装備魔法 自分の墓地の魔法使い族モンスター1体をゲームから除外し、 このカード以外の手札の「魔導書」と名のついた 魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。 自分の墓地の魔法使い族モンスター1体を選択して 表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。 また、装備モンスターのレベルは、 このカードを発動するために除外した 魔法使い族モンスターのレベル分だけ上がる。 「ネクロの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。
RETURN OF THE DUELISTで登場する装備魔法。
魔法使い族専用の《早すぎた埋葬》に近い性能を持つ。
効果自体は《早すぎた埋葬》同様だが、墓地の魔法使い族の除外と手札の魔導書の公開が発動条件として存在する。
しかし、手札の魔導書は相手に見せるだけなので、直後に使用すれば情報アドバンテージの損失が無くなり、実質的な消費は墓地リソースのみとなる。
一方、墓地から除外した魔法使い族の分だけレベルが上昇するため、そちらはうまく計算し運用する必要がある。
除外・帰還などとの単純な相性よりも、蘇生したいモンスターに応じレベルを選べる構築を意識したい。
この効果は主にエクシーズ召喚に活用することになるが、《拡散する波動》の範囲拡大などのコンボにも利用できる。
見せた魔法カードをコストとして利用できる《召喚僧サモンプリースト》とは相性がよい。
ただし、このカードでの特殊召喚と合わせ大きく展開できるものの、このカードで特殊召喚したものはレベルが変わるため、4×3は狙えない。
もっとも、《召喚僧サモンプリースト》自身とそちらの効果によるものは4のままなので、その2体でのシンクロ召喚・エクシーズ召喚は可能である。
見せた魔導書をコストにして墓地に送りつつ、このカードで蘇生したモンスターで《魔導法皇 ハイロン》に繋げれば強固な戦線が築ける。
この時、《No.50 ブラック・コーン号》などモンスター対策と並べられればより効果的である。
魔導書関連の魔法使い族以外でも蘇生は行えるので、他の【魔法使い族】でも採用は可能。
その場合、見せるための魔導書としては同名カードやこのカードをサーチ可能な《グリモの魔導書》が候補となる。
《ヒュグロの魔導書》も即座に戦闘補助として消費できるが、《トーラの魔導書》の場合は速攻魔法の利点を潰すため相性が悪いか。
【フォーチュンレディ】では、蘇生に加えてステータスの上昇も見込める。
《早すぎた埋葬》と異なり、装備した後であればこのカードがフィールドを離れてもモンスターは道連れにならず、実質完全蘇生である。
レベルを上げる効果は装備状態で適用されるものであるため、バウンスなどによりレベルを戻しつつ更なる蘇生を行うことが可能。
《聖なる解呪師》を蘇生するとこのカードの再利用が狙えるが、魔導書と魔力カウンターの要素を混ぜた構築が必要となる。
―イラスト関連