*《ドラゴンを呼ぶ笛/The Flute of Summoning Dragon》 [#c4a5a36b]
 通常魔法
 「ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−」が
 フィールド上に表側表示で存在する時、手札からドラゴン族モンスターを
 2枚まで自分フィールド上に特殊召喚する。

 [[絶版]]である[[EX]]で登場した、条件付の[[ドラゴン族]]サポート[[魔法>魔法カード]]。

 いかなる[[ドラゴン族]][[モンスター]]も簡単に、しかも2体も[[召喚]]できるという展開力は魅力。~
 しかも発動できたということは、つまり[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]が既に場に出ていることを意味している。~
 そのお陰で相手のカード[[効果]]を気にせずに[[召喚]]できるというのも大きい。~

 しかし、貧弱な[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]を[[召喚]]とし、[[手札]]からしか[[召喚]]できない[[汎用性]]の低さから使い難い。~
 [[上級]][[ドラゴン族]]との3連[[コンボ]]なので不安定であり、かといって、[[下級]][[ドラゴン族]]に使う意味も薄い。~
 それなりに使えないわけではないが、中心として回るには辛いカードである。~
 同様に[[ドラゴン族]]を[[特殊召喚]]できる[[《竜魔人 キングドラグーン》]]の存在も、このカードの評価を下げている。~
 こちらも[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]が場に居れば、[[《融合呪印生物−闇》]]の[[起動効果]]で即時[[召喚]]できる。~

 [[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]自体は[[《クリッター》]][[《キラー・トマト》]][[《召喚僧サモンプリースト》]]で[[サーチ]]できるので、2枚で十分かもしれない。~
 [[発動条件]]を満たせない時は[[《封印の黄金櫃》]]で補助したり、[[《召喚僧サモンプリースト》]][[《賢者ケイローン》]]のコストにしたい。
  
-初期の頃、[[ドラゴン族]][[デッキ]]を考えた場合、有効な[[効果]]を持つ[[ドラゴン族]]は皆無で、[[下級モンスター]]で使いやすい[[ドラゴン族]]も少なかった。~
であるが故に、この[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]で[[上級モンスター]][[最上級モンスター]]を呼び出す様な[[デッキ]]を作る以外に選択肢はなかった。~
だが、その[[手札事故]]の発生率は当時から[[ファンデッキ]]でも厳しいものがあった。

-なお、相手の場に[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]がいても発動できる。~
そういう機会は滅多にないだろうが…

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」に入る前の前哨戦である「海馬vsCPU」戦においてCPUが使用。~
原作では[[手札]]の[[ドラゴン族]]をすべて[[特殊召喚]]できた。~
元々は海馬が[[召喚]]し難くなった[[《青眼の白龍》]]の高速[[召喚]]・防御のために[[セット]]で入れていたカードであるが、このときは[[《オベリスクの巨神兵》]]の力を試すため共にCPUに使わせていた。~
そして因縁の対決である「闇遊戯vs海馬」戦でその[[効果]]は最大限に発揮され、一気に遊戯を窮地に追い詰める。~
しかし実はこのとき「双方が[[ドラゴン族]][[モンスター]]を[[召喚]]できる」という抜け道があり、このカードがOCG化されてずいぶんとたち、このカードの効果も多くの人に知られているため、この展開に拍子抜けしてしまった人が多い。~
~
その後も[[《青眼の白龍》]]のサポートとして、海馬の[[デッキ]]で活躍している。~
[[ドラゴン族]][[上級モンスター]]が多い海馬の[[デッキ]]にしてみれば、これほど心強いカードはないのだろう。~

--ちなみに「[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]が[[墓地]]に置かれたのでカードを[[ドロー]]させてもらうぞ」という台詞がある。~
[[ドロー]][[効果]]なんてテキストに書いてなかったようだが…?~

--Rでも登場し、あきらかにこのカードと一緒に使えというような、[[ドラゴン族]][[モンスター]]2枚を[[手札]]に加える《ドラゴン・目覚めの旋律》というカードを海馬が使用している。~
これにより[[《青眼の白龍》]]の2体高速[[召喚]]に成功した。

**関連カード [#a629c57e]
-[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]

-[[《青眼の白龍》]]

**収録パック等 [#m912eec8]
-[[EX]] &size(10){[[Secret]]};
-[[EX-R]] EX-85 &size(10){[[Ultra]]};
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-47
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-029

**FAQ [#r16683c7]
Q:~
A: