*《ニトロユニット/Nitro Unit》 [#b3b919e2] 装備魔法 相手フィールド上モンスターにのみ装備可能。 装備モンスターを戦闘によって破壊し墓地へ送った時、 装備モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。 [[THE LOST MILLENNIUM]]で登場した、[[相手]][[モンスター]]にのみ装備できる特殊な[[装備魔法]]。~ [[相手]]に[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ。~ その実態は特定条件を満たす事で[[発動]]する単発[[火力]]と言える。~ 一度だけ[[自分]]の[[モンスター]]に[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]の能力を付与させる事に近い。~ [[装備モンスター]]を[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]した時、このカードも[[墓地]]に送られるので、[[戦闘破壊]]にさえ成功すれば[[1:1交換]]の[[火力]]として使える。~ [[下級]][[アタッカー]]に装備するだけでも1900程度のダメージを出せ、[[ダメージ]]効率は[[《デス・メテオ》]]の2倍以上となる。~ しかし、[[戦闘破壊]]するためには、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]や[[《収縮》]]等を掻い潜らなければならない。~ 結局の所[[《トラップ・スタン》]]等で補助しなければまともに使えず、[[1:1交換]]するのは難しい上、装備した[[モンスター]]を[[リリース]]や[[シンクロ素材]]にされてしまうとこちらが一方的に損をする事になる。~ [[発動]]が不確実なカードであり、[[ダメージ]]量も変動するため安定性は低め。~ 「[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]に装備しないと火力が下がるが、[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]に装備するほど[[戦闘破壊]]しにくくなる」という矛盾を抱えている、厄介なカードでもある。~ [[古代の機械]]とは比較的相性がいい。~ [[攻撃]]時に[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を封じるので、[[《次元幽閉》]]や上述の[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]を恐れずに[[戦闘破壊]]を狙える。~ さすがに[[フリーチェーン]]の[[《収縮》]]は[[メインフェイズ]]1の終了時に[[発動]]されると防げないが、その場合でも[[攻撃]]して返り討ちにあう危険は避けられる。~ [[貫通]]能力を持つ[[《古代の機械巨人》]]や[[特殊召喚]]の容易な[[《古代の機械巨竜》]]などは特に好相性。~ ともに[[《歯車街》]]・[[《古代の機械城》]]のおかげで[[通常召喚]]もしやすく、[[《リミッター解除》]]にも対応しているため即死級のダメージを叩きだすこともできる。~ [[《破壊輪》]]等からわかるように、「[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]」という数値はかなり大きく、馬鹿にならない火力を秘めたカードではある。~ ただ、致命的な問題点として、[[《魔法の筒》]]と[[ダメージ]]効率がほとんど一緒である。~ あちらは[[攻撃]][[無効]]の効果も持つ上に無理に[[戦闘破壊]]する必要もなく、使いやすさは段違いである。~ 防御の要として[[《アヌビスの呪い》]]などの[[表示形式]]を変更する[[効果]]を持つカードを取り入れている[[デッキ]]ならば一考の余地はある。~ 昨今、主流の強力な[[モンスター]]には攻守のバランスが悪い[[モンスター]]が多くいる。~ 「[[帝]]」などはその代表格と言えよう。~ [[表示形式]]変更でそれらの[[攻撃]]をかわしつつ、返しの[[ターン]]に[[戦闘破壊]]するのなら、このカードが大きな[[火力]]に化ける事もあるだろう。~ 特に[[《アヌビスの呪い》]]とは[[コンボ]]になる。~ この[[コンボ]]で《ニトロユニット》を複数枚同時に装備したり、[[貫通]][[効果]]を絡めたりすれば[[1ターンキル]]も狙える。~ とはいえ、そこまで状況を揃えるのは困難なので少々現実味に欠けるか。~ 逆に言えば、このカードを使用した【ニトロユニット1キル】なる[[デッキ]]を組み、[[1ターンキル]]に成功する者は余程の上級者と言える。~ どちらにせよ机上の理論であることには変わり無いが。 [[《火霊使いヒータ》]]、[[《火霊術−「紅」》]]、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]の3枚で大[[ダメージ]]を叩き込むことも可能。~ 但し[[発動]]するまで相当苦労するので、無理に狙う必要は無いだろう。 -[[《幻影の騎士−ミラージュ・ナイト−》]][[《サイバー・オーガ・2》]][[《メタル化・魔法反射装甲》]][[《オネスト》]]といった、「[[相手]]の[[攻撃力]]を利用しこちらを強化するカード」との相性は良い。~ [[《幻影の騎士−ミラージュ・ナイト−》]]、[[《サイバー・オーガ・2》]]は[[特殊召喚]]自体が大変だが。~ **関連カード [#o54c57d7] -[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]] -[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]] -[[《破壊輪》]] -[[《魔法の筒》]] -[[《フォース》]] -[[《ブロッサム・ボンバー》]] -[[《神竜−エクセリオン》]] -[[《ダークブレイズドラゴン》]] -[[《E−HERO インフェルノ・ウィング》]] -[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]] -[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]] -[[《天界王 シナト》]] -[[《ネオス・フォース》]] -[[《ジャンク・アタック》]] **収録パック等 [#f9626f09] -[[THE LOST MILLENNIUM]] TLM-JP046 &size(10){[[Rare]]}; -[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP226 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#qd8f68a8] Q:[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~ A:はい、作られます。(11/04/02) Q:場で[[攻撃力]]や[[元々の攻撃力]]が変動していた場合、どの数値で計算しますか?~ A:カードに記載された、本来の数値で計算します。(11/07/18)