*《ニュート/Slate Warrior》 [#g814c82b] 効果モンスター 星4/風属性/悪魔族/攻1900/守 400 リバース:このカードの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。 このカードを戦闘で破壊したモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントダウンする。 [[遊戯王真デュエルモンスターズII 継承されし記憶 付属カード>ゲーム付属カード#pd6a3bf6]]で登場した[[風属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~ 自身の[[攻撃力]]・[[守備力]]をアップさせる[[リバース効果]]と、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を下げる[[誘発効果]]を持つ。~ [[【悪魔族】]]は勿論、[[【風属性】]]においても、[[アタッカー]]として活用できる。~ [[悪魔族]]の[[アタッカー]]としては、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]と並んで優秀と言える。~ 一長一短だが、全体的に見れば[[自壊]]しないこちらの方が場持ちは期待できる。~ [[レベル]]4[[モンスター]]でありながら、[[上級モンスター]]と互角以上に戦える可能性を秘めたスペックも優秀。~ [[相手]]の隙をみて[[リバース]]出来れば、[[上級モンスター]]のボーダーラインである[[攻撃力]]2400に達する。~ さらに[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]の[[効果]]を発動させれば、[[攻撃力]]2400で[[2回攻撃]]することができる。~ また、[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されても[[相手]]の能力を減少させるため、一方的な[[ディスアドバンテージ]]とはなりにくい。~ こちらの[[効果]]は[[リバース効果]]とは無関係で、[[表側表示]]で[[召喚]]した場合でも[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されれば[[発動]]する。~ [[墓地]]に送られる必要もないため、[[《マクロコスモス》]]や[[《閃光の追放者》]]があっても問題なく使用できる。~ 但し、[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]等の[[効果]]による[[破壊]]は[[戦闘破壊]]ではないので注意したい。~ [[リバース効果モンスター]]であるため、同じ[[悪魔族]]の[[《深淵の暗殺者》]]とは非常に相性がよいが、[[《抹殺の使徒》]]にはくれぐれも要注意。~ [[デッキ圧縮]]にはなるが、[[アタッカー]]が素抜きされてるのだからいい[[デッキ圧縮]]とはいえないだろう。 一方、弱点は[[守備力]]の低さ。~ [[リバース]]に成功しても[[守備力]]は900でしかない為、[[表側攻撃表示]]以外での活躍は望めない。~ [[リバース効果]]の処理は[[ダメージ計算]]の後であるため、[[セット]]状態では[[《人喰い虫》]]にすら倒される。~ [[《月の書》]]や[[《エネミーコントローラー》]]等で、あっさりと[[破壊]]されてしまうのは少々苦しいところ。~ [[《地砕き》]]で[[破壊]]されにくい[[メリット]]もあるが、[[上級モンスター]]に使われる場合が多いだろう。~ [[攻撃表示]]を保たせるため[[《最終突撃命令》]]と併用するのもいいだろう。~ このカードの[[リバース効果]]を安全に[[発動]]させるためにも役に立ってくれる。~ [[リバース効果]]は[[強制効果]]であり、[[戦闘破壊]]されたときの[[効果]]もまた[[強制効果]]である。~ そしてこれら2つの[[効果]]は別々に[[チェーンブロック]]を作って[[発動]]する。~ 《ニュート》を[[裏側守備表示]]で出して[[戦闘破壊]]されることで、[[《光と闇の竜》]]の[[無効]]化を2回分消費させることができる。~ -かつては「このステータスで[[メリット]][[効果]]を二つも持つのは問題がある」と判断されたのか、[[02/05/01>禁止・制限カード/2002年5月1日]]の制限改定で[[制限カード]]になった。~ 確かに当時はこのカードを除いて[[攻撃力]]1900以上で[[デメリット]]のない[[効果モンスター]]は存在していなかった。~ その後[[03/04/10>禁止・制限カード/2003年4月10日]]で[[制限解除]]された。 -[[《怒れる類人猿》]]と比較され不採用となったり、[[【カオス】]]全盛の時代は[[属性]]面で不採用となっていた。~ オーバースペックの割に[[環境]]に恵まれず評価されていない不遇の存在である。~ しかし[[《ダーク・シムルグ》]]の登場により、この[[カード]]の採用率は少し上昇した。