*《ネクロ・ガードナー/Necro Gardna》 [#ydb8f128]
 効果モンスター(準制限カード)
 星3/闇属性/戦士族/攻 600/守1300
 相手ターン中に、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
 このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。

 [[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[コスト]]として自身を[[墓地]]から[[除外]]して[[発動]]する、[[攻撃]]阻害の[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[《クリボー》]]とは違い、[[攻撃]]自体を[[無効]]にするので[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]から守る事ができる。~
 [[墓地]]で[[発動]]するため[[ハンド・アドバンテージ]]を失う事がない。~
 この[[カード]]は[[墓地]]へ送られればよいため、[[セット]]しておく事で2回の[[攻撃]]を防げる。~
 しかし、[[墓地]]は[[公開情報]]であり[[《クリボー》]]のように[[相手]]の意表を突く事は難しい。

 [[手札コスト]]のある[[カード]]を多く投入した[[デッキ]]や[[墓地アドバンテージ]]の貯まりやすい[[デッキ]]なら採用しやすい。~
 [[《スナイプストーカー》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]の[[コスト]]には適している。~
 [[《終末の騎士》]]・[[《ダーク・グレファー》]]で[[デッキ]]から[[墓地へ送る]]のも有効で、[[種族]]・[[属性]]が同じなので、[[サポートカード]]を共有できる。~
 また、[[墓地]]の枚数調整が容易であるため、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]とも相性が良い。~
 高速で[[墓地を肥やす]][[【ライトロード】]]でも無理なく採用でき、守りの要となる。

 1度[[墓地]]に落ちてしまうと[[効果]]を[[無効]]化する事が難しい。~
 [[《天罰》]]等で[[効果]]自体を[[無効]]にするか、[[《霊滅術師 カイクウ》]]等で[[除外]]行為を封じるしか無いのである。~
 この[[カード]]を直接[[除外]]する方法もあるが、[[自分]]の[[ターン]]中に[[除外]]しようとしても、[[チェーン]][[発動]]されてしまう。~
 [[《異次元からの埋葬》]]で再利用するのも有効で、[[1ターンキル]]の使い手にしてみればかなり厄介な存在である。

-[[除外]]は[[相手]][[ターン]]の[[ドローフェイズ]]から[[バトルフェイズ]]の[[バトルステップ]]までの間[[発動]]可能、その[[無効]][[効果]]は[[発動]][[ターン]]のみ有効。~
その[[ターン]]に[[相手]]が[[攻撃]]しなかった場合は何も起こらない。~
[[攻撃宣言]]時に[[発動]]すると、その[[攻撃]]が[[無効]]になる。~
[[攻撃宣言]]終了後の[[バトルステップ]]中に[[発動]]した場合も同様である。~

-「[[相手]]の[[攻撃宣言]]時に''のみ''[[発動]]できる」という[[効果]]''ではない''ので誤解しないように。~
[[相手]][[ターン]]における[[フリーチェーン]]に近く、もし[[相手]][[ターン]]中に[[墓地]]のこの[[カード]]が[[《魂の解放》]][[《生者の書−禁断の呪術−》]]等の対象にされた場合、[[チェーン]]してこの[[効果]]を[[発動]]させる事ができるのだ。~
ただし先述通り、[[メインフェイズ]]2でこれらの[[カード]]が[[発動]]された場合は対応できず、[[発動]]によって[[不発]]にすることができない。

-[[相手]]の[[《D.D.クロウ》]]などに[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[除外]]する場合は注意。~
その場合、その[[ターン]]の[[相手]][[バトルフェイズ]]の、''最初の[[攻撃]]を必ず[[無効]]にしなければならない。''~
つまり[[《黄泉ガエル》]]などの貧弱な[[モンスター]]の[[攻撃]]であろうと、1度[[除外]]した以上はもはや[[無効]]にするタイミングは選べないという事である。

-[[《霊滅術師 カイクウ》]]は天敵。~
[[墓地]]からの[[除外]]を封じられ[[効果]]を[[発動]]する事ができず、なす術無く[[除外]]されてしまう。

-[[《シールド・ウォリアー》]]と比べると[[効果]]が使いやすく、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[コスト]]にもできるが、[[ステータス]]がやや低い。~
また、現在は[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[禁止カード]]であるため、これに関しての利点は失われた。

-[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]や[[《古代の機械獣》]]等に[[戦闘破壊]]された場合、[[効果]]を[[発動]]する事はできるが、[[無効]]になる。

-[[1ターンキル]]対策として優秀な[[カード]]だが、[[墓地]]肥やしができる[[【ライトロード】]]は簡単に[[効果]]を使う事ができ、攻めも守りも万能になってしまった。~
また、[[《異次元からの埋葬》]]で何度も使い回す[[コンボ]]もよく使われた。~
このように、[[ビートダウン]]にも難なく投入できる[[攻撃]]抑制[[カード]]として大流行した。~
そして、[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]の[[制限改訂]]において[[《異次元からの埋葬》]]と共に[[制限カード]]とされた。~
しかし同改訂は肝心の[[《異次元からの埋葬》]]や[[【ライトロード】]]の主要パーツが大きく規制されており、この[[カード]]まで規制するのはやりすぎだという意見も多かった。~
[[制限カード]]指定後に投入率が激減したこともあり、[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]で[[準制限カード]]に緩和された。~

--海外版はその性能が評価されたのか、初出から[[スーパーレア>Super]]であり、その後[[レア>Rare]]や[[ゴールドレア>Gold]]として再録、遂には[[シークレットレア>Secret]]まで登場した。

