遊戯王カードWiki - 《ドン・サウザンドの玉座》のバックアップ(No.16)

《ドン・サウザンドの玉座(ぎょくざ)》 †

永続魔法
相手のエンドフェイズ時、
自分はそのターンに戦闘ダメージを受けた回数×５００ライフポイント回復する。
また、自分フィールド上の「ＣＮｏ.」以外の
「Ｎｏ.」と名のついたモンスターが攻撃対象になった時、
このカードを墓地へ送る事でその攻撃を無効にする。
その後、その自分のモンスターと同じ「Ｎｏ.」の数字を持つ
「ＣＮｏ.」と名のついたモンスターを、
そのモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
「ドン・サウザンドの玉座」は自分フィールド上に１枚しか表側表示で存在できない。

　PRIMAL ORIGINで登場した永続魔法。

　ライフゲインの効果による回復量は戦闘ダメージ１回あたり500だが、相手ターン中限定であり、なおかつそのエンドフェイズに発動となる。
　自爆特攻のフォローに用いることはできず、多く戦闘ダメージを受ける時はそのままゲームエンドになる場合も多いため、回復要因としても微妙だろう。
　あくまで、ＣＮｏ.を特殊召喚するまでのつなぎと割り切って使うのが妥当である。

　後半の効果は、ＲＵＭなしにＮｏ.をＣＮｏ.へとランクアップさせることができる。
　だが、そもそもこのカードが存在する状況で相手が対象のＮｏ.を攻撃してくるかは微妙な所である。
　大抵の場合はこのカードかＮｏ.を除去されることがほとんどであるため、ランクアップもまともにできないことも多い。
　単純にランクアップしたいならば、素直にＲＵＭを採用した方が良い。

ＣＮｏ.体が存在しないＮｏ.が攻撃対象に選択された場合、攻撃を無効にする効果は発動できない。

このカードで特殊召喚するＣＮｏ.は、ランクが１つ上である必要がない。
《Ｎｏ.３９希望皇ホープ》を《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》にする事も可能であり、《Ｎｏ.３９希望皇ホープ・ルーツ》を一気に《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイＶ》にする事もできる。
しかし、このカードはＲＵＭと名の付くカードではないため、《ＣＮｏ.８８ギミック・パペット－ディザスター・レオ》を特殊召喚することはできない。

原作・アニメにおいて―
アニメZEXALII(セカンド)の「ドルベvsメラグvsベクター」戦においてベクターが使用。
このカードの効果によるライフゲインで、《Ｎｏ.４３魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》の効果に繋げていた。
最終的に、もう１つの効果で墓地に送られ、《Ｎｏ.４３魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》を《ＣＮｏ.４３魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》へランクアップさせた。

アニメでのテキストは以下の通り。

永続魔法
自分がダメージを受けたターンのエンドフェイズ時、
そのターンに受けたダメージの合計分、自分はライフポイントを回復する。
自分フィールド上のモンスターエクシーズが
自分のライフポイントよりも高い攻撃力を持つ相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
そのモンスターエクシーズ１体を選択して発動できる。
このカードを墓地へ送る事で、その相手モンスターの攻撃を無効にし、このターンのエンドフェイズになる。
また、選択したモンスターよりもランクが１つ高い「Ｃ」と名のついたモンスターエクシーズ１体を、
自分のエクストラデッキから、選択したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる。

なお、アニメでのレアリティはウルトラレアである。

デュエル中では、ベクターがこのカードを装備しており、外見が変化していた。
また、このカードの効果でライフを回復するのと同時に、拘束していたナッシュのエネルギーを吸い取っていた。

「このカードに座ったままデュエルするのは失礼だ」と言い、ベクターはこのカードを自分に装備させたが、このカードにそのような効果は無く、アニメ上の演出である。

デュエル外ではドン･サウザンドの居城に設置されている。

「ドン・サウザンド」とは、同作に登場するバリアン世界の神である。
かつてアストラルと戦って敗れたが、自身の復活の糧とするために特定の人間７人にオーバーハンドレッド・ナンバーズを与え、バリアン七皇として転生するように仕向けた。
ベクターは、遊馬を倒すためにドン・サウザンドを復活させ自らの身に宿していたためか、このカード以外にも「ドン・サウザンドの～」と名のつくカードを使用している。

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