*《ドラゴン・アイス/Dragon Ice》 [#r8a31dcc]
 効果モンスター
 星5/水属性/ドラゴン族/攻1800/守2200
 相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
 自分の手札を1枚捨てる事で、このカードを手札または墓地から特殊召喚する。
 「ドラゴン・アイス」はフィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

 [[EXTRA PACK]]で登場した[[水属性]]・[[ドラゴン族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[手札]]か[[墓地]]から自身を[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[手札]]にある場合、[[手札コスト]]としてこの[[カード]]を使用し、[[墓地]]から自身を[[特殊召喚]]可能なため、実質ノー[[コスト]]で[[特殊召喚]]できる。~
 [[除外]]されたり[[手札]]が尽きない限り、[[相手]]の[[特殊召喚]]に反応してしつこく[[フィールド]]に出現するため、[[特殊召喚]]を多用する[[相手]]に対しては大いに活躍が期待できる。~
 [[1ターンキル]]の抑止にも適していると言える。~

 [[特殊召喚]]自体は多くの[[デッキ]]で利用されているため、[[発動]]の機会に困る事はほとんど無いだろう。~
 ただ、[[攻撃力]]のインフレが進行した現在、この程度の[[ステータス]]では多くの[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]に突破されてしまう。~
 [[攻撃]]を防ぐならより優秀な[[《バトルフェーダー》]]なども存在するため、この[[カード]]を使うならば[[種族]]や[[属性]]を生かした[[コンボ]]を狙いたい。

-[[ダメージステップ]]では[[発動]]不可能なので、[[リクルーター]]には対応できない。

-[[手札]]から[[効果]]を[[発動]]することができる数少ない1枚([[手札誘発]]を参照)。~
[[手札誘発]]の場合、その[[発動]]タイミングとして「[[誘発効果]]の方が先というルール」や[[スペルスピード]]が無視されるので注意が必要である。

-[[《巨竜の羽ばたき》]]とは非常に相性がよい。~
[[手札]]から自身を[[コスト]]にして[[特殊召喚]]したこの[[カード]]を[[《巨竜の羽ばたき》]]の[[バウンス]]に利用する事で、実質ノー[[コスト]]で[[フィールド]]の[[魔法・罠カード]]を一掃する事が可能。~
回収した《ドラゴン・アイス》は[[手札]]で再び[[相手]]の[[特殊召喚]]を待ち構える事ができるので、若干[[相手]]に依存するところがある点を除けば強力な[[コンボ]]と言える。

-[[水属性]]・[[ドラゴン族]]であり、[[《氷結界の龍 グングニール》]]・[[《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》]]の[[シンクロ]]素材として使うことができる。~
[[【ドラゴン族】]]では[[《炎龍》]]・[[《ドレッド・ドラゴン》]]と組み合わせて[[シンクロ召喚]]を狙うと良いだろう。~

-元々は、海外版[[Gladiator's Assault]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~
登場時の[[環境]]では[[《サイバー・ドラゴン》]]対策が急務とされており、だからこそ2200という[[守備力]]が設定されたのだろう。~
しかし、日本ではその後に[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を筆頭に2200を上回る[[攻撃力]]と[[モンスター除去]][[効果]]をもつ[[特殊召喚モンスター]]が続々と登場し、この[[カード]]単体ではとても太刀打ちできない[[環境]]になってしまった。~
そもそも海外での登場時期ですら、日本には[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]という強力な[[《サイバー・ドラゴン》]][[対策カード>メタカード]]が登場していた。~
さらにこの[[カード]]の日本上陸を待たずして[[《サイバー・ドラゴン》]]は[[制限カード]]になり、上記の様な活躍の機会も減ってしまった。~

--ところが[[ORDER OF CHAOS]]で[[《フォトン・スラッシャー》]]が登場して以降、[[《ライトロード・プリースト ジェニス》]]など[[守備力]]2100以上の[[ブロッカー]]が見直されるようになったことで、日本でもこの[[カード]]の価値が相対的に増し、[[半上級モンスター]]という手軽さからこの[[カード]]を採用する[[デッキ]]も見られるようになった。~
その後、[[ストラクチャーデッキ−海皇の咆哮−]]や[[ABYSS RISING]]に於いて、[[水属性]][[モンスター]]の[[コスト]]となった時に[[効果]]を発揮する[[海皇]]や[[水精鱗]]が登場したことで、それらとの[[シナジー]]も注目されるようになった。~
[[《海皇の重装兵》]]ならば2枚の[[ボード・アドバンテージ]]を稼げ、[[《海皇の竜騎隊》]]ならば[[手札]]消費が実質1枚でこの[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。

-[[《伝説の都 アトランティス》]]の影響下ならば[[リリース]]が必要なくなる。~
[[《サルベージ》]]等で[[手札コスト]]を補充すれば、[[相手]]の攻めを何度も阻めるだろう。~
もっとも、上記のような強力な[[特殊召喚モンスター]]達の強襲の前には成す術もないのだが。