--日本版は入手に少々手間が掛かる[[カード]]であったが、[[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]にて再録された。~
[[DUELIST EDITION Volume 2]]に再録された際には[[スーパーレア>Super]]に格上げされ、相手[[ターン]]中だけに[[発動]]できる[[効果]]であることが初めて明記された。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsプロフェッサー・コブラ」戦において十代が[[使用]]。~
[[《カードガンナー》]]の[[効果]]により[[《E・HERO フェザーマン》]]・[[《E・HERO ワイルドマン》]]と共に[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]。~
そして、自身の[[効果]]により[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]の[[攻撃]]を[[無効]]にし、敗北を免れた。~
「vs[[ユベル>《ユベル》]]」戦では[[《アームズ・ホール》]]、「vsクロノス」(2戦目)は[[通常魔法]]《テイク・オーバー5》、「vs斎王」(2戦目)では[[永続魔法]]《愚者の種蒔き》による[[デッキ破壊]]、「vs遊戯」戦では[[《カードガンナー》]]によって[[デッキ]]から[[墓地へ送られて>墓地へ送る]]いる。~
その[[効果]]のためか、場に出るどころか[[手札]]に来たことすら1度もない。~

--[[効果]]を[[発動]]すると十代の前に半透明のシルエットが現れ、[[攻撃]]を受け止める演出がなされる。~
[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]の時は[[《レインボー・ネオス》]]の[[攻撃]]が[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]に届く前にバリヤーのようなものを張って[[《レインボー・ネオス》]]の[[攻撃]]を止めている。~
[[《E・HERO ネクロダークマン》]]と共に、[[墓地]]から十代をサポートし続けたカードである。

--海外のアニメ版では、日本版と異なる[[イラスト]]が登場している。
//ttp://yugioh.wikia.com/wiki/Card_Gallery:Necro_Gardna

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#o9af7c33]
-[[《E・HERO ネクロダークマン》]]

―類似[[効果]]
-[[《キラー・ラブカ》]]
-[[《幻獣サンダーペガス》]]
-[[《シールド・ウォリアー》]]
-[[《ネクロ・ディフェンダー》]]

-[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]

-[[《ヒーローバリア》]]

-[[《クリボー》]]

-[[《アルカナフォースXIV−TEMPERANCE》]]

―《ネクロ・ガードナー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《アサルト・スピリッツ》]]

**収録パック等 [#p1cf1839]
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP005 &size(10){[[Super]]};
-[[TACTICAL EVOLUTION]] TAEV-JP012 &size(10){[[Rare]]};
-[[デュエリストパック−十代編3−]] DP06-JP005
-[[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]] DT09-JP004

**FAQ [#occ2a70d]
Q:[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではありません。(09/05/27)

Q:[[自分]]の[[ターン]]にこの[[カードの効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:いいえ、[[相手]][[ターン]]の[[ドローフェイズ]]から[[バトルフェイズ]]の[[バトルステップ]]までの間に[[発動]]できます。(08/12/11)

Q:[[相手]][[ターン]]の[[バトルフェイズ]]終了時以降のタイミングでこの[[カードの効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:いいえ、できません。(08/05/30)

Q:[[ダメージステップ]]に[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(09/01/11)

Q:[[攻撃宣言]]後の[[バトルステップ]]中のタイミングでこの[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、その場合でも[[発動]]でき、その[[攻撃]]は[[無効]]になります。(09/05/25)

//Q:[[攻撃宣言]]のタイミングが終了した後から[[ダメージステップ]]に入るまでの[[バトルステップ]]中にこの[[カードの効果]]を[[発動]]した場合、[[無効]]となる[[攻撃]]はどれですか?~
//A:直前に[[宣言]]された[[攻撃]]は[[無効]]にならず、次の[[攻撃宣言]]が[[無効]]となります。(08/05/03)

Q:[[《光の護封剣》]]などによって相手の[[攻撃]]が制限されている場合、自分はこの[[カードの効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:いいえ、できません。(09/05/24)

Q:[[メインフェイズ]]で、この[[カードの効果]]を2回以上[[発動]]した場合、[[無効]]となる[[攻撃宣言]]は何回ですか?~
A:最初の[[攻撃]]のみが[[無効]]となります。(09/05/15)

Q:[[メインフェイズ]]でこの[[カードの効果]]を[[発動]]した後、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]を[[召喚]]され[[攻撃]]された場合、どうなりますか?~
  ([[効果]]の[[適用]]は[[チェーンブロック]]を作りますか)~
A:この場合[[チェーンブロック]]は作られず、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の[[攻撃]]は[[無効]]となります。(09/12/12)

//Q:[[相手]]の[[メインフェイズ]]に《ネクロ・ガードナー》と[[《ヒーローバリア》]]を合計2回以上[[発動]]しました。~
//  この[[ターン]]、[[相手]]の[[バトルフェイズ]]に[[相手]]が5体の[[モンスター]]で順に[[攻撃]]する場合、[[攻撃]]は[[発動]]した回数だけ[[無効]]できますか?~
//  それとも、最初の1回の[[攻撃]]だけ[[無効]]になりますか?~
//A:《ネクロ・ガードナー》や[[《ヒーローバリア》]]の[[効果]]を複数枚[[発動]]した場合でも、[[発動]]後1回目の[[攻撃]]を[[無効]]にします。~
//  [[発動]]した枚数分の[[攻撃]]を[[無効]]にする事はできません。(09/08/04)

Q:[[《カードブロッカー》]]が[[攻撃]]された時、[[効果]]を[[発動]]した所この[[モンスター]]が[[墓地]]へ行きました。~
  この[[モンスター]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:この場合[[《カードブロッカー》]]の[[効果]]にチェーンする形では[[発動]]できませんが、[[《カードブロッカー》]]の[[チェーンブロック]]解決後に[[発動]]する事はできます。(11/08/12)