*《ドゥーブルパッセ/Doble Passe》 [#xdbde64e]
 通常罠
 (1):相手モンスターが自分フィールドの
 表側攻撃表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。
 攻撃対象モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、
 その相手モンスターの攻撃を自分への直接攻撃にする。
 その自分のモンスターは、
 次の自分のターンに直接攻撃できる。
//ソース:http://i.imgur.com/5AsZOk1.jpg

 [[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]]で登場する[[通常罠]]。~
 [[相手]]の[[攻撃]]を[[直接攻撃]]に変更し、[[攻撃対象]]となった[[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[効果ダメージ]]を与え、次の[[ターン]][[直接攻撃]]を可能とする[[効果]]を持つ。

 [[相手]]に[[直接攻撃]]を許すことになるが、引き換えに[[自分]]も[[直接攻撃]]が可能となる。~
 [[攻撃対象]]となっている場合は[[攻撃力]]で劣る状況が多いが、[[攻撃力]]分の[[火力]]も飛ばすことができるので、こちらは実質2倍の[[ダメージ]]となる。~

 [[相手]]からの[[《N・グラン・モール》]]などによる[[戦闘]]を介した[[除去]]や、[[リクルーター]]などの[[自爆特攻]]に対して[[発動]]できれば大きなリターンが望める。~
 また、[[自分]]側の[[モンスター]]としては[[《首領・ザルーグ》]]などの[[戦闘ダメージ]]を与えたとき[[アドバンテージ]]を得られる[[モンスター]]とは相性がよい。~
 特に、[[アタッカー]]には届かず[[モンスター]]の[[戦闘破壊]]は狙いにくいが、ある程度の[[攻撃力]]は持っているというラインが[[発動]]しやすさと威力を両立しやすい。~
 他には、強固な[[効果]][[耐性]]を持っている[[カード]]であれば、弱点の[[戦闘破壊]]を回避した上で確実性の高い[[直接攻撃]]を狙うことができる。~

 ただし、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を[[直接攻撃]]に変更するのは大きな賭けであり、状況によっては[[自分]]の首を絞めかねない。~
 [[《スピリットバリア》]]とは[[コンボ]]になるが、この場合は複数回利用できる[[《アストラルバリア》]]のほうが使いやすい。~
 [[攻撃]]を通したいだけであれば、[[相手]]の[[耐性]]に影響されるものの単純に[[《次元幽閉》]]等で[[除去]]を狙ったほうが状況は選びにくい。~
 [[火力]]とするにしろ[[モンスター効果]]で[[アドバンテージ]]を得るにしろ後半の[[効果]]での[[直接攻撃]]に成功してこそであり、前半の[[バーン]]だけならほとんどの場合[[《魔法の筒》]]の[[下位互換]]となる。~
 次の[[バトルフェイズ]]までに[[相手]]に[[攻撃]]を対策されるのは必至なので、[[攻撃]]を通すための方策を別に用意しておきたい。~

-[[攻撃]]を[[直接攻撃]]に変更すると共に[[ダメージ]]を与えるので、[[ダメージ]]を与えるのは[[直接攻撃]]を受ける前であり、仮に[[お互い]]の[[ライフ]]が僅かならばこの[[カード]]を[[発動]]した側の勝利となる。~
アニメでの描写とは逆なので気をつけておきたい。~

-フランス語で「Double(ドゥブル)」は「二重の」、「Passe(パッセ)」は「通過する」を意味する。~
どちらも日本ではバレエ用語として使用されている。~
この[[カード]]の場合、[[お互い]]の[[モンスター]]が[[相手]][[モンスター]]を通過し、互いに[[直接攻撃]]を行う、といった意味合いだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて天上院明日香が愛用する[[罠カード]]。~
初登場は「十代vs明日香」(1戦目)。~
[[《E・HERO スパークマン》]]の[[攻撃]]を[[直接攻撃]]にする事で、[[《エトワール・サイバー》]]を守りつつ十代に[[直接攻撃]]を決めた。~
以降も明日香の殆どの[[デュエル]]で使用されており、[[直接攻撃]]時に[[攻撃力]]の上昇する[[《エトワール・サイバー》]]や、[[効果]]の性質上[[攻撃対象]]に狙われやすい[[《サイバー・チュチュ》]]と組ませる戦術も見せている。~
「十代&明日香vs剣山&レイ」戦では、[[《N・グラン・モール》]]による[[除去]]を防いだうえで《ダークティラノ》の[[攻撃力]]2900を[[ダメージ]]として飛ばす理想的な使い方を見せた。~
明日香の代名詞ともいえる[[カード]]であり、ダークネスの世界に引き込まれる際にはこの[[カード]]が媒介となっていた。~

--アニメ当初の[[効果]]は、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を[[直接攻撃]]とし、[[攻撃対象]]となった[[自分]][[モンスター]]が同時に[[相手]]へ[[直接攻撃]]を行う[[効果]]だった。~
[[相手]][[ターン]]中に[[自分]][[モンスター]]に[[直接攻撃]]させるという独特の[[効果]]であったが、処理が難しいためか「明日香vsボーイ」戦からは[[直接攻撃]]を受けた後[[効果ダメージ]]を与える[[効果]]に変更された。~
[[OCG]]版では、この変更前後の[[効果]]を足し合わせたような[[効果]]となっており、各々の[[効果]]こそ若干変えられたが双方に配慮する形となった。~

--漫画GXの「十代vs明日香」戦においても明日香が使用。~
アニメ初期と同じ[[効果]]であり、[[《E・HERO フレイム・ブラスト》]]の[[《アイス・ブリザード・マスター》]]への[[攻撃]]を[[直接攻撃]]に変更した。~
3300もの[[戦闘ダメージ]]([[OCG]]では2300となる。[[《E・HERO フレイム・ブラスト》]]参照)を受けたものの[[直接攻撃]]で勝利できるはずだったが、その前に十代の[[魔法カード]]《バックドラフト》で敗北となった。~
「明日香vsデイビット」戦では初手にあり[[先攻]]1[[ターン]]目で[[セット]]されたが、[[魔法カード]]《強制発動》と《イグニッション》で[[発動]]を強制された上に[[効果]]を変更されてしまう。~
結果として、デイビットの[[《The big SATURN》]]を用いた[[1ターンキル]]に利用されてしまうこととなった。~

--登場シーンの多さのほか身を呈して[[モンスター]]を庇う描写やその際の台詞も印象的であり、明日香の象徴というべき[[カード]]であったが、[[OCG]]化は非常に遅かった。~
TAG FORCEシリーズでの[[オリジナルカード]]化もされておらず、かなり不遇の[[カード]]だったと言える。~

--漫画ではカード名に中点が入り、《ドゥーブル・パッセ》となっていた。~
--漫画では[[カード名]]に中点が入り、《ドゥーブル・パッセ》となっていた。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#i68c447e]
-[[《アストラルバリア》]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#zf2db872]
-[[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]] CPL1-JP021

//**FAQ
//Q:~
//A:

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
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