~ -6000円以上で売られていた時期もある、非常に高価な[[カード]]だった。~ -特典[[カード]]ということで長らく[[絶版]]状態だったが、かなりの期間の後、「[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]]」で再販され、落ち着いた。~ しかし第6期になって、[[ストラクチャーデッキ]]が[[絶版]]になったため再び価値は上がってきている。~ -[[リバース効果モンスター]]の中では一番[[攻撃力]]が高い。~ -[[遊戯王オンライン]]においては、当初一般パックから出ず、マイレージ30ポイント(リアルマネー9000円)で手に入った。~ この事実は、[[《ヂェミナイ・エルフ》]]のような[[攻撃力]]1900[[モンスター]]の天下だった時代における《ニュート》の有用性とあいまって、[[プレイヤー]]に「高級品」及び「通貨」の印象を与えることとなった。~ その後、マイレージから消去され一般パックに登場。~ 非難の声があがるも、異常なまでの当たりにくさからかえって価値が上昇。~ [[遊戯王オンライン]]におけるカード資産の指標としての地位を保ち続けていた。~ 「遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTION」にリニューアルされてからは、トライアルやガンスリングで過去パックを選択し入手することも可能になったため、以前ほどの異常な価格ではなくなっている。~ -[[イラスト]]は胸から上だけが描かれているが、DS作品のポリゴン画像等から判断すると腰から上が浮いていてくるくる回転し、手に杖を持っている人型の[[モンスター]]である。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメオリジナル「乃亜編」の「海馬vs乃亜」戦において海馬が使用。~ 《戦神アレス》を[[戦闘破壊]]した。~ [[攻撃]]名は「グラビトン・パンチ」。~ 「KCグランプリ編」の「闇遊戯vs暴走デュエルコンピューター」戦においてCPUが使用。~ [[《ドラゴンの秘宝》]]により[[強化]]された[[《サファイアドラゴン》]]に[[自爆特攻]]することで[[攻撃力]]を下げ、[[《怒れる類人猿》]]による[[戦闘破壊]]に繋げた。~ --アニメ5D'sの「遊星&ジャック&クロウvsレクス」戦においてジャックが使用した[[罠カード]]《ハーフ・ストレート》の[[イラスト]]に描かれている。~ -コナミのゲーム作品において―~ 元はプレイステーション2専用ソフト「遊戯王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶」で登場したゲームオリジナルモンスター。~ 「旧神族」という非常に強力なカテゴリーに分類される[[モンスター]]だった。~ 「バトルで破壊されると周囲1マスをウィルス地形に変更する」という旧神族共通効果のほか、「表に返ったとき自軍の旧神族を500ポイント強化する」という効果もあった。 旧神族を強化する効果は[[リバース効果]]、ウィルス地形への変更効果は[[誘発効果]]としてOCGで再現されている。~ また、ウィルス地形変更の効果は前述の通り旧神族共通のものであったため、同じくゲーム付属カードで旧神族であった[[《電磁ミノ虫》]]と[[《リグラス・リーパー》]]も同じ[[誘発効果]]を持っている。 -神話・伝承において―~ エジプトの伝承では、天空の女神は「ヌト」であるとされている。~ この名前はフランス語で発音すると「ニュート」になる。~ そのような名前で[[悪魔族]]と言うのは、いささか考え物である。~ **関連カード [#h70617d8] -[[《電磁ミノ虫》]] -[[《リグラス・リーパー》]] -[[《アックス・ドラゴニュート》]] -[[《ランサー・ドラゴニュート》]] -[[《ジェネクス・ニュートロン》]] -[[《ニュードリュア》]] **収録パック等 [#d6a5b047] -[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]] SD8-JP005 -[[遊戯王真デュエルモンスターズII 継承されし記憶 付属カード>ゲーム付属カード#pd6a3bf6]] S2-03 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; **FAQ [#u8976299] Q:『[[戦闘]]によって[[破壊]]されたとき、[[攻撃モンスター]]の[[攻撃力]]と[[守備力]]が500ポイント下がる』という[[効果]]は、[[リバース]]しないと使えないのですか?~ A:いいえ。[[リバース効果]]とは別の[[誘発効果]]であり、[[リバース]]していない状態でも[[発動]]します。 Q:[[《スキルドレイン》]]の影響下で[[戦闘破壊]]された場合、[[効果]]はどうなりますか?~ A:普通に[[発動]]し、[[無効]]にもなりません。(09/03/03) Q:では[[《エンド・オブ・アヌビス》]]の場合はどうですか?~ A:その場合は[[発動]]はしますが[[無効]]になります。(09/03/03)