遊戯王カードWiki - 《ハーピィ・クィーン》のバックアップ(No.47)

《ハーピィ・クィーン/Harpie Queen》 †

効果モンスター
星４/風属性/鳥獣族/攻1900/守1200
このカードを手札から墓地に捨てる。
デッキから「ハーピィの狩場」１枚を手札に加える。
このカードのカード名は、フィールド上または墓地に存在する限り
「ハーピィ・レディ」として扱う。

　攻撃力は下級鳥獣族の中でも《ハーピィ・レディ・ＳＢ》等を抜いて最高となっている。
　《ハーピィの狩場》の効果をより活かせる点で、ハーピィとして扱う効果自体が強力な付加効果といえる。
　この効果は、フィールドと墓地限定のため、さらに３体の《ハーピィ・レディ》をデッキに入れることができるからである。
　高い攻撃力に加えてデッキのフィールド魔法との交換も可能なため、【ハーピィ】では３枚積み確定の必須カードとなる。
　【鳥獣族】でも《ハンター・アウル》と共に主力アタッカーとして活躍する。

　前半の効果のコストおよび後半の効果は、《ヒステリック・パーティー》を使う時に大きな助けとなる。

　デュエル後半に自分の墓地が肥えていれば、自分のフィールドをハーピィで埋め尽くすことができる。
　《ハーピィ・レディ》を《地獄の暴走召喚》すれば、墓地に存在する《ハーピィ・クィーン》も全て特殊召喚できる。
　ただし、《万華鏡－華麗なる分身－》・《バード・フェイス》によってデッキからサーチすることはできない。

同系列の効果をもつ《天空の使者ゼラディアス》《ジェネラルデーモン》《Ｅ・ＨＥＲＯキャプテン・ゴールド》らは軒並み攻撃力2100。
このカードが攻撃力1900であるのは《ハーピィの狩場》発動下では攻撃力2100になるためであろう。
その代わりと言うべきか、上記のメンツと異なり自壊しないのでフィールド魔法が無くても蘇生してアタッカーにできる。

イラストは《ハーピィ・レディ》よりも《ハーピィ・ガール》に近いマスコット的なカードである。
海外版のものは露出度を下げるための修正が施されている。
また、他のフィールド魔法をサーチするモンスターの背景にはそのフィールド魔法のイラストが描かれているのに、このカードには描かれていない。
おジャマな物が写っているためだろうか？

原作・アニメにおいて―
原作の｢王国編｣で孔雀舞が《ハーピィ・クイーンズ》なるモンスターを使用している。
しかし《ハーピィ・レディ三姉妹》に王冠を付けただけのモンスターであり、このカードとの関連は無い。

コナミのゲーム作品において―
遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008では漆黒の世界で《ハーピィ・ガール》とタッグを組んで登場。
一人称は「わらわ」。
また、DUEL TERMINALで孔雀舞がこのカードを召喚すると専用のボイスと演出が入るが、上記の通り原作・アニメで彼女がこのカードを使用したことはない。