*《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ/Dragunity Knight - Vajrayana》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星6/風属性/ドラゴン族/攻1900/守1200
 ドラゴン族チューナー+チューナー以外の鳥獣族モンスター1体以上
 (1):このカードがS召喚に成功した時、
 自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族の
 「ドラグニティ」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
 (2):1ターンに1度、このカードに装備された
 装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
 このカードの攻撃力はターン終了時まで倍になる。

 [[LIMITED EDITION 16>LIMITED EDITION#LE16]]で登場した[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[シンクロ召喚に成功した]]時に[[墓地]]の[[レベル]]3以下の[[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]を装備する[[誘発効果]]と、[[装備カード]]を[[墓地へ送る]]ことで[[攻撃力]]を倍にする[[起動効果]]を持つ。~

 [[【ドラグニティ】]]では[[《ドラグニティ−ファランクス》]]+[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]により手早く[[シンクロ召喚]]できる。~
 [[《竜の渓谷》]]によりどちらも高速で[[サーチ]]・[[墓地]]落としが可能であり、[[シンクロ召喚]]は非常に容易である。~
 [[【ドラグニティ】]]以外でも[[《クレーンクレーン》]]等を使用すれば[[シンクロ召喚]]自体は難しくない。~

 (1)の[[効果]]で[[シンクロ召喚に成功した]]時に[[墓地]]の[[ドラグニティ]]を装備できる。~
 [[《ドラグニティ−ファランクス》]]を装備して[[特殊召喚]]し、共に[[シンクロ素材]]にして[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]に繋げるのが基本形。~
 この過程は[[シンクロ召喚]]を二度行っているため、[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]が同時に存在すれば[[アドバンテージ]]を稼ぐ事もできる。~
 [[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]も、[[《ドラグニティ−レギオン》]]と[[《ドラグニティ−ファランクス》]]の組み合わせで簡単に用意できるので、揃えば強力な[[シナジー]]を生む。~
 また、別パターンの展開として[[《ドラグニティアームズ−ミスティル》]]と共に並べて[[ランク]]6の[[エクシーズ召喚]]を狙うことも可能である。~

 (2)の[[効果]]は、1[[ターン]]のみの使い切りとは言え一瞬で3800の[[攻撃力]]を得ることができる。~
 こちらは[[《ドラグニティ−アキュリス》]]との[[シナジー]]を持ち、自身の[[強化]]と同時に[[除去]]を行うことが可能。~
 倍にするのは現在の[[攻撃力]]なので、あらかじめ[[装備魔法]]等で[[強化]]した状態で[[効果]]を[[発動]]すればさらに高い[[攻撃力]]を得られる。

 欠点としては、[[元々の攻撃力]]が低く[[相手]][[ターン]]に無防備になりやすい点が挙げられる。~
 多くの場合は[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]にしてしまうため[[相手]][[ターン]]には[[フィールド]]に残らないが、(2)の[[効果]]を使用する場合はできるだけその[[ターン]]で決着をつけたいところ。~
 [[《ドラグニティの神槍》]]を併用すれば、(2)の[[効果]]の[[コスト]]と[[《ドラグニティ−ファランクス》]]を同時に用意できる。~
 [[《ドラグニティ−ブランディストック》]]を装備し、[[《ドラグニティの神槍》]]を[[コスト]]にすれば3800の[[2回攻撃]]が可能。~
 (1)の[[効果]]で装備した[[モンスター]]を(2)の[[効果]]の[[コスト]]にし、[[《ドラグニティの神槍》]]を温存しておけば5000の[[攻撃力]]で[[2回攻撃]]でき、しかも[[罠カード]]への[[耐性]]がつく。~

-(2)の[[効果]]の[[コスト]]は[[装備カード]]であればその種類を問わないため、一般的な[[装備魔法]]や装備[[罠カード]]も使用できる。~
また、[[自分]]のものに限定されていないため、この[[モンスター]]に装備された[[装備カード]]であれば、[[相手]]がコントロールする[[装備カード]]でも[[コスト]]として使用できる。

-[[イラスト]]の乗り手の騎士は色が異なるが[[《ドラグニティ−ミリトゥム》]]だと思われる。~

-先述の通り、[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]からこの[[カード]]を経由して[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]に繋ぐのが[[【ドラグニティ】]]の基本戦術である。~
そのため、この[[カード]]は3枚でも足りなくなる場合があるほど非常に重要なポジションを担っている。~
[[エクシーズモンスター]]が登場してからは、[[《ドラグニティアームズ−ミスティル》]]との併用で[[ランク]]6の[[エクシーズモンスター]]にも繋がるようになり、[[汎用性]]はさらに高くなった。~

--需要が高騰した時には日本語版は[[絶版]]状態にあったが、[[THE RARITY COLLECTION]]に再録された。~
一方、韓国語版[[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]]のスペシャルエディションに[[《ドラグニティ−ファランクス》]]と共に[[Secret]]として付属されている。~

-「ヴァジュランダ(Vajuranda)」とは、古代インドの叙情詩であるラーマーヤナにおいて英雄ヌーディが聖者ビシュヴァーミトラより授かった、雷の牙とも呼ばれる投槍。~
神々の化身である猿たちの王ハヤムーレが争っていたその兄の猿王ブカーケを倒した。
--[[英語名]]の「Vajrayana(ヴァジラヤーナ)」とは、サンスクリット語で密教を意味する。~
密教は神秘主義を特徴とする仏教の一派であり、日本には[[空海>《霊滅術師 カイクウ》]]によって伝えられた。~
ゲームにのみ登場していた時点では下記の通り[[英語名]]も「ヴァジュランダ」だったのだが、なぜ武器と全く関係のない名前になったのかは不明。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-V第60話において、徳松が囚人たちから巻き上げた[[カード]]の中に確認できる。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]でこの[[カード]]と[[LIMITED EDITION 16>LIMITED EDITION#LE16]]の残りの[[モンスター]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「堕ちゆくセカイ」が出現する。~
NEXTでのSDGPでは、この[[カード]]により高速[[シンクロ召喚]]が行えるためこの[[モンスター]]と[[デッキ]]が猛威を振るっていた。~
--海外版のゲーム作品では、実物が登場するまで[[英語名]]が《Dragunity Knight - Vajuranda》と表記されていた。~

**関連カード [#pack]
-[[ドラグニティ]]

-[[《リミッター解除》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ドラグニティ−ミリトゥム》]]

//―《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ドラグニティ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[LIMITED EDITION 16>LIMITED EDITION#LE16]] LE16-JP003 &size(10){[[Ultra]]([[Parallel]])};
-[[THE RARITY COLLECTION]] TRC1-JP031 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Collectors]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]種別は何ですか?~
A:[[装備カード]]を装備するのは[[誘発効果]]、[[攻撃力]]倍化は[[起動効果]]です。~
  なお、一つ目の[[効果]]は[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]にする[[効果]]です。(09/09/07)

Q:[[元々の攻撃力]]ではなく[[攻撃力]]を2倍にするのですか?~
A:はい、そうです。(09/09/07)

Q:[[墓地]]に送る行為は[[コスト]]ですか?~
A:[[コスト]]です。(09/09/07)

Q:このカードに装備された[[相手]]の[[装備カード]]を[[墓地]]へ送って[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/06/17)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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