*《ドロール&ruby(アンド){&};ロックバード/Droll & Lock Bird》 [#t00bf374]
 効果モンスター
 星1/風属性/魔法使い族/攻   0/守   0
 相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、
 このカードを手札から墓地へ送って発動する事ができる。
 このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。
 この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

 [[EXTRA PACK Volume 4]]で登場した[[風属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 自身を[[手札]]から[[墓地へ送る]]ことで、[[トリガー]]となった[[効果]]以降の「[[デッキ]]から[[カード]]を[[手札]]に[[加える]][[効果]]」を封じる[[手札誘発]]の[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[サーチ]]を駆使する[[デッキ]]は多く、[[発動]]できればそれ以降のそれらの[[カード]]を潰す事ができる。~
 [[除去]]されやすく遅い[[《ライオウ》]]にない、[[手札誘発]]ならではの利点が存在する。~
 しかし、[[サーチ]]行為を[[トリガー]]としなければならないため、[[相手]]が直後に更なる[[サーチ]]を行うのでなければ意味をなさない。~
 [[汎用性]]が高いとは言い難いため、基本的には[[サイドデッキ]]への採用が推奨される[[カード]]である。~

 また、この[[カード]]単体では[[ステータス]]も[[レベル]]も低く、[[効果]]を[[適用]]できない場合の処理に困ることもある。~
 [[《シャイニート・マジシャン》]]を[[エクシーズ召喚]]できる[[デッキ]]には、投入しやすいだろう。~

 一応、[[お互い]]に[[ドロー]]させる[[《墓穴の道連れ》]]などを使えば能動的に[[発動]]が可能になる。~
 しかし、[[自分]]の[[ターン]]で行っても[[効果]]があることは少ないだろう。~

-[[《ライオウ》]]との相違点は、以下の通り。~

>
+使い切りであり[[発動]]すれば1枚の[[ディスアドバンテージ]]になる。~
+[[手札]]に[[加える]]ことへの[[メタ]]であるが、肝心の[[加える]]行為を1度許してしまう。~
+[[戦闘]]要員にはならず、[[加えた>加える]][[カード]]も問題なく[[発動]]されてしまうため戦況に直接影響を及ぼさない。~
+[[手札]]に[[加える]]ことを封じる以外に[[効果]]を持たず、[[特殊召喚]]を防ぐことはできない。~
+[[手札]]に[[加える]]行為の内、[[ドロー]]も封じることができる。~
+[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する必要がないため、[[発動]]を[[無効]]にされない限り確実に[[効果]]を[[適用]]できる。~
+同様に、[[除去]]から展開される恐れもない。~

-[[発動]]の[[トリガー]]となる[[カード]]に対して干渉する事ができないのは、[[《便乗》]]と同様である。~
行為を行う[[チェーンブロック]]にさらに[[チェーン]]する形で[[発動]]するのではなく、行為の直後に[[発動]]するという点も同じとなっている。~

-[[手札誘発]]の[[サーチ]][[メタ]]というアイデンティティを持つが、登場当初は「1回目の[[サーチ]]を止められない」などの理由で評価は低めだった。~
その後、[[《魔導書の神判》]]を得た[[【魔導書】]]や[[【征竜】]]といった大量の[[サーチ]]を行う[[デッキ]]が猛威を振るい、同時期に[[《ライオウ》]]が[[準制限カード]]になったことや既存の[[メタ]][[カード]]が効かないこともあり、新たな[[メタカード]]として評価が上がっていた。~
しかし、直後の[[13/09/01>リミットレギュレーション/2013年9月1日]]の[[制限改訂]]により[[【魔導書】]]・[[【征竜】]]が規制されたため、短期間で再び採用率は激減してしまっている。~

-現在では、唯一の[[レベル]]1・[[風属性]]・[[魔法使い族]]の[[モンスター]]。

-[[イラスト]]の人物は耳や髪の特徴が[[《ナイトエンド・ソーサラー》]]と酷似しているが、衣類や装飾品、[[属性]]や[[効果]]は全く別物であり関係性は不明である。~

-元々は、海外版[[Starstrike Blast]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~
数国の海外名を顧みるに、[[カード名]]の「ドロール(Droll)」とは道化師や変人を指していると思われる。~
しかし、[[イラスト]]からは特にそのような特徴は見られない。~
また、[[ドロー]][[ロック]]と「ロック鳥」を掛け合わせたネーミングにも見える。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE6>ゲーム付属カード#t253175b]]のある配信[[デッキ]]では[[サイドデッキ]]に中性的な男性[[モンスター]]が入っているが、その中にこの[[モンスター]]も入っている。~

**関連カード [#x66c0851]
-[[《スピック》]]

//―《ドロール&ロックバード》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#o5a61dce]
-[[EXTRA PACK Volume 4]] EXP4-JP023

**FAQ [#z11972d1]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[スペルスピード]]2の[[誘発即時効果]]です。(13/05/09)

Q:[[ダメージステップ]]中に[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(11/09/17)

Q:この[[カードの効果]]の適用中、[[《強欲な瓶》]]を[[発動]]することはできますか?~
A:[[発動]]自体出来ません。(13/01/23)

Q:この[[カードの効果]]は、[[エンドフェイズ]]中に終了する[[効果]]ですか?~
A:[[エンドフェイズ]]の終了時まで持続する[[効果]]です。(13/01/23)

Q:この[[カード]]の[[効果]]を[[適用]]した[[ターン]]、[[《魔宮の賄賂》]]を[[発動]]できますか?~
A:できません。(13/03/23)
//A:はい、[[発動]]できます。(13/03/08)

Q:[[《増殖するG》]]の[[適用]]中に[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]し、且つ[[シンクロ召喚に成功した]]時の[[効果]]を[[発動]]しました。~
  この[[モンスター]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:上記の場合、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[効果]]に[[チェーン]]する形でこの[[モンスター]]の[[効果]]を[[発動]]できます。(13/04/11)

Q:[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]、[[相手]]が[[《魔導書の神判》]]で3枚の[[カード]]を[[手札]]に[[加え>加える]]さらに[[《魔導教士 システィ》]]を[[特殊召喚]]しました。~
  [[相手]]が[[《魔導教士 システィ》]]の[[効果]]を[[発動]]するより前に[[自分]]は《ドロール&ロックバード》を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[自分]]は[[相手]]が[[《魔導教士 システィ》]]の[[効果]]を[[発動]]するより前に《ドロール&ロックバード》を[[発動]]できます。(13/04/18)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。