*《ドル・ドラ/Twin-Headed Behemoth》 [#ac58cd91]
 効果モンスター
 星3/風属性/ドラゴン族/攻1500/守1200
 フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、
 このカードを墓地から特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力・守備力は1000になる。
 「ドル・ドラ」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

 [[Mythological Age −蘇りし魂−]]で登場した[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[フィールド]]上で[[破壊]]された時、1度だけ[[墓地]]で[[強制発動]]する[[自己再生]]の[[誘発効果]]を持つ。~

 [[リリース]]確保や一回限りの[[壁]]になり、[[レベル]]3なので[[ロック]]パーツ等を回避できる。~
 [[リリース]]確保には[[《ダンディライオン》]]、[[壁]]としては[[《マシュマロン》]]、[[耐性]]持ちとしては[[《モグモール》]]などの方が使いやすいが、こちらは[[エンドフェイズ]]に[[蘇生]]するという遅さが[[メリット]]となり、[[相手]][[ターン]]での[[除去]]を防ぎ次の[[自分]][[ターン]]で[[エクシーズ召喚]]などに繋げることができる。~

 [[ドラゴン族]]の中では比較的場持ちが良いため、[[《仮面竜》]]から[[特殊召喚]]する[[モンスター]]としては有力な候補となる。~
 [[墓地]]の[[レベル]]3以下の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を装備する事で[[攻撃力]]を上げる[[サイバー・ダーク]]を使うなら、[[デッキ]]に入れる価値がある。~
 [[攻撃力]]1700の[[《ハウンド・ドラゴン》]]が登場した現在でも、[[サイバー・ダーク]]での採用検討範囲内である。~
 [[サイバー・ダーク]]に装備された状態で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合でも、[[効果]]未使用であれば[[自己再生]]する。~

-[[効果]]には「[[デュエル]]中一度しか[[使用]]できない」という制約がある。~
これは「[[同名カード]]の[[効果]]を一度しか[[使用]]できない」という意味である。~

--かつてはこうした裁定が下っていなかったため、[[制限カード]]に指定されていた。~
この[[カード]]が2枚以上入っている場合、既に[[効果]]を[[使用]]した方が[[デッキ]]に戻ると、[[効果]]を[[使用]]していない方と区別が付きにくくなるためである。~
//この[[カード]]が2枚以上入っている場合、既に[[効果]]を[[使用]]した方が[[デッキ]]に戻ると、[[効果]]を[[使用]]していない方と区別が付きにくくなるためである。~
現在では上記のように[[裁定変更]]され、この[[カード]]自体も[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]の[[制限改訂]]で[[制限解除]]となった。~
[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]]でも[[エラッタ]]されている。
//公式HPより http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=47882&event=FE0006

--この[[カード]]が[[裁定変更]]されてから「[[デュエル]]中で1度しか[[使用]]できない」[[効果]]を持つ[[モンスターカード]]がよく出るようになった。~
なお、この[[カード]]も[[エラッタ]]により「(モンスター名)の[[効果]]は[[デュエル]]中に1度しか[[使用]]できない。」という表記に統一されている。

--この制限がかかるのは、あくまで一人の[[プレイヤー]]に対してのみである。~
[[相手]]が先に[[効果]]を使ったとしても、[[自分]]まで制限される事はない。~
この場合、[[相手]]はもう使えないが、[[自分]]は[[自分]]の《ドル・ドラ》の[[効果]]を[[使用]]できる。~

-同時期に登場した[[《リバイバルスライム》]]に次ぐ、[[自己再生]][[モンスター]]の古参と言える1体である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「海馬vsビッグ5(大門)」戦で海馬が使用。~
[[《お注射天使リリー》]]によって[[戦闘破壊]]された後、自身の効果で[[自己再生]]した。~
後に[[《お注射天使リリー》]]を[[《スピリット・ドラゴン》]]との連携プレーで[[破壊]]に成功した。~
その後、[[《サテライト・キャノン》]]によって[[戦闘破壊]]された。~
なお、この時「[[自己再生]]能力」は[[バトルフェイズ]]終了時に[[発動]]している。~
頭が一つ取れるという演出は無く、[[蘇生]]した際の姿は双頭のままだった。~
ちなみに何故かソリッドビジョンが[[通常モンスター]]の柄だった。~

