*《トリック・デーモン》 [#icf9fb23]
 効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守   0
 このカードがカードの効果によって墓地へ送られた場合、
 または戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、
 デッキから「トリック・デーモン」以外の
 「デーモン」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
 「トリック・デーモン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:3/21発売のVJより

 [[JUDGMENT OF THE LIGHT]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[デーモン]]の1体であり、[[カードの効果]]または[[戦闘破壊]]で[[墓地]]に送られた場合に、[[同名カード]]以外の[[デーモン]]を[[サーチ]]できる[[効果]]を持つ。~

 [[サーチ]]対象はあらゆる[[デーモン]]が対応しており、[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]の影響下では[[《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》]]や[[《ミストデーモン》]]を経由する事で、間接的に[[レベル]]の制限を回避する事ができる。~
 純粋に[[レベル]]4未満の[[デーモン]]として有用であり、[[《ジェネラルデーモン》]]を[[サーチ]]できる事も手伝って[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]を中心とする場合は特に強力な1枚となる。~
 また、[[《デーモンの雄叫び》]]や[[《伏魔殿−悪魔の迷宮−》]]などの[[魔法・罠カード]]にも対応するので、[[【デーモン】]]では上記[[カード]]の採用に関わらず、万能[[サーチャー]]としての活躍が期待できる。~
 [[《デーモンの雄叫び》]]で[[壁]]にするだけでも、次の[[《デーモンの雄叫び》]]を含めて[[サーチ]]が行える点も強力である。~

 単体での[[ステータス]]が低いため、もともと[[デーモン]]が[[召喚]]権にシビアな事もあり[[フィールド]]を経由するには速度が気になる。~
 どこから[[墓地へ送られて>墓地へ送られた]]も[[発動]]するため、[[《おろかな埋葬》]]や[[《終末の騎士》]]で[[デッキ]]から[[墓地へ送る]]ことで[[サーチ]][[カード]]として使える点を活用したい。~
 これらは[[《デーモンの雄叫び》]]等の[[蘇生]][[対象]]を確保したり、[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]の[[効果]]を利用するといった動きが可能であるため、[[腐る]]心配は少ない。~
 既存の[[デーモン]]では[[ディスアドバンテージ]]のカバーが難しかった[[《トランス・デーモン》]]との相性もよく、[[《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》]]などを利用した[[帰還]]が戦術レベルで組み込めるようになる。~
 [[守備力]]が0なので、[[《ミストデーモン》]]・[[《デーモンの騎兵》]]ともども[[《悪夢再び》]]で[[サルベージ]]することも可能である。~

 また、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]で[[リクルート]]でき、即座に[[エクシーズ召喚]]できる。~
 [[エクシーズモンスター]]のほとんどは[[コスト]]として[[墓地へ送る]]ため、これらに関しては[[サーチ]]は行えない。~
 [[《闇・道化師のペーテン》]]などと異なり、[[エクシーズモンスター]]が[[除去]]された場合のルールによる[[墓地]]送りにも対応しないので注意。~
 ただ、[[《発条機雷ゼンマイン》]]や[[《エクシーズ・ギフト》]]といった、[[効果]]によって取り除くものもいくつか存在しており、それらに関しては問題なく[[サーチ]]が行える。~
 変わったところで[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]の[[デメリット]][[効果]]でも[[適用]]可能。~
 [[デーモン]]には[[上級モンスター]]が存在するため、[[アドバンス召喚]]で処理できる。~
 [[アドバンス召喚]]による[[ディスアドバンテージ]]をカバーできるのは、条件を満たした[[《デーモンの将星》]]程度であるが、[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]の高い[[ステータス]]を、気兼ねなく利用できるようになる点は覚えておいて損はない。~

-[[デーモン]]と名のつく[[カード]]には[[デーモン]]に直接携わらない[[カード]]も多いため、これらの[[サーチ]]手段として[[【デーモン】]]以外で採用する事も考えられる。~
[[《地縛神 Aslla piscu》]]を軸とする[[デッキ]]ならば[[《ナイトメア・デーモンズ》]]を、[[デッキトップ]]操作[[コンボ]]を狙う[[デッキ]]ならば[[《デーモンの宣告》]]を[[サーチ]]できる。~
後者の場合、[[【天変地異コントロール】]]だと[[墓地へ送る]]手段や[[召喚]]権の兼ね合いでやや扱いにくいが、[[【アスワン】]]であれば[[《魔界発現世行きデスガイド》]]や[[《終末の騎士》]]を[[《アスワンの亡霊》]]と共有でき、ここから[[《リビングデッドの呼び声》]]・[[《リミット・リバース》]]で[[《アスワンの亡霊》]][[蘇生]]を狙う際、こちらが[[墓地]]にあれば[[魔法・罠除去]]に対する[[自壊]]のリスクも抑えられる。~
[[《魔界発現世行きデスガイド》]]の共有という点では、[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]を擁する[[【インフェルニティ】]]で[[《インフェルニティ・デーモン》]]の利用を狙う事もできる。

-[[テキスト]]は「[[戦闘]]または[[カードの効果]]によって[[墓地へ送られた]]場合」で充分なのだが、わざわざ[[戦闘破壊]]と[[カード]][[効果]]による[[墓地]]送りを分けて記述されている。~
現在、「[[戦闘]]によって[[墓地へ送られた]]」という[[テキスト]]が「[[戦闘]]によって破壊され[[墓地へ送られた]]」と[[エラッタ]]されているので、それに合わせての事だと思われる。~
//[[効果]]の場合は[[破壊]]以外にも対応している事を強調したかったのだろうか?
//または、ダメージステップ中に効果で墓地へ送られた場合は発動できない裁定なのだろうか?
//「戦闘またはカードの効果によって墓地へ送られた場合」ようなテキストの持つカードの場合はダメージステップ中でカードの効果によって墓地へ送られた場合に発動できる。それとの区別?
//ニュードリアや薄幸の美少女とかも「戦闘によって墓地へ送られた」と書いてあったが、再録時にエラッタされている。現在のテキスト法則に従えば当然の書き方。

-[[イラスト]]は[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]を少女にしたような外見である。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#jc12e7ad]
-[[デーモン]]

-[[サーチャー]]

-[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]

//―《トリック・デーモン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#f2a1b7bb]
-[[JUDGMENT OF THE LIGHT]] JOTL-JP029 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:
**FAQ [#oc98978f]
Q:[[ダメージステップ]]中にこの[[カード]]が[[カードの効果]]によって[[墓地]]へ送られた場合でも、この[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(13/04/22)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。