-英語版の[[テキスト]]では、枚数制約は「”[[モンスター]]の”《ドラゴン・アイス》が1体のみ」であるという内容が書かれている。~
一方の日本版は「《ドラゴン・アイス》は[[フィールド]]上に1枚」と書かれており、[[《サクリファイス》]]などに装備されていても[[フィールド]]上に出す事はできない。~
日米で裁定が異なる[[カード]]の1つである。

-米国で行われたモンスターデザインコンテストの入賞作。~
その名に反し、見た目はドラゴンとはほど遠く、ドラゴンのモデルたる爬虫類の面影すらない。~
日米の文化に於ける「ドラゴン」のイメージの差異を示す好例だろう。~
もっとも日本人の「ドラゴン」のイメージは、アメリカから来たダンジョンズ&ドラゴンズにおけるデザインそのものであるのだが。

-米国では名前が[[《Super Vehicroid - Stealth Union》>《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]になっている[[エラーカード]]が存在する。

//-台湾産のアイスにドラゴンアイスというものがある。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#jc5b6bf8]
-[[《カオスハンター》]]
-[[《サイバー・ダイナソー》]]
-[[《ファントム・ドラゴン》]]

-[[《THE トリッキー》]]
-[[《マシンナーズ・フォートレス》]]

-[[《狩猟本能》]]

//―《ドラゴン・アイス》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#w9c5c0fb]
-[[EXTRA PACK]] EXP1-JP017

**FAQ [#ob5f1427]
Q:[[効果]]分類は何ですか?[[捨てる]]のは[[コスト]]ですか?~
A:「1枚のみ存在できる」という[[効果]]には特に種別はありません。([[ルール効果]])~
  自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[誘発効果]]であり、[[手札]]を[[捨てる]]のは[[コスト]]です。(08/09/13)

Q:[[ダメージステップ]]に[[発動]]できますか?~
A:できません。(08/09/16)

Q:同時に複数枚が[[リバース]]した場合、どう処理しますか?~
A:[[コントローラー]]がどちらか1枚を選び、選ばなかった方を[[破壊]]します。(08/09/13)

Q:既に《ドラゴン・アイス》が[[フィールド]]に存在する時、[[手札]]にいる別の《ドラゴン・アイス》の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
  《ドラゴン・アイス》が[[モンスター]]ではなく[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[装備カード]]状態で存在している場合はどうですか?~
A:不可能です。《ドラゴン・アイス》が[[装備カード]]になっている時も不可能です。(08/09/13)

Q:《ドラゴン・アイス》が[[フィールド]]上に[[モンスター]]状態、または[[装備魔法]]状態で存在します。~
  この状態で他の《ドラゴン・アイス》を[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]することができますか?~
  また、[[墓地]]の他の《ドラゴン・アイス》を[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]に装備することができますか?~
A:《ドラゴン・アイス》が[[フィールド]]上に存在する場合、2体目となる《ドラゴン・アイス》の[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]や、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[効果]]によって、装備する事はできません。~
  《ドラゴン・アイス》が[[装備カード]]扱いとして[[フィールド]]上に存在する場合も同様です。(09/02/20)

Q:[[効果発動時]]に[[コスト]]でこの[[カード]]自身を捨て、[[効果解決時]]に捨てたこの《ドラゴン・アイス》を[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか?~
A:できます。(08/10/04)

Q:[[手札]]が《ドラゴン・アイス》1枚だけの時に[[発動]]し、自身を[[コスト]]で[[墓地]]に[[捨てる]][[発動]]は出来ますか?~
A:できます。[[墓地]]に捨てた《ドラゴン・アイス》自身の[[特殊召喚]]が有効です。(08/10/04)

Q:[[効果発動時]]に[[コスト]]でこの[[カード]]自身を捨て、[[除外]]された場合、この《ドラゴン・アイス》を[[特殊召喚]]できますか?~
A:できません。(08/10/04)

Q:[[手札]]からこの[[カードの効果]]を発動し、[[効果解決時]]にこの[[カード]]が他の[[カードの効果]]で[[墓地へ送られた]]場合でも[[特殊召喚]]できますか?~
//A:[[調整中]](11/05/27)
//A:はい、[[特殊召喚]]できます。(10/07/15)
A:いいえ、[[特殊召喚]]できません。(12/03/31)

Q:[[相手]]が[[《激流葬》]]を[[発動]]するより前にこの[[カードの効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[手札]]・[[墓地]]で[[発動]]する場合いずれも[[調整中]](11/08/07)

Q:[[相手]]の[[《激流葬》]]に[[チェーン]]してこの[[カードの効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[手札]]・[[墓地]]で[[発動]]する場合いずれも[[調整中]](11/08/07)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~