《トリック・デーモン》

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守   0
このカードがカードの効果によって墓地へ送られた場合、
または戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「トリック・デーモン」以外の
「デーモン」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
「トリック・デーモン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 JUDGMENT OF THE LIGHTで登場する闇属性悪魔族下級モンスター
 カードの効果または戦闘破壊墓地に送られた場合に、同名カード以外のデーモンサーチできる効果を持つ。

 サーチ対象はあらゆるデーモンが対応しており、《万魔殿−悪魔の巣窟−》の影響下では《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》《ミストデーモン》を経由する事で、間接的にレベルの制限を回避する事ができる。
 純粋にレベル4未満のデーモンとして有用であり、《ジェネラルデーモン》サーチできる事も手伝って《万魔殿−悪魔の巣窟−》を中心とする場合は特に強力な1枚となる。
 また、《デーモンの雄叫び》《伏魔殿−悪魔の迷宮−》などの魔法・罠カードにも対応するので、【デーモン】では上記カードの採用に関わらず、万能サーチャーとしての活躍が期待できる。
 《デーモンの雄叫び》にするだけでも、次の《デーモンの雄叫び》を含めてサーチが行える点も強力である。

 単体でのステータスが低いため、もともとデーモン召喚権にシビアな事もありフィールドを経由するには速度が気になる。
 どこから墓地へ送られて発動するため、《おろかな埋葬》《終末の騎士》デッキから墓地へ送ることでサーチカードとして使える点を活用したい。
 これらは《デーモンの雄叫び》等の蘇生対象を確保したり、《暗黒魔族ギルファー・デーモン》効果を利用するといった動きが可能であるため、腐る心配は少ない。
 既存のデーモンではディスアドバンテージのカバーが難しかった《トランス・デーモン》との相性もよく、《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》などを利用した帰還が戦術レベルで組み込めるようになる。
 守備力が0なので、《ミストデーモン》《デーモンの騎兵》ともども《悪夢再び》サルベージすることも可能である。

 また、《魔界発現世行きデスガイド》リクルートでき、即座にエクシーズ召喚できる。
 エクシーズモンスターのほとんどはコストとして墓地へ送るため、これらに関してはサーチは行えない。
 《闇・道化師のペーテン》などと異なり、エクシーズモンスター除去された場合のルールによる墓地送りにも対応しないので注意。
 ただ、《発条機雷ゼンマイン》《エクシーズ・ギフト》といった、効果によって取り除くものもいくつか存在しており、それらに関しては問題なくサーチが行える。
 変わったところで《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》デメリット効果でも適用可能。
 デーモンには上級モンスターが存在するため、アドバンス召喚で処理できる。
 アドバンス召喚によるディスアドバンテージをカバーできるのは、条件を満たした《デーモンの将星》程度であるが、《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》の高いステータスを、気兼ねなく利用できるようになる点は覚えておいて損はない。

関連カード

収録パック等