*《ネオス・ワイズマン》 [#dcc0b57e]
 効果モンスター
 星10/光属性/魔法使い族/攻3000/守3000
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に表側表示で存在する「E・HERO ネオス」と「ユベル」を
 1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
 このカードが戦闘を行った場合、ダメージステップ終了時に相手モンスターの
 攻撃力分のダメージを相手ライフに与え、
 そのモンスターの守備力分だけ自分のライフポイントを回復する。
 このカードはカードの効果では破壊されない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[MASTER GUIDE2 付属カード>書籍付属カード#u27ba37e]]で登場した[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[戦闘]]時に[[発動]]する[[自分]]ライフの[[回復]]と[[相手]]ライフへの[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]、[[カードの効果]]による[[破壊]][[耐性]]の[[永続効果]]を持つ。~

 「[[ネオス]]」と名が付き、[[メインデッキ]]に入るものでは[[《E・HERO ネオス》]]、[[《E・HERO アナザー・ネオス》]][[《ネオスペース・コンダクター》]]に続く4体目の[[モンスター]]である。~
 強力な[[効果]]を持つ分その[[召喚条件]]は厳しく、指定の[[最上級モンスター]]2体を[[フィールド]]から[[墓地に送る]]必要がある。~
 [[《E・HERO ネオス》]]と[[《ユベル》]]はどちらも[[特殊召喚]][[サポートカード]]が豊富に存在する。~
 しかし、この2体の[[サポートカード]]は互いに[[シナジー]]しにくい事に加え、この[[カード]]自体をどうやって[[手札]]に[[加える]]かも重要になってくる。~
 どちらも[[《トレード・イン》]]に対応しておらず、別な[[ドロー]]・[[デッキ]]圧縮手段を用いるしか無い。~
 [[召喚条件]]となる2体を[[蘇生]][[カード]]で場に揃えつつ、[[《生還の宝札》]]でこの[[カード]]を[[手札]]に加えるのも一つの方法である。~
 ちなみに[[リリース]]ではなく[[墓地に送る]]行為であるため、[[《生贄封じの仮面》]]等を回避する事は可能だが、[[《マクロコスモス》]]等の[[発動]]下では[[特殊召喚]]する事ができない。~

 [[《キラー・トマト》]]で[[《ユベル》]]を[[リクルート]]、次の[[自分]]の[[ターン]]で[[《E・HERO ネオス》]]を[[特殊召喚]]して一気に場に出すのが理想的。~
 [[《E・HERO ネオス》]]は豊富な[[特殊召喚]]手段の他、[[《E・HERO プリズマー》]][[《ヒーロー・マスク》]]などで補助も可能なため問題は生じにくい。~
 むしろ問題は[[《ユベル》]]の方だろう。~
 テキスト上、[[《ユベル》]]の[[第2>《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]・[[第3形態>《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]]は[[特殊召喚]]の[[コスト]]にならない。~
 [[召喚]]手段が少ないわけではないが、[[《ユベル》]]は場持ちが悪いため、こちらを先に[[召喚]]するならば[[リリース]]する[[モンスター]]が必要になってくる。~
 [[《E・HERO ネオス》]]が[[通常モンスター]]である事を利用して、[[《魔族召喚師》]]と[[《思い出のブランコ》]]を組み込むのも良いかもしれない。~
 [[《ヒーロー・マスク》]]を使い、[[《魔族召喚師》]]を[[《E・HERO ネオス》]]にする手もある。~
 その場合でも数[[ターン]]もの間[[フィールド]]に留まる事が難しいため、早急に[[《E・HERO ネオス》]]とこの[[カード]]を揃えたいところである。~

 [[《ユベル》]]に似たような[[効果]]を持っているが、[[《ユベル》]]との相違点は以下の通り。

+[[ライフポイント]]の[[回復]]が可能。
+[[攻撃力]]が存在する為、[[直接攻撃]]で[[ダメージ]]を与えられる。
+[[自分]]から[[攻撃]]しても[[ダメージ]]が発生する。
+[[カードの効果]]では[[破壊されない]]。

