速攻魔法 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターはこのターン戦闘では破壊されず、 攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで半分になる。
※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。
STARTER DECK(2010)で登場した速攻魔法。
モンスター1体の効果解決時の攻撃力を半減し、戦闘破壊耐性を付与する。
相手に使用する場合には基本的に《収縮》の下位互換である。
戦闘破壊耐性が付与されることで、相手の攻撃力の高いモンスターを破壊できず、除去に関しては圧倒的に劣る。
自分のモンスターに使い、戦闘破壊を防ぐ使い方もできる。
その場合、攻撃力は半分になるため、当然攻撃表示では大きな戦闘ダメージを受ける事になる。
守備表示モンスターに対し使えば、貫通以外での戦闘ダメージを受けずに済む。
同様の運用は手札から発動できる《ガード・ヘッジ》でも可能である。
あちらは1度の戦闘にしか対応しないため、どうしてもモンスターを戦闘破壊から守りたいという場面であれば、こちらの効果の方が頼もしいだろう。
しかしその用途で使うのであれば、全てのモンスターの戦闘ダメージ及び戦闘破壊を防ぐ《和睦の使者》の方が使いやすい。
他には、《奈落の落とし穴》を回避するといった運用は問題なく可能である。
このカードの主となる用途は、相手モンスターをサンドバッグにすることだろう。
《キメラテック・オーバー・ドラゴン》や《V・HERO トリニティー》、《ポセイドン・オオカブト》とのコンボで1ターンキルを狙うことも可能。
相手にサンドバッグを与えるなら《マシュマロン》+《強制転移》・《ギブ&テイク》等の方法もあるが、こちらは相手に表側攻撃表示のモンスターさえいれば、これ一枚で実現できる。
また、《ミスト・ボディ》よりも妨害されにくく、貫通効果も付与しておけば、裏側守備表示のモンスターに対しても使える。
【剣闘獣】では上記のどちらの用法からでも剣闘獣の効果によるリクルートに繋げる事が出来るため、相性がいい。
相手モンスターに使用した場合でも《剣闘獣ムルミロ》のリクルートや《剣闘獣ガイザレス》の融合召喚に繋げる事で相手モンスターを破壊できる。
ただ、相手モンスターを弱体化させるなら《収縮》等の方が戦闘破壊もできるため扱いやすく、自分のモンスターに戦闘破壊耐性を与えるなら戦闘ダメージも防げるうえに自分のモンスター全体に戦闘破壊耐性を与えられる《和睦の使者》等もある。
そのため、こちらはこのカード1枚で両方の用途を使い分けられる点で差別化したい。
Q:ダメージステップ中に発動できますか?
A:はい、発動できます。(10/03/21)
Q:このカードの効果が適用されたモンスターが裏側表示になった場合、戦闘で破壊されない効果は適用されなくなりますか?
A:はい、その効果は適用されなくなります。(10/04/11)