*《ドリル・ウォリアー/Drill Warrior》 [#ad848a92]
 シンクロ・効果モンスター
 星6/地属性/戦士族/攻2400/守2000
 「ドリル・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時にこのカードの攻撃力を半分にし、
 このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
 また、自分のメインフェイズ時に1度だけ、
 手札を1枚捨ててこのカードをゲームから除外する事ができる。
 次の自分のスタンバイフェイズ時、このカードの効果で除外した
 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
 その後、自分の墓地に存在するモンスター1体を手札に加える。

 [[ABSOLUTE POWERFORCE]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[攻撃力]]を半分にする事で[[直接攻撃]]可能になる[[起動効果]]と、自身を一時的に[[除外]]する[[起動効果]]、その[[効果]]による[[帰還]]時に[[モンスター]]を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]を持っている。

 [[チューナー]]は[[《ドリル・シンクロン》]]で固定されているが、[[レベル]]3同士なら揃えるのはそう難しくない。~
 また、[[《クイック・シンクロン》]]+[[レベル]]1[[モンスター]]でも[[シンクロ召喚]]可能である。

 [[直接攻撃]]能力は、「[[元々の攻撃力]]」ではなく「[[攻撃力]]」を半分とする。~
 [[装備魔法]]などを使う場合は、順番をよく考えて使いたい。~
 また、この手の[[効果]]にしては珍しく[[エンドフェイズ]]に[[攻撃力]]が戻ることはないため、後半の[[除外]][[効果]]でカバーしたいところ。~

 2つ目の[[効果]]は、タイムラグこそあるものの[[手札]]1枚を[[墓地]]の1枚に交換するので損失がない。~
 この[[モンスター]]が[[フィールド]]から[[離れ>離れる]]てしまい守りが手薄になってしまうが、見方を変えれば[[スピリット]]のように「[[相手]][[ターン]]に[[除去]]されない」ともとれる。~
 現[[環境]]では[[カード]]を[[破壊]]する手段が豊富なため、むしろ[[メリット]]になる事の方が多い。~
 自身の[[効果]]を含む[[攻撃力]]減少や[[《拷問車輪》]]といった厄介なものを[[リセット]]・解除できる点も見逃せない。~
 さらにこの[[効果]]で[[特殊召喚]]するときは[[サルベージ]]するところまで一連の処理という裁定が出ているため、[[《奈落の落とし穴》]]などが[[発動]]できないのも評価できる。~

 ほぼ毎[[ターン]]使える[[《死者転生》]]と言っても良く、[[デッキ]]の性質上[[墓地]]にある[[カード]]全てを[[手札]]のように扱う事が出来る[[【フルモンスター】]]とは相性がよい。~
 [[《星見獣ガリス》]]・[[《黄泉ガエル》]]を使う事で[[《ドリル・シンクロン》]]・[[《クイック・シンクロン》]]どちらからもこの[[モンスター]]の[[シンクロ召喚]]を容易に行う事が出来る。~
 [[《ダンディライオン》]]を併用することで毎ターン[[トークン]]生成が可能。~
 他にも[[《暗黒界の策士 グリン》]]や[[《暗黒界の刺客 カーキ》]]、[[《魔轟神獣キャシー》]]を用いれば[[相手]]の場を毎[[ターン]][[破壊]]できたりもする。~
 また[[《速攻のかかし》]]を使えば[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を毎[[ターン]]防ぐことができる。~
 これによって[[ロック]]しつつ前半の[[効果]]で[[直接攻撃]]を決めていけば、それだけで勝利できてしまう可能性もある。~

-「[[自分]]の[[メインフェイズ]]時に1度だけ」とあるが、[[除外]]されればこの制約も[[リセット]]される。~
ただ[[《光と闇の竜》]]の[[効果]]で[[無効]]にされた時に、再度[[発動]]できるかどうかの違いはある。~
[[《黄泉ガエル》]]や[[《BF−大旆のヴァーユ》]]等のように何回も[[効果]]を[[発動]]して[[《光と闇の竜》]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を下げる事ができなくなっている。

-[[手札]]を[[捨てる]]のは[[効果]]であり、自身を[[除外]]する効果処理と[[手札]]を[[捨てる]]効果処理は同時である。(10/06/10)~
そのため[[暗黒界]]の[[効果]]が[[発動]]できる他、[[《クロス・ポーター》]]等の[[効果]]も[[タイミングを逃す]]ことなく使用できる。
--なお、この[[効果]]に[[チェーン]]してこの[[モンスター]]が[[破壊]]された場合無駄に[[手札]]を[[捨てる]]事となる。~
[[チェーン]]して[[裏側守備表示]]にされた場合は通常通りの処理を行い[[除外]]するが、[[除外]]されたこの[[モンスター]]は表向きである点に注意。