 上記の相違点は、数々の[[《ユベル》]]の弱点を見事に克服している。~
 [[カードの効果]]による[[破壊]]に[[耐性]]があり、かつ[[攻撃力]]も3000と強大なため、場持ちは非常に良いだろう。~
 また、[[第2形態>《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]の擬似[[《ブラック・ホール》]]を回避する事も可能なため、攻めと守りを同時に展開、かつ維持する事が可能となる。~
 [[《ミスト・ボディ》]]を装備すれば、[[《ユベル》]]の[[最終形態>《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]]とほとんど変わらない能力を持つ[[モンスター]]に化ける。~
 自爆特攻でも[[ディスアドバンテージ]]を殆ど受けず、さらに[[守備表示]]の[[モンスター]]に対しても[[効果]]を[[発動]]できる。~
 そのため、[[《エネミーコントローラー》]]等を使えばより確実に[[アドバンテージ]]を稼ぐ事ができる。~
 [[攻撃力]]・[[守備力]]が爆発的に上昇した[[モンスター]]を[[守備表示]]にして[[攻撃]]すれば、[[1ターンキル]]が可能なことすらある。~
 ただし、[[《ユベル》]]同様に[[バウンス]]や[[コントロール奪取]]、または[[破壊]]せずに[[除外]]する[[効果]]のカードには[[耐性]]がない。~
 これらのカードへの対策に[[回復]][[効果]]と相性のいい[[《神の宣告》]]を積んでしまうのも手か。~
 また[[ダメージ]]・[[回復]][[効果]]は発動するものの、[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]の様な大型[[モンスター]]の前では[[戦闘]]によって[[破壊]]されてしまうため過信は禁物である。~

-性質上[[【シモッチバーン】]]には弱い。~
特に[[攻撃宣言]]時に[[《シモッチによる副作用》]]を[[発動]]されてしまった場合、[[攻撃]]した[[モンスター]]の[[守備力]]分[[ダメージ]]を受けなくてはいけない。~
場合によっては大[[ダメージ]]を受けかねないので注意が必要である。~

-[[ネオス]]と名のつく[[モンスター]]だが、[[融合モンスター]]でないため今までの[[ネオス]][[サポート>サポートカード]]を受けることが出来ないので注意が必要。~
しかし、[[ネオス]]と名のついた[[モンスター]]では初の[[魔法使い族]]であるため、[[《拡散する波動》]]を使い[[相手]]の場を一掃しつつライフを[[回復]]することも出来る。~

-[[対象をとる(指定する)効果]]ではない。~

-「ワイズマン」とは「賢者」の意味。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsダークネス(本体)」戦で登場。~
アニメでは[[融合モンスター]]であり、以下のテキストだった。
 融合・効果モンスター
 星10/光属性/魔法使い族/攻3000/守3000
 「E・HERO ネオス」+「ユベル」と名のつくモンスター1体
 このカードはカード効果で破壊されない。
 このカードが戦闘する場合、対象モンスターの攻撃力分のダメージを
 相手プレイヤーに与え、
 対象モンスターの守備力分の数値を自分のライフポイントに加える。
 このカードが戦闘で破壊された時、自分の墓地に存在する
 「ユベル」1体をゲームから除外する事で
 自分墓地に存在する「E・HERO ネオス」1体を特殊召喚する事ができる。
十代の場の[[《E・HERO ネオス》]]と、十代の[[デッキ]]からダークネスの場に[[特殊召喚]]された[[《ユベル》]]が[[《超融合》]]によって[[融合]]した。~
その後、[[破壊]]されてしまったが[[《ユベル》]]を[[除外]]し[[《E・HERO ネオス》]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を使用し、[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]][[召喚]]への究極[[コンタクト融合]]へと繋いだ。~
[[攻撃]]名は「アルティメット・ノヴァ」。~
~
[[融合素材]]が「ユベル」と名のついた[[モンスター]]なので、[[《ユベル》]]の[[第2>《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]、[[第3形態>《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]]も[[融合素材]]として使う事が可能。~
アニメ版[[効果]]では[[戦闘破壊]]されても[[《ユベル》]]を[[除外]]する事で[[《E・HERO ネオス》]]を呼び出せて、OCG版よりも遙かに使い勝手が良い物だった。~
また、同じく[[MASTER GUIDE2>書籍付属カード#u27ba37e]]に収録されている[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]と共に劇中の名召喚シーンを再現出来ない形でのOCG化となってしまった。~
こちらは[[融合モンスター]]ではなくなったので[[《超融合》]]どころか[[《融合》]]による召喚も不可に。

