*《ナイト・ショット/Night Beam》 [#q090eb31]
 通常魔法
 相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
 このカードの発動に対して相手は選択されたカードを発動できない。

 [[GALACTIC OVERLORD]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[相手]]の[[伏せカード]]を[[チェーン]]させずに[[破壊]]する[[効果]]を持つ。

 [[《サイクロン》]]とよく比較される、高性能な伏せ[[除去]][[魔法カード]]。~
 [[対象]]に[[チェーン]][[発動]]されないため、狙った[[カード]]を[[チェーン]][[発動]]させずに[[破壊]]でき、実質的に[[エンドサイク]]と同等の効果が期待できる。~
 反面[[伏せカード]]にしか対応できず、[[通常魔法]]であるため[[汎用性]]ではこちらが劣る。~
 [[環境]]にもよるが、[[メインデッキ]]では[[《マクロコスモス》]]などの影響力の強い[[永続魔法]]・[[永続罠]]に対応できる[[《サイクロン》]]に軍配が挙がる。~
 この[[カード]]は主に[[フリーチェーン]]対策として機能し、[[サイドデッキ]]での採用が比較的多い。~

 [[チェーン]]妨害[[効果]]は、《ナイト・ショット》に[[チェーン]]して[[対象]]の[[カード]]を[[発動]]することができない、というだけである。~
 よって、選択されていない別の[[カード]]を間に挟むことで、[[発動]]できない[[効果]]を回避できる。~
 そのため、[[フリーチェーン]][[カード]]を多く採用している[[デッキ]]に対しては制約を回避されてしまう可能性が高い。~
 ただ、[[フリーチェーン]]は[[《サンダー・ブレイク》]]等の[[発動]][[コスト]]を持つものが多く、無理に2枚[[発動]]すれば[[相手]]は大きく[[カード・アドバンテージ]]を損なうことになる。~
 加えて、[[フリーチェーン]]の長所は[[相手]]の行動をピンポイントで妨害する点なので、行動前に[[フリーチェーン]][[除去]]の使用を2枚も強要できればその[[ターン]]はかなり動きやすくなる。~
 いずれにせよ、[[相手]]の伏せた[[フリーチェーン]][[カード]]の価値を大きく減じることが可能である。~

 [[《サイクロン》]]や[[《大嵐》]]に[[チェーン]]可能な[[フリーチェーン]]の[[除去]][[カード]]の採用率は決して低くない。~
 特に[[《ヒーロー・ブラスト》]][[《デュアルスパーク》]][[《超融合》]]を擁する[[【E・HEROビート】]]などには高い効力を発揮する。~
 そうした[[デッキ]]が流行しているようならばこちらをメインに投入し、サイドに[[永続魔法]]等への[[メタ]]として[[《サイクロン》]]を入れる、という使い方もある。~
 無論、「とりあえず」の投入は推奨できないため、しっかりと[[メタ]]と[[環境]]を読んだ上で投入する必要がある。 

-選択した[[カード]]を[[発動]]させない[[効果]]の性質上、[[フェイズ]]の移行の[[確認]]などをしっかり行ってから[[発動]]すべき[[カード]]と言える。~
[[相手]]が[[確認]]の不備を理由に[[巻き戻し]]を求め、この[[カード]]の存在を知った上で[[相手]]に[[速攻魔法]]や[[罠カード]]を使われる恐れがある。~
もっとも、ただ[[速攻魔法]]や[[通常罠]]を使われただけなら多くの場合、[[手札]]消費なしで[[《サイクロン》]]を使ったのと同じ事にはなる。~
最も忌避すべきは[[永続罠]]の[[発動]]を許すことであり、これはこちらが一方的に損をするばかりか、[[除去]]も行えなくなる。

-[[通常魔法]]の[[魔法・罠除去]]であるため、[[【ダイヤモンドガイ】]]では[[《サイクロン》]]を[[サイドデッキ]]に押し退けてこちらを採用する価値がある。

-[[カード名]]は、[[イラスト]]を見る限り「夜間射撃」と思われるが、アニメでの使用者が[[《No.25 重装光学撮影機フォーカス・フォース》]]等の撮影に関する[[デッキ]]を使用していた事から「夜間撮影」のような意味とのダブルミーニングとも考えられる。~
[[《闇の訪れ》]]や[[《月の書》]]など、[[セット]]された[[カード]]を「夜」や「闇」に例える[[カード]]は他にも多い。
--[[英語名]]では「ショット」の部分が「ビーム」に変更され、撮影に関する要素が消えた。~
おそらく、[[イラスト]]にビームが描かれているせいだと思われる。~
しかしながら、照準が描かれているにもかかわらず[[《夜霧のスナイパー》]]に見られる[[イラスト]]変更は無い。
-海外版は性能が評価されたのか、[[ウルトラレア>Ultra]]に格上げされている。~
海外の公式サイトでは、[[フリーチェーン]]の[[カード]]に強い事を強調しながら、[[《サイクロン》]]との比較も行われている。~
//ttp://www.konami.com/yugioh/articles/?p=3965

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALにおける「遊馬vs秀太」戦にて秀太が使用。~
遊馬の[[罠カード]]《バイバイダメージ》を[[破壊]]した。

--アニメ5D'sの「遊星vsアンチノミー」戦にて、アンチノミーがこの[[カード]]の[[罠カード]]版と言える《マグネティック・ストーム》を使用している。

--アニメでは[[イラスト]]にある[[カード]]の裏側のデザインはアニメで変更されたものになっていた。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#i6512b85]
-[[《サイクロン》]]
-[[《砂塵の大竜巻》]]

-[[《撲滅の使徒》]]

-[[《炎舞−「玉衝」》]]
-[[《リバース・ブレイカー》]]

//-[[《心鎮壷のレプリカ》]]
//レプリカはこのカードの発動に対して効果を発動する事はできないけど
//ナイト・ショットは選択されたカードを発動できないできないから似てるけど違う

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#a14d3979]
-[[GALACTIC OVERLORD]] GAOV-JP055 &size(10){[[Rare]]};
-[[デュエリストセット Ver.マシンギア・トルーパーズ デッキ構築用パック>デュエリストセット Ver.マシンギア・トルーパーズ#x593a57c]] DS14-JPM37 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#ddf71a72]
Q:この[[カード]]の[[対象に選択>対象をとる(指定する)効果]]した[[カード]]以外の[[カード]]を[[チェーン]]し、その後に選択した[[カード]]を[[チェーン]]できますか?~
A:はい、できます。(12/02/18)

Q:この[[カード]]の[[対象に選択>対象をとる(指定する)効果]]した[[カード]]が[[効果解決時]]に[[表側表示]]になっていた場合、[[破壊]]できますか?~
A:いいえ、[[破壊]]できません。(12/02/24)~

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