効果モンスター 星4/風属性/悪魔族/攻1900/守 400 リバース:このカードの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。 また、このカードが戦闘によって破壊された場合、 このカードを破壊したモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントダウンする。
遊戯王真デュエルモンスターズII 継承されし記憶 付属カードで登場した風属性・悪魔族の下級モンスター。
自己強化するリバース効果と、自身を戦闘破壊したモンスターを弱体化する誘発効果を持つ。
下級風属性では《ハーピィ・クィーン》と、下級悪魔族では《デーモン・ソルジャー》と並ぶ攻撃力を持つ。
風属性・悪魔族という比較的珍しい組み合わせのモンスターでもある。
戦闘に関連する2つのメリット効果は直接アドバンテージを稼げるものではないものの、あって困るものではない。
リバース効果を発動できれば攻撃力2400となり、先に発動できれば《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》も戦闘破壊できる。
だが、この守備力の低さでは伏せた次のターンに戦闘破壊されてしまう可能性が大きく、そのためにサポートを費やすのも損。
そのため、《月の書》や《交響魔人マエストローク》を使われて生き残った場合に発動できれば良しと考えたい。
あえて積極的に活用するのであれば、安定はしないが《ガムシャラ》で面白い動きができる。
リバース効果モンスターのサポートカードに対応する利点もあるが、現在《リバースソウル》と《深淵の暗殺者》の2枚しかなく、活用は困難である。
一方、自身を戦闘破壊したモンスターを弱体化する誘発効果は、悪くない性能。
墓地へ送られる必要もないため、《マクロコスモス》等が存在しても問題なく発動する。
なお、大半の風属性は鳥獣族とドラゴン族に、悪魔族は闇属性に属する。
それらを使ったデッキでは、《ゴッドバードアタック》や《闇の誘惑》の発動をこのカードが阻害しかねず、前述の《ハーピィ・クィーン》や《デーモン・ソルジャー》よりも扱いづらい。
また、同属性・種族には《コアキメイル・デビル》・《ディスクライダー》・《クリエイト・リゾネーター》・《弦魔人ムズムズリズム》といった面々が揃うが、まとまりは良くない。
同条件での自身のスペックは悪くないので、《電光千鳥》に続く今後のテコ入れに期待したい。
Q:『戦闘によって破壊されたとき、攻撃モンスターの攻撃力と守備力が500ポイント下がる』という効果は、リバースしないと使えないのですか?
A:いいえ。リバース効果とは別の誘発効果であり、リバースしていない状態でも発動します。
Q:《スキルドレイン》の影響下で戦闘破壊された場合、効果はどうなりますか?
A:普通に発動し、無効にもなりません。(09/03/03)
Q:では《エンド・オブ・アヌビス》の場合はどうですか?
A:その場合は発動はしますが無効になります。(09/03/03)