通常罠 自分の手札から「剣闘獣」と名のついた モンスター1体を相手フィールド上に特殊召喚する。 その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
CRIMSON CRISISで登場した通常罠。
手札にある剣闘獣一体を相手フィールドに召喚する代わりに自分が1枚ドローできる。
このカード自体と手札の剣闘獣、あわせて2枚を消費し、相手にモンスターを与えた上で1枚ドローするのみであり、効率は悪い。
1枚ドローするだけなら、《八汰烏の骸》や《強欲な瓶》を使う方がいいのは言うまでもないだろう。
相手フィールドに高攻撃力モンスターしかいない場合、それを避けつつ戦闘を行い、リクルート効果を発動できるようになる。
だがそれなら防御にも役立つ《和睦の使者》等を使った方が効率が良く、このカードである意味が無い。
モンスターの戦闘破壊が必須となる《剣闘獣サムニテ》を使う場合であれば、多少は役に立ち得るか。
一応《所有者の刻印》か《洗脳解除》を使えば特殊召喚した剣闘獣が自分フィールド上に戻って来るが、手間とカード消費を鑑みるとあまり実用的とは言えないだろう。
レベル制限はないものの、特殊召喚に制限のない上級剣闘獣は《剣闘獣オクタビウス》と《剣闘獣アウグストル》の二体のみであり、それにせよ《休息する剣闘獣》で戻してリクルートを狙う方が有益である。
下級剣闘獣であれば、《二重召喚》等の方が遥かに手っ取り早い。
―イラスト関連
Q:このカードの効果で《剣闘獣アレクサンデル》または《剣闘獣スパルティクス》を特殊召喚できますか?
(これらのモンスターの「特殊召喚できない」は、相手の場に特殊召喚する場合も引っかかりますか?)
A:《剣闘獣アレクサンデル》は、《剣闘獣ディカエリィ》以外の効果によって特殊召喚する事ができず、《剣闘獣スパルティクス》は、《剣闘獣ホプロムス》以外の効果によって特殊召喚する事ができないモンスターとなります。
したがって、《トロイの剣闘獣》の効果によって《剣闘獣アレクサンデル》や《剣闘獣スパルティクス》を手札から特殊召喚する事はできません。(10/06/04)
Q:カードの発動時に特殊召喚する手札の剣闘獣を選択しますか?
A:カードの発動時に、特殊召喚する手札のモンスターを対象に選択する事はありません。(10/06/04)
Q:このカードの効果で剣闘獣を特殊召喚した時に《激流葬》を発動できますか?ドローでタイミングを逃す事になりますか?
A:《トロイの剣闘獣》の効果によってモンスターを特殊召喚した場合、その後ドローする効果処理が続きタイミングを逃す為、《激流葬》を発動する事はできません。(10/06/04)
Q:相手フィールドに剣闘獣を特殊召喚することができなかった場合はドロー処理は適用されますか?
A:いいえ、ドローできません。(12/04/11)
Q:効果解決時に相手モンスターカードゾーンが埋まっていた場合、手札の剣闘獣はどうなりますか?
A:手札の剣闘獣を相手に見せて空撃ちでない事を証明し、その後手札に持ったままになります。(11/04/11)