--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};で、ギラグに洗脳された一般生徒が使用した[[モンスター]]として久々に登場した。

-コナミのゲーム作品において―~
元は[[真DM2>ゲーム付属カード#pd6a3bf6]]で登場した[[オリジナルカード]]。~
同作品の攻略本では、「高山に住む竜の長老。力はかなり衰えているが、深い叡智を持ち、温厚な性格をしている。」と説明されている。~
ただ、他の殆どの[[ドラゴン族]]と同じく言語を話すことは出来なかった。~

--[[制限カード]]時代に発売されたTAG FORCEシリーズ、[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では[[タッグデュエル]]中に[[手札]]や[[デッキ]]に[[戻す]][[カード]]を使う事で、一人の[[デッキ]]に2枚の《ドル・ドラ》が入った状態にする事ができる。~
[[プレイヤー]]は[[手札]]にきた《ドル・ドラ》を見ても[[自己再生]]できるかどうかは判断できないが、システムではそれぞれの[[カード]]毎で[[効果]]使用後かどうかを[[確認]]しているためか正しく処理される。~
また、[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]制限にした場合、シングルデュエルでも旧裁定のままで3体の《ドル・ドラ》を入れた[[デッキ]]が扱える。~
これにより、[[WORLD CHAMPIONSHIP 2009>ゲーム付属カード#k2f9bcd5]]」の世界大会リストでは、[[制限カード]]に指定されている。~


-神話・伝承において―~
[[英語名]]の「Behemoth(ベヒーモス)」は[[《百獣王 ベヒーモス》]]を参照。~

**関連カード [#wa8718e5]
―[[デュエル]]中に一度しか使用できない[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《アンノウン・シンクロン》]]
-[[《グローアップ・バルブ》]]
-[[《スポーア》]]
-[[《タスケナイト》]]
-[[《タスケルトン》]]
//-[[《ドル・ドラ》]]
-[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]
-[[《モグモール》]]

-[[《BF−天狗風のヒレン》]]

-[[《アーマー・カッパー》]]

-[[《オレイカルコスの結界》]]

**収録パック等 [#p01f93af]
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]] MA-14
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-055
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP174
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴンの力−]] SD1-JP004
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP140

**FAQ [#me580a98]
Q:[[魔法&罠カードゾーン]]にあるこの[[カード]]が[[破壊]]された場合、[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。

Q:《ドル・ドラ》の[[効果]]の発動を[[《天罰》]]などで無効にされた場合、もう一度発動することは可能ですか?~
A:いいえ、その場合でもこのデュエル中にこの効果を発動する事はできません。

Q:複数枚のこの[[カード]]が[[デッキ]]に投入されています。[[効果]]を[[発動]]した[[モンスター]]が[[デッキ]]に戻った場合、どのように区別しますか?~
A:一度[[効果]]を[[発動]]した場合、[[同名カード]]を含めて[[効果]]を使用できなくなります。(09/02/17)

Q:《ドル・ドラ》の[[誘発効果]]が[[《王宮の弾圧》]]で[[無効]]になった場合、[[効果]]を1度使った扱いになりますか?~
A:[[効果]]を[[デュエル]]中に1度[[発動]]しているとして扱う為、再び、《ドル・ドラ》の[[効果]]を[[発動]]する事はできません。(10/07/24)

Q:1度[[効果]]を使った状態で[[フィールド]]上に存在する時に、[[《スキルドレイン》]]の[[効果]]が適用され[[効果]]が[[無効]]になった場合、攻守はどうなりますか?~
A:[[攻撃力]]、[[守備力]]は1000ポイントとなります。(10/07/25)

Q:[[特殊召喚]][[効果]]は強制[[効果]]ですか?~
A:はい、破壊された場合必ず[[発動]]します。(11/09/11)