--もしこの[[カード]]が[[融合モンスター]]としてOCG化されていれば、[[《チェーン・マテリアル》]]と[[《フュージョン・ゲート》]]を併用することで大量展開でき、この[[カードの効果]]によって[[エンドフェイズ]]時に[[破壊されない]]、極めて強力な[[コンボ]]が完成しただろう。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#b20ffcde]
-[[《E・HERO ネオス》]]
-[[《ユベル》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#gbd79eba]

-[[【ネオス・ワイズマン】]]

**収録パック等 [#p9e678d6]
-[[MASTER GUIDE2 付属カード>書籍付属カード#u27ba37e]] MG02-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#qfa4b463]
Q:このカードが[[戦闘]]で[[破壊]]された場合、[[ダメージステップ]]終了時に[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、その場合でも[[発動]]します。(08/03/31)

Q:[[戦闘]]で相打ちになった場合、[[ダメージステップ]]終了時に[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、その場合でも[[発動]]します。(08/03/31)

Q:[[《巨大戦艦 ビッグ・コア》]]と[[戦闘]]を行った場合、[[ダメージステップ]]終了時[[カウンター]]を一つ減らす処理と《ネオス・ワイズマン》の[[ダメージ]]&[[回復]]は[[チェーン]]を組むのですか?~
A:《ネオス・ワイズマン》と[[《巨大戦艦 ビッグ・コア》]]が[[戦闘]]を行った場合、それぞれの[[効果]]は同一[[チェーン]]上で処理を行います。(08/03/29)

Q:[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]の[[ダメージ]]&[[回復]]はどの時点での数値で解釈するのですか?~
A:《ネオス・ワイズマン》が[[戦闘破壊]]した場合、[[相手]][[モンスター]]が[[除外]]または[[墓地]]に存在している時の、数値になります。(08/03/29)

Q:[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]できなかった場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]の[[ダメージ]]&[[回復]]はどの時点での数値で解釈するのですか?~
A:《ネオス・ワイズマン》で[[戦闘破壊]]できなかった場合、[[相手]][[モンスター]]がフィールドに存在している時の現状の数値になります。(08/03/31)

Q:この[[ダメージ]]と[[ライフ回復]]は同時でしょうか。例えばこの[[ダメージ]]に[[《地獄の扉越し銃》]]を[[チェーン]][[発動]]することは出来ますか?~
A:[[相手]][[ライフ]]に[[ダメージ]]を与え、[[自分]]の[[ライフ]]を[[回復]]する[[効果]]に、[[《地獄の扉越し銃》]]を[[チェーン]][[発動]]する事は出来ます。~
しかし、ダメージを与えるタイミングと、ライフを回復するタイミングは[[調整中]]です。(08/06/02)

Q:[[《異次元の女戦士》]]と[[戦闘]]しその[[効果]]によって[[除外]]されてしまう場合、この[[ダメージ]]&[[回復]][[効果]]は[[発動]]できませんか?~
A:[[《異次元の女戦士》]]の[[効果]]によって《ネオス・ワイズマン》が[[除外]]されてしまう場合でも、《ネオス・ワイズマン》の[[効果]]が[[発動]]します。(08/03/29)~
//他の裁定と同時にもらいましたが、この裁定だけは怪しいかもしれません。

Q:このカードは[[カウンター罠]]や、[[手札]]にあるとき[[発動]]された[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]によって[[破壊]]されますか?~
A:[[耐性]]は[[永続効果]]のため[[フィールド]]以外では[[破壊]]されます。(08/04/12)

Q:[[ダメージステップ]]終了時に[[発動]]した[[効果]]に対して[[《天罰》]]を[[発動]]した場合どうなりますか?~
A:[[効果]]は[[無効]]になりますが、《ネオス・ワイズマン》は[[破壊]]されません。
(08/07/14)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~