-[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]とは好相性。~
[[相手]]の[[壁]][[モンスター]]をすり抜けて[[攻撃]]する事ができ、[[メインフェイズ]]2で自身の[[効果]]により[[除外]]すれば[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]の[[効果]]に巻き込まれる事もない。~
[[サルベージ]][[効果]]で[[《終末の騎士》]]等を回収して使い回せればしめたものである。~
もっとも[[【ユベル】]]でこのギミックを使おうとすると、専用構築を組む必要が出てくるのが辛い所か。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsブルーノ」戦において遊星が使用。~
[[《ドリル・シンクロン》]]・[[《アンサイクラー》]]・[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
その[[効果]]で[[攻撃力]]を半分にして[[直接攻撃]]を行った。~
次の[[ターン]]に《&ruby(テックジーナス){TG}; ブレード・ガンナー &size(10){MAXX-10000};》に[[戦闘破壊]]されたが[[《奇跡の残照》]]によって[[蘇生]]される。~
最終的に《&ruby(スピードスペル){Sp};−スピード・エナジー》と[[《ガントレット・ウォリアー》]]の[[効果]]により[[攻撃力]]3700となり、《&ruby(テックジーナス){TG}; ブレード・ガンナー &size(10){MAXX-10000};》を[[攻撃]]するが、《&ruby(テックジーナス){TG}; ブレード・ガンナー &size(10){MAXX-10000};》が自身の[[効果]]で[[除外]]されたため、そのまま[[フィニッシャー]]となった。~
「遊星vsロットン」戦では《&ruby(スピードスペル){Sp};−デッド・シンクロン》により[[墓地]]の[[《クイック・シンクロン》]]と[[《ロードランナー》]]を[[除外]]して[[シンクロ召喚]]される。~
自身の[[効果]]により[[ダイレクトアタック]]を仕掛けるが、[[罠カード]]《ダイナマイト・ウォール》により失敗に終わった。~
[[攻撃]]名は「ドリル・ランサー」、[[直接攻撃]][[効果]]名は「ドリル・シュート」。

--[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「集いし力が大地を貫く槍となる。光さす道となれ![[シンクロ召喚]]!砕け、《ドリル・ウォリアー》!」~

--アニメでは自身を[[除外]]する[[効果]]の際に[[捨てる]][[手札]]が2枚だった代わりに[[帰還]]時に[[サルベージ]]する[[カード]]の種類を問わなかった。~
また、[[直接攻撃]]を行った後、[[攻撃力]]が元の2400に戻っていた。(下記のFAQ参照。)~

--「遊星vsアポリア」戦において遊星が使用した[[罠カード]]《&ruby(ディメンジョン・ボヤージュ){次元渡航};》の[[イラスト]]に描かれている。~

--この[[カード]]は視聴者[[モンスター]]デザイン応募企画の採用[[カード]]である。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#p3ecd55a]
-[[《ドリル・シンクロン》]]

-[[《サイバー・ダーク・エッジ》]]
-[[《ドラグニティ−ピルム》]]
-[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]

-[[《マジック・ホール・ゴーレム》]]

-[[《速攻の黒い忍者》]]

-[[《死者転生》]]

//―《ドリル・ウォリアー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#k910e883]
-[[【シンクロン】]]
--[[【クイックダンディウォリアー】>【シンクロン】#k512f597]]

**収録パック等 [#f088c11b]
-[[ABSOLUTE POWERFORCE]] ABPF-JP041 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[デュエリストパック−遊星編3−]] DP10-JP017 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#ub01640b]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[攻撃力]]半減し[[直接攻撃]]可能にするのは[[起動効果]]、自身を[[除外]]するのも[[起動効果]]、「自身を[[特殊召喚]]し[[モンスター]]を[[手札]]に加える」は1つの[[誘発効果]]です。(09/11/14)

Q:半分になった[[攻撃力]]は、[[エンドフェイズ]]で元に戻りますか?[[表側表示]]である限りずっとそのままですか?~
A:[[裏側表示]]になる、[[フィールド]]を離れる、他の[[カード]]の影響を受ける等ない限りそのままです。(09/11/14)

