*《ナーガ/Serpentine Princess》 [#lde4efdd]
 効果モンスター
 星４/水属性/爬虫類族/攻1400/守2000
 表側表示のこのカードがフィールド上からデッキに戻った場合、
 レベル３以下のモンスター１体をデッキから選択し自分フィールド上に特殊召喚する。
 その後デッキをシャッフルする。

　[[Mythological Age −蘇りし魂−]]で登場した、[[水属性]]・[[爬虫類族]]の[[下級モンスター]]。~
　[[リクルーター]]の１体であり、[[レベル]]３以下の[[モンスター]]を[[デッキ]]から選択して[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~
　[[守備力]]2000は[[壁]]としての役割を果たし、そこそこの[[攻撃力]]も持っている。~

　｢[[デッキ]]に存在する状態から[[効果]]を[[発動]]する｣というものはきわめて異例である。~
　([[融合デッキ]]に戻ったとき''にも''[[効果]]が[[発動]]する[[《キング・もけもけ》]]というカードもあるが)~
　現時点(2008年３月現在)において、この[[効果]]を明確に無力化できるカードは[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]、[[《光と闇の竜》]]、[[《エンジェルＯ７》]]のみである。~
　（[[《グレイヴ・キーパー》]]との[[コンボ]]が[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に[[無効]]化されるかは[[調整中]]）

　[[《モンスター回収》]]との[[コンボ]]が有効。~
　《ナーガ》を[[デッキ]]に戻し、[[デッキ]]から[[レベル]]３以下の[[モンスター]]を自由に[[サーチ]]できる。~
　[[サーチ]]候補の選択肢も意外と強力な[[モンスター]]が多い。~
　[[汎用性]]の高いものでは、[[《クリッター》]]、[[《魂を削る死霊》]]、[[《お注射天使リリー》]]。~
　他方では、[[《魔力吸収球体》]]、[[《黄泉ガエル》]]、[[《暗黒プテラ》]]、[[《時の魔術師》]]等。~
　[[《黄泉ガエル》]]、[[《暗黒プテラ》]]、[[《ダンディライオン》]]と、３種の[[コスト]]を[[サーチ]]ができるのは便利。~
　[[《ヒーロー・キッズ》]]の[[効果]]も[[発動]]可能で、即座に３体の[[モンスター]]を展開できる。~
　[[【アステカ】]]では、これ自体が[[壁]]となるだけでなく、更なる[[壁]]を[[サーチ]]する事が可能。~

　[[《輪廻転生》]]から[[《サクリファイス》]]を用いて[[効果]]を補助する方法もあるが、不安定で成功率は芳しくない。~
　[[《グレイヴ・キーパー》]]の[[効果]]によって[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]された　《ナーガ》は[[デッキ]]に戻り、[[効果]]を[[発動]]できる。~
　そのため、1400と不安の残る[[攻撃力]]であっても、躊躇せずに[[攻撃]]することもできる。~
　だが、《ナーガ》と[[《グレイヴ・キーパー》]]どちらも[[《サイバー・ドラゴン》]]に[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されてしまうのが難点。~
　[[《カオスポッド》]]で[[デッキ]]に戻し、[[《お注射天使リリー》]]の[[ダイレクトアタック]]を叩き込む事もできる。~
　[[【コンタクト融合】]]では、唯一[[ネオスペーシアン]]を[[サーチ]]できる[[リクルーター]]として活用できる。~
　この場合、[[《ヒーロー・マスク》]]を使って《ナーガ》を[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》]]にし、それを[[コンタクト融合]]に使用すれば効率がいい。~
　状況によって[[《ラス・オブ・ネオス》]]を使用するのも良い。~
　[[《ネフティスの導き手》]]を[[サーチ]]して、[[《ネフティスの鳳凰神》]]につなげる戦術もある。~

　[[爬虫類族]][[下級モンスター]]の中では、[[《ヴェノム・コブラ》]]と並び最強の[[守備力]]を誇る。~
　そのため、[[《超進化薬》]]を使う[[【恐竜族】]]には[[壁]][[モンスター]]として採用しても良い。

-[[《カオスポッド》]]との併用によって可能となる[[コンボ]]には、かつて[[《ファイバーポッド》]]が使われていた。

-英語名は｢蛇の王女｣、つまり女性である。~

-原作・アニメにおいて―~
｢十代vsコブラ｣戦にて、コブラが[[《スネーク・レイン》]]の効果で[[墓地]]に送っている。~
彼の[[デッキ]]は[[爬虫類族]]メインであり、[[墓地]]の[[爬虫類族]]の数だけ強化される[[モンスター]]を使用していた。

-コナミのゲーム作品において―~
元はプレイステーション2専用ソフト「遊戯王 真デュエルモンスターズ�� 継承されし記憶」で登場したゲームオリジナルモンスター。
元はプレイステーション２専用ソフト「遊戯王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶」で登場したゲームオリジナルモンスター。

-神話・伝承において―~
インドの伝承に登場する8つの首を持つ神蛇であり、人頭で描かれる事もある。~
ブッタに飼われていたこともあり、かなり大きいが少食だったとされる。~
ブッタの瞑想中に雨が降り出した時、彼女は傘の役割をした事もある。~
ガルーダ(…[[《風の精霊 ガルーダ》]]参照)の雛を食べてしまった事があるため、それ以来、２族は対立している。
--尚、この「ナーガ」が日本に伝来し、蛇を「ナガムシ」と呼ぶようになり、後に「長い」という言葉が生まれたという説が存在する。

**関連カード [#if37a04b]
-[[《モンスター回収》]]

-[[《カオスポッド》]]
-[[《聖なる守り手》]]
-[[《振り出し》]]
-[[《輪廻転生》]]
-[[《鳳翼の爆風》]]

-[[《ファイバーポッド》]]

-[[《邪龍アナンタ》]]

-[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]

**収録パック等 [#ve932145]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP167
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-048
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]] MA-07

**FAQ [#tce68d5f]
Ｑ：この[[誘発効果]]の[[発動]]に対して、[[《天罰》]]を[[発動]]する事は可能ですか？~
Ａ：いいえ、[[発動]]する事はできません。(2008/01/26)~

Ｑ：この[[誘発効果]]の[[発動]]に対して、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の[[誘発即時効果]]は[[発動]]しますか？~
Ａ：はい、[[発動]]します。その[[発動]]と[[効果]]を[[無効]]にしますが、[[デッキ]]から《ナーガ》は[[破壊]]しません。(2008/01/26)~

Ｑ：[[《グレイヴ・キーパー》]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する時、《ナーガ》が[[戦闘破壊]]された場合、この[[誘発効果]]は[[発動]]しますか？~
Ａ：はい、[[発動]]します。~

Ｑ：[[《グレイヴ・キーパー》]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する時、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]が《ナーガ》を[[戦闘破壊]]した場合、この[[誘発効果]]は[[無効]]化されますか？~
Ａ：[[調整中]](07/04/01)~

Ｑ：[[リクルート]]に成功した時、[[《地獄の暴走召喚》]]を[[発動]]できますか？~
　　([[シャッフル]]で[[タイミングを逃す]]ことになりますか？)~
Ａ：[[調整中]](07/11/26)~