*《ネフティスの&ruby(みちび){導};き&ruby(て){手};/Hand of Nephthys》 [#n6a1733f]
 効果モンスター
 星2/風属性/魔法使い族/攻 600/守 600
 このカードと自分フィールド上に存在する
 モンスター1体をリリースして発動する。
 自分の手札またはデッキから「ネフティスの鳳凰神」1体を特殊召喚する。

 [[FLAMING ETERNITY]]で登場した[[風属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[手札]]か[[デッキ]]から[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[特殊召喚]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[最上級モンスター]]を[[特殊召喚]]できるものの、同じ役割をもつ[[《炎王の急襲》]]と比較し、消費も大きく対応範囲も狭い。~
 [[リクルート]]および[[《ネフティスの鳳凰神》]]が持つ[[自己再生]]という性質、さらにそれぞれが[[サーチ]]手段を持つ事からも、両者を組み合わせる必要性は薄い。~

 [[《ネフティスの鳳凰神》]]の強さの源たる[[リクルーター]]。~
 [[デッキ]]からの[[サーチ]]がしやすい[[レベル]]・[[攻撃力]]であるのが利点。~
 [[《見習い魔術師》]]や[[《ドラゴンフライ》]]から[[リクルート]]できるのは大きい。~
 ギミックに必要なスロットが少なく、選択肢の一つに収まることで、[[デッキ]]の[[汎用性]]、展開力を損なわないまま投入が可能。~
 その上で[[自己再生]]能力を備えた[[最上級モンスター]]を[[特殊召喚]]できるため、かなりの安定性・速攻性を誇る。~
 [[《見習い魔術師》]]・[[《ドラゴンフライ》]]を[[積む]][[デッキ]]には違和感なく投入でき、[[《ネフティスの鳳凰神》]]を活躍させることができる。~
 こちらの優位点の一つとして[[手札]]からの[[特殊召喚]]にも対応する点が挙げられるが、[[《ネフティスの鳳凰神》]]自体が[[サーチ]]しやすいわけでもなく、また[[《炎王獣 ヤクシャ》]]を[[リクルート]]する事で結果的に[[《炎王の急襲》]]でも同じような動きが可能である。~
 [[フィールド]]に即座に出せる点は、[[自己再生]]のタイミングが遅い事からも有利な面ではあるが、[[《ネフティスの鳳凰神》]]自体の[[攻撃力]]があまり高くない。~
 主力とするよりも、選択肢の一つとしたり、他の[[カード]]と組み合わせる事を前提として採用される事が多く、こういった場合、無理に単体による制圧の速度を優先させる必要性が薄い。~
 [[自分]]の[[フィールド]]の状況に影響されない点も、[[リリース]]を要求するため余計に手間がかかる。~

 [[《切り込み隊長》]]・[[《ゴブリンドバーグ》]]・[[《スケープ・ゴート》]]・[[《黄泉ガエル》]]・[[《召喚師セームベル》]]・[[《俊足のギラザウルス》]]・[[《二重召喚》]]・[[《血の代償》]]等と併用して速攻を仕掛けることもできる。~
 [[コントロール奪取]]した[[相手]][[モンスター]]と共に[[リリース]]するのも効率が良い。~
 あえて優先させるとすれば、[[《見習い魔術師》]]や[[《ドラゴンフライ》]]など、この[[カード]]自身を展開する手段を採用する[[デッキ]]で、[[《ネフティスの鳳凰神》]]の[[効果]]を利用したい場合が考えられる。~
 また、[[フィールド]]に残りやすい[[《ユベル》]]系統と組み合わせるならばこちらのほうが都合が良い面もある→[[【ネフユベル】>【ユベル】#w0c356b3]]。~
 この[[カード]]が[[《リビングデッドの呼び声》]]だけでなく[[《リミット・リバース》]]にも対応するお陰で、幾分か連携は取りやすい。~
 ただし[[《炎王獣 ヤクシャ》]]は[[《ユベル》]]との[[コンボ]]が可能であるため、競合自体は考慮する必要がある。~

 かつては[[【ネフロード】]]として[[メタ]]の一角を占めるに至ったが、[[《ネフティスの鳳凰神》]]自体が徐々に力不足になり、この[[カード]]も使いにくくなってしまった。~
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]に関しては、より[[リクルート]]しやすい[[《炎王の急襲》]]が登場した。~
-「ネフティス(Nephthys)」については[[《ネフティスの鳳凰神》]]参照。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHANPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード]]では、[[自分]]の場にこの[[モンスター]]を含め5体いるとき[[効果]]を使えないバグがある。

--[[DUEL TERMINAL]]でこの[[カード]]と[[《ネフティスの鳳凰神》]]をスキャンすると、隠し[[デッキ]]「鳳凰神の復活」を使用できる。~
ただし、[[《ダンディライオン》]]が[[サポートカード]]として積まれているものの[[リリース]]要員を確保するのは少々難しい。
--[[WCS2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]では、対戦[[相手]]の[[《ネフティスの鳳凰神》]]の[[【ネフティス】]]に当然入っているが、何故かこの[[カードの効果]]を[[発動]]できる状況においても[[発動]]しないことが多々ある。~
もちろん、[[伏せカード]]を警戒しているわけでもない。

-神話・伝承において―~
「ネフティス(Nephthys)」については[[《ネフティスの鳳凰神》]]参照。

**関連カード [#w8386a49]
-[[《ネフティスの鳳凰神》]]

-[[《真海皇 トライドン》]]

**収録パック等 [#a4d5923a]
-[[FLAMING ETERNITY]] FET-JP006 &size(10){([[N-Parallel]])};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP126
-[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]] DT11-010

**FAQ [#fc0d3a32]
Q:[[《クロス・ソウル》]]を発動していた場合、「[[相手]]の[[モンスター]]1体」と「[[自分]]のこのカード」を[[リリース]]して[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、可能です。(07/03/26)