*《ナイトメアを&ruby(か){駆};る&ruby(しりょう){死霊};/Reaper on the Nightmare》 [#e48fbc2b]
 融合・効果モンスター
 星5/闇属性/アンデット族/攻 800/守 600
 「魂を削る死霊」+「ナイトメア・ホース」
 このカードは戦闘によっては破壊されない。
 魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、このカードを破壊する。
 このカードは相手フィールド上にモンスターが存在しても、
 相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
 直接攻撃に成功した場合、相手はランダムに手札を1枚捨てる。

 [[新たなる支配者]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[戦闘破壊]]されず、[[カードの効果]]の[[対象]]になった時に[[自壊]]する[[永続効果]]、[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在していても[[相手]]に[[直接攻撃]]を行える[[永続効果]]、[[直接攻撃]]成功時に[[ランダム]]に[[手札破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[攻撃]]性が増した[[《魂を削る死霊》]]であり、その[[効果]]は優秀。~
 [[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]を受けることで[[自壊]]する[[効果]]はあっても[[戦闘破壊]]されないため防衛力も高く、いざとなったら[[守備表示]]にして[[壁]]にすることもできる。~
 もちろん、[[相手]][[ライフ]]のラスト800を削りきる[[フィニッシャー]]としての起用も可能である。~

 [[融合素材]]である[[《魂を削る死霊》]]は比較的場持ちが良いため、[[《融合》]]以外では[[《融合呪印生物−闇》]]の[[起動効果]]を狙いやすい。~
 もっとも、[[蘇生制限]]を満たせない点は[[《生者の書−禁断の呪術−》]]等[[蘇生]][[サポート>サポートカード]]が豊富な[[アンデット族]]において痛手であるため注意したい。~
 一方で[[《ナイトメア・ホース》]]の[[汎用性]]は極めて低いので、[[《沼地の魔神王》]]等の[[融合素材代用モンスター]]を使うのも一つの手だろう。~
 あまり現実的ではないが、[[《超融合》]]によって[[相手]]の場の[[《魂を削る死霊》]]を[[融合]]することも一応は可能である。~

 [[手札破壊]][[効果]]を活かす場合、ほぼ確実に[[攻撃表示]]で場に残るため、[[《スピリットバリア》]]や[[《平和の使者》]]等で[[戦闘ダメージ]]を回避したい。~
 特に[[《モンスターBOX》]]ならば不確定とは言え[[相手]][[モンスター]]を迎撃でき、[[直接攻撃]]する能力のない[[《魂を削る死霊》]]のサポートとしても共有できる。~
 [[《闇の侯爵ベリアル》]]とも相性が良く、[[モンスター効果]]以外の[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]を引き受けてくれるので、そう簡単には[[破壊]]されなくなる。~
 とは言え、組み合わせる場合は[[《アンデットワールド》]][[発動]]下で[[特殊召喚]]する等の工夫が必要だろう。~
 また、この[[カード]]自身にも言えることだが、[[《ブラック・ホール》]]や[[《地割れ》]]等に対応できない点にも注意したい。~

 [[《簡易融合》]]での[[特殊召喚]]は[[融合召喚]]扱いであるため、[[蘇生制限]]をクリアしつつ[[シンクロ素材]]等に利用できる。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《リミット・リバース》]]は実質的に使えないものの、[[アンデット族]]であるため[[《生者の書−禁断の呪術−》]]や[[《馬頭鬼》]]に対応する。~
 また、[[《死者蘇生》]]ならば殆どの[[デッキ]]でこの[[カード]]を[[蘇生]]することが可能である。~
 逆に言えば[[相手]]の[[《死者蘇生》]]で利用されてしまう危険性も孕んでいるということを頭に入れておきたい。~

 前述の通り[[対象をとられた>対象をとる(指定する)効果]]時に[[自壊]]してしまうが、[[《月の書》]]の[[効果解決時]]には[[裏側守備表示]]であるため[[自壊]]しない。~
 [[《簡易融合》]]の[[デメリット]]を打ち消すことができ、[[《ADチェンジャー》]]等を使わない限り1[[ターン]]のロスではあるが、[[戦闘破壊]][[耐性]]があるのであまり気にならない。~

-[[《バロックス》]]と並んで[[《簡易融合》]]から呼び出せる[[レベル]]5の[[闇属性]][[モンスター]]である。~
あちらと比較すると[[特殊召喚に成功した]]時に[[《収縮》]]等を使われることで[[自壊]]してしまうため、[[シンクロ素材]]としての性能は劣っていると言える。~
しかし、こちらは対応する[[蘇生]][[カード]]に使い易い物が多く、[[効果]]も強力であるため[[デッキ]]次第ではこちらを優先できる。

-かつては、[[《突然変異》]]の選択肢として[[融合デッキ]]に投入されていることが多かった。~

//-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[特殊召喚]]した場合でも[[蘇生]]することができる。~
//但し、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]は[[フィールド]]上でも[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]であり、[[融合召喚に成功した]]後、直後に[[自壊]]する。~

-[[自壊]]する[[効果]]自体は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない。~

-[[カード名]]が黒字でなく白字になっている[[エラーカード]]が存在する。~
これは[[新たなる支配者]]の初版に見られ、同パックの内に修正されている。~

-[[融合素材]]である[[《魂を削る死霊》]]・[[《ナイトメア・ホース》]]とは、[[レベル]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]の合計値が一致し、[[種族]]・[[属性]]・[[効果]]を受け継いでいる。~
[[融合素材]]の能力を最も忠実に引き継いだ[[融合モンスター]]といえる。

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では対戦[[相手]]として登場。~
[[使用]][[デッキ]]は[[【正規融合】]]。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《魂を削る死霊》]]
-[[《ナイトメア・ホース》]]

―[[戦闘ダメージ]]を与えた時に[[手札破壊]]を行う[[カード]]は[[《白い泥棒》]]を参照~

**収録パック等 [#b42bcad7]
-[[新たなる支配者]] 301-026 &size(10){[[N-Rare]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP026 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#scf9f180]
//Q:
//A:

//質問だけの投稿はしないでください