《ドレインシールド/Draining Shield》

通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分だけ自分のライフを回復する。

 天空の聖域で登場した通常罠
 相手モンスター攻撃無効にして自分ライフポイント回復する。
 相手攻撃宣言した時に攻撃モンスター1体を対象にとって発動する事ができる。

 簡単に言えばライフ回復版の《魔法の筒》であり、《ホーリージャベリン》の強化版。
 モンスター攻撃を1回無効にして、さらにその攻撃力ライフ回復するので、ライフ計算上は攻撃を2回無効にしたことと等価である。
 しかし、長らく制限カードだった《魔法の筒》に対してこちらが何の制限にもかかっていないことからライフ回復よりもダメージを与える効果の方が重要視されていることがわかる。
 実際、自分ライフをいくら回復しても勝利に直結することはないので、どちらかを採用するなら基本的に《魔法の筒》の方が有効である。
 《魔法の筒》同様、将来のダメージを未然に防げる《次元幽閉》や何度でも攻撃を防げる《くず鉄のかかし》の方が概ね有利であるという点も問題。

 このカードが真価を発揮するのは、ライフ回復することに特別な意味があるデッキや、ライフ消費が激しいなど、ライフ回復する価値が大きいデッキである。
 とはいえ《裁きの代行者 サターン》《天空勇士ネオパーシアス》《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》等はいずれも「相手とのライフ差」を参照しているので《魔法の筒》が優先される。
 これらのカードに対しては、あくまで4枚目以降の《魔法の筒》になりがちであるが、《ラーの翼神竜》《機皇帝グランエル∞》との相性は悪くない。

 また、最上級モンスターを主力とするデッキでは、生け贄攻撃から守り、《我が身を盾に》ライフコストを賄うために利用できる。
 特に《血の代償》《死皇帝の陵墓》と、ライフが必要なカードが多い【スピリット】【死皇帝の陵墓】では心強い。
 ライフゲインダメージを両立させる《ビッグバンガール》との相性も良く、《エンシェント・リーフ》によるドロー加速も狙いやすい。
 《お注射天使リリー》《自律行動ユニット》等、影響力は強いがライフコストの重いカードを中心とするデッキに採用するのもよい。

関連カード

効果関連

イラスト関連

―《ドレインシールド》の姿が見られるカード

収録パック等

FAQ

Q:攻撃力0のモンスター攻撃した時にこのカード発動する事ができますか?
A:調整中。(12/07/19)

Q:攻撃力無効にする処理とライフポイントを回復する処理は同時に行われる扱いですか?
A:調整中。(12/07/19)