在する場合、墓地ではアンデット族となります。
  デッキに「レベル7・炎属性アンデット族」のモンスターが存在するならば可能です。(13/05/09)

Q:《死霊ゾーマ》墓地に送り発動する事はできますか?
A:墓地に送り発動する事自体ができません。(13/06/05)