Q:この[[カード]]の[[攻撃力]]を半分にしその[[ターン]]に[[攻撃]]する場合必ず[[直接攻撃]]をしなければいけませんか?~
A:いいえ、必ず[[直接攻撃]]する必要なく、[[モンスター]]に[[攻撃]]することもできます。(09/12/02)

Q:この[[カード]]を[[除外]]する時に[[手札]]を[[捨てる]]のは[[効果]]処理になりますか?~
A:[[効果]]処理です。(09/11/14)~
  なお、この[[効果]]に[[チェーン]][[《サンダー・ブレイク》]]でこの[[カード]]が[[破壊]]された場合、[[捨てる]]処理だけが[[適用]]されます。(10/06/25)

Q:この[[カード]]を[[除外]]するのと、[[手札]]を[[捨てる]]のは同時になりますか?~
A:はい、同時になります。(10/06/10)

Q:[[手札]]を1枚[[捨てる]]行為で[[《クロス・ポーター》]]や[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]を捨てた場合、[[《クロス・ポーター》]]等の[[効果]]は[[タイミングを逃す]]事になりますか?~
A:いいえ、[[タイミングを逃す]]事にならず[[発動]]できます。(10/06/10)

Q:この[[カード]]を[[除外]]する[[効果解決時]]に[[手札]]が0枚になって[[手札]]の[[カード]]を捨てられなくなった時に[[除外]]する[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されません。(09/11/26)

Q:この[[カード]]を[[除外]]する[[効果]]の解決時に、[[チェーン]]された[[《王宮の鉄壁》]]によって[[除外]]できなくなった場合[[手札]]の[[カード]]を[[捨てる]][[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、その場合でも[[適用]]され[[手札]]の[[カード]]を捨てます。(10/06/10)~

Q:[[墓地]]の[[モンスター]]を回収する[[効果]]は[[自分]]の[[墓地]]の[[モンスター]]1体を[[対象]]に取りますか?~
A:いいえ、[[対象]]を取りません。(10/06/16)

Q:[[特殊召喚]]する[[効果]]と回収する[[効果]]はそれぞれ[[チェーンブロック]]が作られますか?それとも、一連の[[効果]]処理になりますか?~
A:「自身を[[特殊召喚]]し[[モンスター]]を[[手札]]に[[加える]]」までが一連の流れであり、一つの[[効果]]処理です。~
  なお、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]等は[[タイミングを逃す]]事になり[[発動]]できません。(09/11/14)

Q:[[特殊召喚]]できなかった場合は、[[墓地]]の[[カード]]を回収できませんか?~
A:その場合は回収できません。(09/11/14)

Q:自身の[[効果]]で[[除外]]されたこのカードが[[特殊召喚]]する際に、[[自分]]の[[墓地]]に[[モンスター]]が存在しないことにより[[墓地]]の[[モンスター]]を回収できない場合でも[[特殊召喚]]されますか?~
A:はい、[[特殊召喚]]されます。また、その場合[[特殊召喚]]後に効果処理が行われない扱いになり[[《激流葬》]]等を[[発動]]する事ができます。(10/06/10)

Q:この[[カード]]が[[相手]]に[[コントロール]]を奪われて、[[相手]]がこのカードを[[除外]]する[[効果]]を[[発動]]した場合、どちらの[[スタンバイフェイズ]]時に[[特殊召喚]]され、どちらの[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]され、どちらが[[モンスター]]を[[手札]]に[[加える]]ことができますか?~
A:その場合、元々の[[持ち主]]の次の[[スタンバイフェイズ]]時に、元々の[[持ち主]]の[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]され、元々の[[持ち主]]が[[自分]]の[[墓地]]から[[モンスター]]を[[手札]]に加えます。(09/12/02)

Q:[[除外]]状態から[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[《光と闇の竜》]]に[[無効]]にされました。~
  同一[[ターン]]の[[スタンバイフェイズ]]にもう一度[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]する事は出来ますか?~
A:できません。1[[ターン]]に1回だけ[[発動]]します。(10/06/10)~

Q:[[《スキルドレイン》]]の[[効果]]が[[適用]]されている時に[[除外]]状態から[[特殊召喚]]する[[効果]]が[[発動]]した場合、[[墓地]]の[[モンスター]]を[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[無効]]になりますか?~
A:いいえ、[[無効]]になりません(10/10/13)~

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