遊戯王カードWiki - 《トリック・ボックス》のバックアップ(No.8)

《トリック・ボックス》 †

通常罠
(1)：自分フィールドの「Ｅｍ」モンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
相手フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。
自分はそのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
その後、自分の墓地の「Ｅｍ」モンスター１体を選んで相手フィールドに特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズに、
この効果で特殊召喚したモンスターのコントロールは元々の持ち主に戻る。

　クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した通常罠。

　Ｅｍモンスターの破壊をトリガーに相手モンスターのコントロールを奪えるが、それと引き換えに自分の墓地のモンスターを相手に与えてしまうので、アドバンテージは得られない。
　相手にコントロールを与えたモンスターを戦闘破壊しても、エンドフェイズにはコントロールを奪ったモンスターは相手に戻ってしまう上に、元々の持ち主が自分のモンスターは戻ってこない為、ディスアドバンテージとなってしまう。
　以上の事から単にコントロール奪取するだけなら《エネミーコントローラー》等を使った方が効率が良いと言わざるを得ないのが現状だろう。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vの「柚子vsデニス」戦でデニスが使用。
破壊効果を持つ《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》を攻撃した《Ｅｍトラピーズ・マジシャン》を対象に発動し、《Ｅｍトラピーズ・マジシャン》の効果を無効化した上で２体のコントロール交換を行った。
直後に《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》で《Ｅｍトラピーズ・マジシャン》を攻撃して、バーン効果により柚子に勝利している。

アニメでの効果及びテキストは以下の通りである。

通常罠
(1)：バトルフェイズに自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
そのモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターはその戦闘・効果では破壊されず、
そのモンスターの効果を無効にし相手フィールドのモンスター１体とコントロールを入れ替える。
この効果でコントロールを入れ替えたモンスターが破壊された場合、
そのモンスターを元々の持ち主のフィールドに特殊召喚する。